徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

エスパルス対FC東京

2020-10-15 11:25:43 | サッカー(エスパルス編)

今日奥様の足の手術の日です。16時半開始予定です。それまでに保険証を預かり、市役所で高額医療制度の申請をしに行って来ます。手術に当たって、下半身麻酔をするので、痛み等は無いはずですが、奥様はボルトを打ち込む音とかを聞きたくないとのことで、耳栓が欲しいと言っております。どこに買いに行けばよいのか?

 

昨日は、エスパルスの試合がありましたが、

いつも通り私は仕事だったので、

リアルタイムで見ることが出来ませんでした。

前にも書いた気がしますが、それが残念でない私がいます。

今回は、正直まだダイジェストさえ見ていません。

閣下は、1-3での敗戦。

スコアをまず見た時思ったのが、

0-3になってからの終了間際の得点という試合展開でしたが、

実際は、

22分 田川亨介

55分 永井謙佑

         79分 ジュニオール ドゥトラ       

90+2分 アダイウトン

 

途中までは私の思った通りの展開でしたが、

最後だけ、突き離されたという意味で、

さらに悲しい結末でした。

 

話はちょっとズレますが、

スポーツでは、良くジャイアントキリングが起きます。

原因には2種類あると私は思っています。

一つは上位者(上位チーム側)の問題。

もう一つは下位者(下位チーム側)の問題です。

モチロン、同時に起こる場合もありますが。

 

上位者(上位チーム側)の問題です。

例えば、下位者に対し、

勝つのが当然と言うプレッシャーだったり、

バイオリズム的に不調期になっていたり、スランプだったり。

そんな感じで、実力が発揮できないケースです。

一方、下位者(下位チーム側)の問題です。

前にもどこかで書きましたが、

「無我夢中」と言う言葉があります。

「無心」と言い換えることもできます。

もちろんその裏に努力がなくては実現できませんが、

無心で戦った時に、120%の実力が発揮される時があります。

すると、上位者は、「あれ?」と言う感情が発生し、

さらに「こんなはずじゃなかった!」、

という気持ちが相手に芽生えたらチャンスです。

 

さて、翻って今のエスパルスを見ると、

無心や無我夢中の境地とは無縁?程遠いパフォーマンスです。

何となく試合をして、

集中力を欠いて、

見ている限りシャカリキ(夢中になって何かに取り組むこと)

と言う事はなく、

直向きさ、我武者羅さ、まあ言葉は何でも良いのですが、

必死さが全く伝わってきません。

多分、心の奥底にあきらめがあるのでは?

って思ってしまいます。

私のこの思いが間違っていることを祈っていますが。

 

今のエスパルスにピッタリの言葉を最後に載せておきます。

松浦静山の剣術書『剣談』より(後ろにようやくがあります)

予曰く、勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。
問ふ、 如何なれば不思議の勝ちと云う。
曰く、 道に遵い術を守るときは其の心必ずしも勇ならざると雖ども勝ちを得。
是れ心を顧みるときは則ち不思議とす、故に曰ふ。
又た問ふ、 如何なれば不思議の負けなしと云ふ。
曰く、 道に背き術に違う、然るときは其の負け疑ひ無し、故に云爾(しかいう)。
客乃ち伏す」 

(要約)
「負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、その試合中に何か負ける要素がある。勝ったときでも、何か負けに繋がる要素があった場合がある。
試合に勝つためには、負ける要素が何だったか、どうしたらその要素を消せるかを考えて行く必要がある。
 また、もし勝ち試合であっても、その中には負けに繋がることを犯している可能性があり、その場合はたとえ試合に勝ったからといって、その犯したことを看過してはならない。」

コメント (2)
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