土曜日すごく雨が降ったけど
穏やかな気候。
色々様々あるけれど
同じように製造してゆく。
子供の頃からあったと思う、
手書きの電話帳。
ア、カ、サ、タ、ナ〜
母の字、父の字、懐かしい。
これもちょっとした財産。
この中に兄嫁の実家の番号が
絶対あるはずだと見てたけど
どう見ても見つからない。。。
あなたの娘の至らなさを言いたいのに。
そういえば合わなくなってもう3年。
平日はウチの前を横切って仕事に往復。
3年間何を思いながら通ってるのか。
兄ともそろそろ2年。
休日の落ち着いた黄昏時に
思い出したりはしないのか。
母とは週1回面会に。
そこで
今までのお礼を言っている。
伝わってるのかは分からないが
ありがとう
ありがとう と言う。
兄夫婦は
母が生きてるうちにお礼を
言うつもりは無いのだろう。
そうならば怒っても仕方がない。
そして
そんな人たちに会いたくは無い。
怒りから恐れ、に変わってきた。
心境の変化の後
最近電話帳を見ることがあった。
昔の取引先とか、懐かしい。
昔の従業員さんたち、懐かしい。
歴史の詰まった電話帳。
大事に置いておこう。
ふと
あれ?
薄く浮かび上がったみたいな文字で
兄嫁の実家の電話番号があった。
ははは
乾いた笑いが出た。
怒りが無くなったからか。
親父のマジックかな。
人生は不思議で面白い。
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