オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2024/03/16 メトロリバー 「ようやく年間入漁券を購入できた」の巻

2024年03月16日 18時35分40秒 | 2024オズマのバス釣りレポート


久々にIDポイントへ行った。

 今回の釣行目的は入漁券の購入である。ウム,完全試合を達成してしまったのだ。アタリはない

 IDポイント自体,毎年4月下旬ぐらいから行っていた。だが,着いてみると釣り人の姿あり

 声を掛けていただいたバサーに「あのポイントは,2月は爆釣だったんです」なんて話を伺う。

 メトロリバーそのものが,やはり2月は調子がよかったようである。それは「濁り」のせいだろうけれども。


クリアになっている。河口湖状態だ。こうなると俄然厳しいのだ。

 この時期だと見えバスが居ない...ことはなかった。午後3時ぐらいで足元にラージなスモールマウスと,ラージなラージマウスバス(これは3匹見た)が見えたのだ。

 偏光グラスでわかるのは「とてもきれいな魚体」だったということ。そして,スモールよりはるかに生息数が少ないラージマウスを釣ることなど自分の腕ではほぼ不可能。実際,魚はどんどん逃げていったし。

 9時から開始して15時30分までアタリなし。バスは要所要所で見たが,クリアになっているせいか食ってこない。いや,下流域では大減水しており,その周辺はしばらくポイントとして復活するには時間がかかりそうだ,ということがわかった。


メトロ2号線が人身事故で不通になったが焦らない。

 帰宅時もメトロ2号線である(なんだよその路線)。自分のなかでは,メトロ1号線,2号線,3号線,4号線,さらに5号線まですべて鉄路である。幸い,2号線のそばに4号線が走っているので乗り換えて,1号線に戻って帰宅できた(どの路線かは今後も書かないので想像してほしい)。


それでも歩き回って最後に仕上げていた。

 今回の収穫として,やはりしばらく通っていないポイントということで状態が掴めなかったのが第一にある。そして,クリア度がかなり進んでいることは共通だった。これは,次回からさらなる遠投が必要になるだろう。もっとも,遠投すれば釣れるわけではなく,意外と手前で釣れるポイントもなくはない。

 連続出家したのでタックルやルアーもいったんしっかり整理しよう。ヤマタヌキばかりではやはり対応できないことがわかったのだから。

 それにしても年間入漁券は相変わらずの2500円。年間40回近く釣りに行くから,あまりにも安い。それでも購入しない釣り人も居るし,いやさ,近年は購入できる場所が激減しており(監視員など来なくなってしまった),これは残念ながら漁協の高齢化と閉鎖性に原因があろう。自分でよければいつでも漁協に入りたいのだが,推薦状と面接が必要だそうである...。推薦状じゃなくて,書類選考にならないのですかね


数学ゴールデン【先入観破壊】バイアスブレイク! この「言葉」は「生きている」!

2024年03月15日 00時00分00秒 | オズマの読書感想文


何度も読み返している。

 自身,やはり数学が好きなのだ。感情や観念がなく,理論で構成された「美しい世界」だと学生時代から感じてきた。歴史学はやはりいつまで経っても解釈学。解釈するのは勝手だが,解釈次第で政治にまで影響するから「学問」としては選ばなかったのだ。

 『数学ゴールデン』はいま出ている5巻目まで購入して,すでに5回ぐらい読み返した。

 すると,自然に「自分の言葉」にもなったものがある。


バイアスブレイク。これは仕事術でしばしば使われる。

 新規事業が始まる度に「ああだこうだ」と先入観で語ってしまう自分も居た。もっと厄介なのは,そうした「変化」を「向かい風」とばかりに捉えること。もしくはその空気。

 本作の主人公が言う「向かい風だって,捉え方では上昇気流だ」と。その通りだ

 釣りに行くと「北風向かい風」で本当につらいときもある一方,爆釣したのはむしろそうした「他人がやりにくい環境」だった。要するに「風向き」も自分の捉え方次第。

 バイアスは先入観だから,釣りでいえば「実績」を捨て去る勇気が必要。そうなんだ 自分はそれが楽しくて釣りをしているんだ。それも船長に案内されるのでなく「自分で見つける」ことが楽しいから,やはりルアーでありバスなのだ


とにかく熱量がすごい。

 本作は,21世紀マンガにしては強烈なエネルギー。

 「異世界転生もの」マンガは究極の夢オチであり,創作マンガとして認めないが,僕はこうした「熱い思い/言葉」が「生きている」のは大好きだ。

 「生きた言葉」の反対に「机上の空論」がある。政治家が語る「努力する/検討する/精査中」などなどだ。田中角栄が絶賛されたのは,やはり言葉が生きていたからだろう。

 豪雪地帯に生まれ育ち,東京との経済格差を思い知らされた田中角栄,そして矢口高雄。みな言葉が飾り物ではない

 そういえば,こうした高校生を主人公にするマンガでは『とめはねっつ!』もイイ。そんなわけで,蔵書処分に困っているのである


【オイルをまとめて購入】セクシーダイナマイツ,オリジナルだ。

2024年03月12日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 オイル在庫がやはり少ないので信頼できる方面から仕入れよう。

