駅伝競技は日本発祥のスポーツと聞いています。競技としての最初の駅伝は、東京奠都50周年記念として読売新聞が主催し1917年4月27日に行われた「東海道駅伝徒歩競走」らしいです。京都から東京の不忍池まで、23区間約508キロを走り抜ける競争。関西組と関東組に分かれて競争し、この時の関東組のアンカーは金栗四三選手だったようです。プチ情報でした。
昨日のブログにも書いた通り、
本日は第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会、
(クイーンズ駅伝)が行われました。
クイーンズ駅伝は、実業団の女子駅伝の日本一を決める大会で、
1981年に開催され、
昨年は、積水化学が大会新の2時間13分03秒で悲願の初優勝。
今年は16年振りと言う久し振りで資生堂が優勝しました。
そうは言っても、ダントツの優勝候補だった資生堂なので、
順当勝ちの優勝でした。
優勝タイムも、大会記録を再び更新する2時間12分28秒でした。
資生堂のメンバーは、
1区木村友香
2区佐藤成葉
3区一山麻緒
4区ジュデイ・ジェプングティチ
5区五島莉乃
6区高島由香
1年前は、木村友香、樺沢和佳奈、佐藤成葉、
ジュデイ・ジェプングティチ、五島莉乃、高島由香で2位。
今年の3月に一山麻緒選手がワコールから移籍。
(陸上で移籍は珍しい?)
今回の出場選手6人中、世界陸上やオリンピック出場経験者が4人。
区間賞はこんな感じでした。
区間 氏名 チーム 記録
第 1 区( 7.6km) 木村友香 資生堂 23:29
第 2 区( 3.3km)卜部蘭 積水化学 佐藤成葉 資生堂 太田琴菜 JP日本郵政グループ 内藤 早紀子 パナソニック 10:11 (4人が同タイム)
第 3 区(10.9km) 新谷仁美 積水化学 34:08
第 4 区( 3.6km)ジュディ・ ジェプングティチ 資生堂 10:54
第 5 区(10.0km) 五島莉乃 資生堂 31:40
第 6 区(6.795km) 佐々木梨七 積水化学 20:54
優勝争いよりは8位のシード権争いの方が面白く、
8位に第1生命グループが2時間17分39秒、
9位に九電工が2時間17分44秒と5秒差でした。
来季のシードチームは、
1. 2:12:28NGR 資生堂 (東日本)
2. 2:14:29 積水化学 (東日本)
3. 2:15:15 JP日本郵政グループ (東日本)
4. 2:15:47 エディオン (中国) 予選会10位
5. 2:15:49 ダイハツ (関西)
6. 2:16:15 豊田自動織機 (中部) 予選会12位
7. 2:16:26 パナソニック (東日本) 予選会1位
8. 2:17:39 第一生命グループ (東日本) 予選会4位
と4チームが予選会勝ち上がり組でした。
実業団も大学ほどではないにしろ入れ替わりがあるので、
シード権を維持するのは大変なようです。
来年の大会が今から楽しみです。
ところで、1区区間賞の木村友香選手(資生堂)は、
確か静岡市籠上中出身。
2区6位の清水真帆選手は静岡市由比中学出身。
東日本女子駅伝1区で区間賞を取ったこともある実力者。
結婚されて引退と聞いた気もします。
こうしてみると、静岡県出身者も結構早い選手が多いんですよね。
余談ですが。
さて、今年の目標である年間読書150冊。
254冊目です(今年330日目)
「完本 密命 巻之十五 無刀 親子鷹」佐伯泰英
勝手に評価10点満点中7点
父子・金杉惣三郎と清之助は、柳生新陰流の祖・柳生宗巌ゆかりの地に逗留する。その噂を聞きつけた近隣諸藩から稽古願が殺到し、金杉親子を師範とする“柳生大稽古”が開催されることに。ところが、さる立会いに際し突如「参りました」と惣三郎が平伏。どよめく柳生の面々を前に、惣三郎の胸中やいかに!?瞠目の「密命」シリーズ第十五弾。
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