湿地の谷地坊主(群落)は、まさに生きている美術館だなあと思うことがあります。
谷地坊主が整然と並んでいる姿もですが、一つ一つに個性があります。
これは「白いライオン・レオが崖の上にたたずんでいる」・・・ようにも見える谷地坊主です。
写真の中に、バッタが3匹写っているのがわかりますか?
いずれも死んでいます。近くにはさらに4匹のバッタの死体がありました。
今日1日、遊歩道を歩いただけで、「草にしがみつきながら死んでいるバッタ」を100匹以上見ました。
謎の変死体です。
そうそう、そのうちの1匹は生きていて、前足・中足は動きませんが、盛んに後ろ足をバタバタさせていました。
つまり、バッタは生きているうちに前足・中足がマヒしてしまうので、「しがみつきながら、死を迎える」という不自然な姿を見せているのだと思いました。
だって、「う・・・・バタン」と死んで、「ドタン」と下に落ちるのが自然です。それが、草にしがみつきながら死んでいるのですから・・・変死体です。