この日は乙女高原案内人キャンプの日。ちょうどその夜,乙女高原で灯火に集まる昆虫類の調査がありました。灯火にはおもにガが集まっていましたが,その大きさといい,形といい,色といい,デザインといい,まさに千差万別。生物多様性を感じる一瞬でした。
夏の間は茶色くて,毛むくじゃらで,「海老殻(えびがら)」という名前も納得できる風貌でしたが,中の実が熟して,殻からはみ出てくるころになると,「やっぱり木イチゴだよね」と思えます。エビガライチゴの実です。食べてみると,粒が多くて気になりますが,甘くて美味しいです。ただし,カメムシなどの先客がいることがありますので,注意してください。