オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【釣りキチ三平・アニメ】やっぱり漫画原作がよかった!! 演出次第だったろうネ...。

2024年08月01日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

【29~55話】釣りキチ三平 2024年8月19日(月)まで 全109話 期間限定イッキ見!【公式アニメ全話】



 本放送時,すでに原作を読み込んでいた。本放送時の自分は小学校高学年~中学校だった。

 その当時感じたことをまた感じてしまう。

 原作で重要だったイントロなどがいきなり省かれていて,アニメならではの昇華がされきっていない

 もし,演出が出崎統さんだったら「おしゃれ」になってしまっただろう。「三平」の世界観を語るには,釣りや自然に対して「原則がわかっている」人でないとできないから,非常に難しい注文だと思うのだが...。

 「有明海のムツゴロウ」で重要なイントロとして,肥前鹿島の町並みで昔ながらの茅葺きなどが減っていることを魚紳さんが指摘すると,「そんな感情は都会もんの感傷であり,田舎だって文化的に暮らす権利があるのでは」という問答がある。

 これらの問答は原作でずっと貫かれており,それが子供にもよくわかったもの。

 だから,「釣りの勝負に五分も何もない」し,「大きな魚を釣るのも小さな魚を釣るのも,釣りとしては同じ」というところに幼いながらも感動した。

 まあ,アニメでいいのは魚紳さんの声が野沢那智ということ。三平君は野沢雅子だから,W野沢だったのだ。いま気づいたけど

 見ないよりはいいが,いまの若い人が見てもわかるかなあ,とも思う。そもそも,「釣り」そのものの人気がどこまであるのかわからない時代だし。

 1980年代,こんな複雑なことは考えたことはなかったな...


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