超久々に,ボウズ覚悟でもいいから真冬の土浦旧港にでも行ってみようかと調べると,港湾内全面釣り禁止だって。
まあ,僕の家からは交通費だけで往復3500円近く,レンタサイクルプラスで500円として,交通費が最低4000円はかかるのだけどね。
土浦旧港へ初めて行ったのは,1994年度バサーオールスタークラシック観戦のため,友人Kと行ったのが鮮明だ。
当時は新港で釣りもできたが,「混雑している場所じゃなくて,表彰式まで釣りしよう」と行ったのだ。
釣果はともに1匹ずつ。自分はフットボールジグ,友人はトーナメントワーム8インチテキサスリグだった。
ただ,初めて行ったときにして,「これ,ヤバイんじゃないの」と感じるのが,まずはゴミ問題。
釣り人のゴミがやけに多かった。
まだバスブーム前だったのに,釣り人の多さは半端じゃなかった。1994年にはすでに北浦・霞ヶ浦のドックの多くが閉鎖されていたので,「港での釣り」雰囲気が味わえる貴重な場所だという感じだったのに。
電車ですぐの場所なのに,港湾内にクルマを停める人も多かった。あれでは深夜・早朝に騒音問題が相当あっただろう。
そして,これは推測だが,アメリカナマズの大繁殖によりヘラ釣りの人々が魚を殺す。その異臭で近所迷惑にもなっていたのであろうことも推察できる。
琵琶湖では,瀬田川だったが,駐車場不足のため,お寺の駐車場に停めて釣りをさせてもらえた。そして振り返ると,瀬田川だけなら電車で釣りに行ける。交通費は高いが,東京からの往復わずか4時間で琵琶湖日帰り釣行だ。
つくづく,メトロリバーと守っている漁協,有志でゴミ拾いする方々に深謝したい。少なくとも,メトロリバーで「魚殺し」はされていない。さらに遊漁券が原則必要だから,これも釣り場の維持に役立つ財源のはず。
土浦も,「港湾利用金」として1日500円ぐらいで利用させるという方法はなかったのかな 霞ヶ浦が海区扱いなので簡単ではないけれども,釣り人が周囲に落としていったお金はけして無視できないはず。
なにより危惧するのは,流入河川に人がさらに集中しているであろうこと。土浦新川,備前川,桜川,花室川といったところが周辺での河川だが,どうなっていることやら...。
これで,もう土浦に釣りで行くことはなくなった。悲しい現実だが,粛々と僕はメトロリバーで釣っていこう。