オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【叔父の葬儀に名代で】やってみるとわかること・やってみないとわからないこと・年齢を重ねないとわからないこと。

2024年10月16日 20時54分33秒 | オズマの独り言

 叔父が87歳でなくなり,体調不良の続く父の名代として1日参列してきた。

 結論は「やってみるとわかること・やってみないとわからないこと・年齢を重ねないとわからないこと」があるということに尽きる。

 母方で強烈に印象深いのが,祖母99歳の葬儀だった。それはもう「お祭り騒ぎ」で,祖母からしたら孫にあたる僕らがいくら社会人とはいえ,花輪まで出すことになっているとは しかも,花輪の真ん中に「缶詰・ビール一式」が飾られるという,とても東京では考えられないものだった。いまでも「ゾッ」とする田舎の葬式である。

 父方ではそれほど強烈な葬儀の記憶がない。祖母が30年近く前に亡くなっているのだが,まだ自分は「傍観者」に過ぎなかったからだ。

 今回の叔父の件では「子どもの居ない夫婦」の葬儀の大変さを実感した。端的に言えば,位牌・遺影・お骨をもつ人数が必要で,この時点で3名の協力者を要するのだ。

 自分は,当初献杯の挨拶だけかと思っていたら,要所要所で「これは親族である自分がやらないと」という場面に出くわした。たとえばお金の精算,骨壺に収める役目も名代としては当然やるべき任務ということである(もっとも,終始「貴重な勉強なのだ」と思っていたから辛くなどなかった)。

 若くして父母を失った人も多いだろう。その大変さが想像できないが,いま本当にわずかながら「ちょっと足元まで寄って」きたという実感がある。

 そんな叔父は1ドル360円時代に海外勤務が7年間あった。だから,後期高齢者なのに保険料自己負担が3割だったこともわかった。自分の父母など年金暮らしなので1割だが,こうして身近に3割負担の人がいることも知った。

 僕がフォローしている方の最近の記事ではとてもよい言葉が紹介されていた。それは「つらい人選手権」である。

 みんな生きている限り辛いことはあって,その感じ方は人それぞれなのに,やれ「そんなの辛いうちに入らない」とか「こっちの方がもっと大変だった」などという。そんな不毛な争いは「つらい人選手権が開催されましたね」といえば比較的丸く収まる,というものだった(と理解している)。

 釈迦も同じ考えだったのではないか。

 だからこそ,如来になるため弥勒菩薩は56億7千年という年月を経て衆生を救いにくるという解釈がされたのではないか。そう,逆説的だが「天文学的な数字」だからこそ「弥勒菩薩に頼りきるなど愚かなこと」であり,そもそも人間はいつになっても悟りなど開けないということが暗示されているのではないか

 また何かの機会,というより父の様態が落ち着いたら(手術を近々に行う;おそらくこれが最後の手術だろう),叔父の住んでいたところに行ってみよう。けして近くないが,国外でもないわけだしね。


【バークレイ・パワーベイト】ほぼ廃盤になってしまったのが悲しいが,探せばまだある!

2024年10月16日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 バークレイ・パワーベイトについてもう少し書いてみたくなった。

 本家のHPを見るとさみしいラインナップ。

 自分の記事でも「霞クロー」などをネタにしているのが2010年頃。その頃までは普通に売っていたはずだが,当時の自分はハードルアーばかりだったので,これまた詳細な記憶が不鮮明

 日本国内では,味付き・匂い付きワームは,1993年の「エコギア」(当時はマルキュー扱い)が最初だったはず。

 もれなく自分も購入したが,「バッシンシャッド」「シャッドラップ」「バイブラシャフト」といった海外製ルアーが円高差益で激安だったせいもあり,ワームに本気になることはなかった。

 そしてほどなくしてバークレイ登場となるが,当時は「自作ラバージグ」などもやっていたので,なぜか主力にならなかった。

 覚えているのは,八郎潟初めての釣行だった1996年。そこで,アシ島をバークレイ・パドルで撃つと入れ食いだったこと。ボートの操船は後輩にまかせて入れ食いだったので,ずいぶん嫌味を言われたものだ

 いやいや,「エコギア」の次に「ノリーズ」で「エスケープ」「パーティワーム」が発売されたことも思い出した。

 佐原にあった,当時護岸されていなかった新八間川を見つけてかなり釣っていたが,そこにこれらを投入するともっと釣れ...る前に,バズベイトとセンコー,フォローでスライダーワームを使っていたっけ。1996年頃だろう。

 そんな感じで,なぜか現役時のパワーベイトでは釣れているものの評価していなかったかもしれない。若さゆえの過ちというところだろう。

 当時のカタログもないわけだが,ぼんやり記憶でフリマで探すと出てくる・出てくる

 どれも高価でなく安心価格。中古店に流通がないと思っていたら市場が変わっていたのか。

 そうそう,この写真の「フォーミュラ強度2倍」にもビビビと来たっけ。そして釣っているのに,当時はクランクとスピナーベイトの方がとにかく数が釣れたんだよなあ...。