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https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20201017-567-OYT1T50140
こうなることは,緊急事態宣言発令時からわかっていたこと。いや,僕の知見でなく三浦瑠麗さんを始めとする先見の明ある人々が警告していた。
「コロナ対策でリモートワーク」なぞ甘い。甘ったれた話である。廃業に追い込まれた人々は,リモートワークなどできない人々。お金が回らない恐怖は,自営業を経験したり身近に感じたことのない人々にわかる話ではない。人間は「体験したこと以外,本当に語れない」のだ。
なんでもかんでもリモートワーク,には一貫して反対してきた自分。できない業界・職種がある。僕の職種も不可能に近い。5割できるかもしれないが,実際にやってみると緊急避難でしかなかった。いまも,全員出勤している。さすがに時差出勤はとくに負担にならないのであっというまに広まったが。
大学入学共通テストでは,思い切って「無症状の人なら受験可能」という英断が下された。ようやく「無症状の人々をあぶりだすことなど無意味」とはいわないが「そこまですることはない」とわかったからできる判断。
すでに,2020年初から10ヶ月以上,人々は大なり小なり恐怖にさらされている。楽しい飲み会も宴会もできないまま,自分も新入職員と仕事をしている。
僕の父の業務でも,いわゆる「受付業務」などはすべての会社がオンライン化された。つくづく,20年以上前からインターネットとPCへの理解を深めるよう学習させておいたのはよかった。85歳になる父は現場作業にも出ているし,オンラインでの見積もり作成など,サラリーマンである自分なぞ比べ物にならないぐらい「強い」。
だが,恵まれた環境にある人々だけでないということをあぶりだしたのが,表題の事実。
世の中は,ブルーカラーだけでもなく飲食業だけでもなく,事務職だけでもなく,風俗だけでもなく,さまざまな業種が複雑に関連して動いている。
「夜の街」として摘発行為に走った悪の権化・小池百合子。危険をあおって自分は涼しい顔で過ごす。高額報酬で知られる開業医なぞもっともデマによって怯えてきたであろうに,そうした「世の中の仕組み」を無視して,「ステイホーム」などと言い切った。
しかし,都民の多くが小池百合子に扇動されて平気な顔をしていたのも滑稽である。
南斗水鳥拳でこの時代を切り刻む。容赦なく