
久々に歯科健診に行ってきた。
以前のペースなら3-4ヶ月に1回。つまりは一年に3回だったはず。ところが,以前通っていた歯科医の態度が,いやいや,口上が正直気に入らなくなり,行かなくなってしまった。
そして7/2,意を決するほどでもないが,数年ぶりという近所の歯科医へ。まさに近所。歩いて1分である
。
予約して,16時から歯科衛生士の方の指導の元,まずは歯周病チェック。
歯周ポケットが3mmあったら危険水域ということらしいが,概ね2mm以下。ただし,懸念されていた奥歯は,下がわるくて6mm
。どうりで,いかにも「ポケット」が空いていたという自覚はあったのだが,数値と実際を見るとよくわかる。
幸い虫歯はなく,レントゲン撮影後に歯科衛生士の方が,手際よく作業していく。
手作業(もちろん専門の器具だが)で歯石をとったり,フロスで頑固な歯石をとったり,器具でクリーニング。
なによりありがたいのが,丁寧な「歯磨き指導」だった。僕の症状を見ただけで「右利きですかね」などと見抜いたり,力技でやっていることがバレバレ
。やはり,歯磨き粉のつけすぎはよくないということも言われた。
それでも商売じみたこともなく,「定期的にチェックしていけば大丈夫ですよ」とのこと。実に安心な一言だ。我ながら3食後に歯磨きをしているが,それでも20代までは何かと歯科医に行っていたような記憶があるだけに。
最後に,このように試供品もくれた。歯科医だから在庫があるのはともかく,いままでもらったことなどない。試しに使ってみたいとドラグストアで迷っていたものもあるので,とりあえずラッキーだ
。
お会計はわずか4180円。
高いと思う人が居るかもしれないが,歯医者通いをしないで済むのだから安い。飲み会1回程度で安心と自信を手に入れたのだ。
そういえば,こうした歯科医の多さも東京ならではのもの。歯科と耳鼻咽喉科だけは西洋医学であっても好きな部門。それは,外科的要素が強いこと。薬出してオシマイ,ではないということだ。内科医でも,先日お世話になった凄腕の先生は居るが,なかなか出会えないよね...。
近所に何十軒もの歯科医があり,迷ってしまうことも確かだが,21世紀仕様の歯科医とは実に合理的であると今回も唸った。
とにかくご指導頂いたように「磨きすぎず/磨き残さず」で続けていこう。
とりあえずはっきりしているのは,会社で歯磨きをしているのはごく少数だということ。ホント,痛くなってからでは後悔しますよ。