乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

もののけ姫の富士山

2008年11月20日 | 景色

母母峠近くの岩山の上から南を見た景観です。ず---っっっと広がる森の向こうに富士山が望めます。林道がちょっぴり見えますが,家は一軒も見られません。「大昔の景観はこんなだったんだろうなあ」と思える場所です。知らず知らず,耳の中では「もののけ姫」のタイトル曲が流れています。
南の空がこのように開けていて,しかも標高が高いので,カノープスが見やすいのではないかと思うのですが・・・(2008年11月20日 観察)
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魚のうろこ?

2008年11月20日 | 水・氷雪・霜
枯れ葉から「霜」が「生えて」いました。目を近づけて見ると,とってもオモシロイ。だって,まるで魚のうろこのように見えるんですもの。六角形をしていて,その六角形の中に同心円状に六角形の模様も見えます。霜がどのように成長したかを教えてくれている模様なんだと思います。(2008年11月20日 観察)
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綿あめ? 水飴細工?

2008年11月20日 | 水・氷雪・霜
乙女高原は霜柱王国です。雪があまり降らない年末なら,何段重ねもの,巨大な霜柱を見ることができます。
さて,この霜柱をじっくり眺めていると,どんなふうに出来たかが想像できます。それは,綿あめを作るのに似ているんじゃないかと思われます。ざらめを熱で溶かして,それが細かい穴から吹き出ると瞬間的に固まって,綿あめの「線維」ができますが,霜柱の場合も同じように,地面の「土の細かい穴」から毛細管現象で水が出てきた瞬間に凍り付いてしまい,土の中からは,さらに毛細管現象で水が押し出されたり,凍った水が中の水を引っ張り出してくるので,あのような,水飴細工みたいになるのではないでしょうか?(2008年11月20日 観察)
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