たしか前にも行ったことがある地下道。そこにまたポスターが掲示されていた。
ふと広報誌で見た『ガンダム』関連の記事。まあ遠くない。行ってみよう。
かつて『ガンダム』は,サンライズのあった上井草がその聖地だったと記憶している。
しかし,お世辞にも上井草は交通の便がいい場所でなく,さらには「こ,ここが東京23区」のような衝撃を得た。まあ,正直言って練馬区との堺にあり,不便この上ないところだった。各駅停車しか停まらないしね。
それが,サンライズは杉並区でも荻窪に移転した。そのビルも見てきたが,まあ,ただの高層ビルだった。上井草にあったときは「ここかあ」と一発で外観からわかる建物だったが,フツーの高層ビルになってしまった。
しかし,このポスターや街を歩いてみると,杉並区と荻窪が「アニメとタッグを組んでいる」ことは明らか。街中にガンダムのフラッグだらけだし いやいや,よく見ると東京ムービーやらタツノコプロも関係しているようだ。
「町おこし」という言葉が使われるようになったのは,記憶では「ふるさと創生事業」として竹下登がばら撒いた巨大公共事業が鮮明だ。あれのおかげで温泉施設ができたところもあるが,やはりバブルの産物で「虚業」だったと思う。
そこへ行くと,このサンライズ移転,おそらく自治体からの要望があっただろう。なにしろ,不便極まる上井草(地価やら税金は安価だったかもしれないが)。一方で,JRと地下鉄・計4路線が走る荻窪。利便性は比較にならない。
それにしてもいろいろな「ガンダム」があるものだ。開催期間はもうすぐ終わり(12/18まで)なので,まあ,暇のある人は行ってみてください。ポスター見るだけなら10分で終わってしまうけどね。