 それがこの「セクシーダイナマイツ・カスタムオイル」である。

 何にも特化していないとのことだが,間違って口に入れても大丈夫な素材だという。

 1個1650円だが,ボリュームはたっぷりあるので,メーカー品よりよさそうだ。

 以前もまとめ買いしたが,おそらく5年ぐらいで3本使い切った。

 スピニングのラインローラーも毎回メンテナンスするからこれでちょうどよいだろう。

 迷いなくこれで釣りに集中できそうだ。


2024/03/10 メトロリバー「今日は慣らし運転ということに」の巻

2024年03月10日 20時50分47秒 | 2024オズマのバス釣りレポート


今日はOHしたリールの慣らし運転だった。

 結論は出家である。1/27以来,ずっと「何かが」釣れていたわけだが,季節の進行に対応出来なかったのだろう

 3/9に,歯医者・床屋・鍼灸を済ませて今日は釣りをする。計画はいつもの通り「前回釣れた場所」からやる,だ

 だが,常連のヘラ師曰く「3/9は凄い濁りで」なんて会話が聞こえてくる。やっぱり3/8の雨・雪が濁りを呼んだのか。

 とにかく久々のド・クリア状態。山上湖のようなクリアな水になってきた。それでも水深があるのでなんとかなるかと思ったが,アタリがない


あっという間にお昼である。歯磨きできないからガム,はアリだった。

 歯磨きの重要性を痛感する日々である。3/9の検診でも「また新たな治療」が始まることが決まってしまった。でも,地元だと通うのに面倒なので会社の近くの歯医者に変える。

 昼を食べてガムを噛んでいるとやはりスッキリしてくる。王道であるキシリトールではないが,いまは板ガムもシュガーレスなのか。いや,十分にいいよ。でも,意外に高いんだけどなあ。結局全部噛み終わったので,次回からはキシリトールにしよう。

 そして,何度目かのキャストでようやく「コン」と来たが,例によってノラない...。マジに謎だよ

 少し流れのキツイ場所に行くとバスを5匹程度は見かけたが,当然釣れない。近づく前にキャストしないとダメに決まっているけどね。

 岩場の上がり下りに疲れて移動すると,常連さんが4名ぐらい居た。うち,2名は釣れたらしい

 いろいろ角度を変えてみたりするが,ヤマタヌキしか信じられない病気になっていて,スピニングにマジで慣れないのだが...。

 時計はあっとういまに15:30。追加で他の釣り人が釣るシーンも見たが,まあそれは想定内。確実に春のポイントに移動しているようだ。寒いから帰宅しよう


今日はお疲れ様でした

 帰宅してラインを全部巻きかえて,リールをメンテしてまた次回を考える。そろそろ違う場所に行ってもよさそうだ。

 そんなわけで久々に出家したが,やはり「3月になると急変する」ということがわかっただけでも収穫あり。何しろ,2024年初バスを釣っていないという釣り人に2名遭遇したから,自分は十分恵まれている方だよ。


ツツジの花も母の色。また花が増えていた。


【学生時代の講義要項】発掘した。そして思い出した日々。

2024年03月08日 00時00分00秒 | オズマの考える教育問題


引き出しの奥に埋まっていた。34年前の記憶とともに。

 学生時代のものはあらかた捨ててしまった。家を建て直すときに,高校・大学の教科書・ノート類は全部捨てた。

 だが,講義要項と学生便覧,さらには教育実習ノート(活動報告書)が残っていた。いや,思い出したのだ。

 さっそく開いてみよう。


4/23は教育実習説明会だったのか。バイトを終えて関越を高速で向かった記憶がある。

 4年次は週に2コマのゼミナールが必須だっただけで,それが火曜日11:00~15:00。それ以外は,実家の電気店アルバイトだった。

 個人的には「実家から金貰ってどうするんだ」という思いがあり,近所の出版社でのアルバイトを続けたかったが,それを辞めて実家を手伝うことになった。

 週4日のバイト生活だったと思う。火曜日・金曜日(これは釣り研究会の部活)に大学に行き,週イチで水郷に通い始めていたから,そう,たしかに週4日のバイトだった。

 それよりも,専門教育科目の内容がいまでも頭に浮かんでくる。


お亡くなりになった先生も多くなったはず。


これだよ,代数学同演習。大学に入って一番感動した授業だった。

 この講義の前評判は,なかなか単位をくれないと・わかりにくいとのことだったが,3年次に自分と友人,合計10名足らず(定員120ぐらいだったのに)が毎週マジメに授業を受けていた。

 その理由は,講義冒頭で「-1×-1=1の証明をやります」という実に「数学的に」美しい話だったのだ。これが出来たら大学に行った価値があると思い,マジメに授業を受け,「群・環・体」をいつもイマジネーションしながら,毎週のように先生には質問をしたし,友人達とも帰宅時の電車でも議論していた。

 そして,後期の11月頃にようやく「ヤッタゼ」と「-1×-1=1の証明」が出来たのだった。単位認定が厳しいという教授だったが,毎週最前列で質問しまくり,けして寝ない(面白いので寝ない)まじめな生徒だった(これは自慢できる)ので,結局A判定をもらった記録がある。


この先生はわかりやすいようで判定に厳しかったかも。

 まったく逆に,自分に「解析学の才」がないことを痛感させてくれたのがこの先生。非常に懇切丁寧に,何度も解説してくれるのだが,自分は理解が進まない。理解が半端だと前に進めないからかなり苦労した。

 それでも,やはり最前列かつ毎週寝ない出席だったし,あざとく「オズマと申します!なんて名前を売って(10名足らずではあったからみんな仲良く名乗っていた),単位はB判定だった。ちなみに,C判定がギリギリセーフの単位認定である。

 『数学ゴールデン』を読むと,この学生時代を思い出すのである。高校生のときに「数学科進学なんて,教師しか職業ないぞ」と言われたが「就職のために勉学を選びません」とキッパリ高校教師や補習塾の先生に反論して受験した。

 なにより,学費を出してくれた両親に感謝である。この貴重な4年間の体験は,その後社会人になってもずっと活かされた。いや,いまでも「仕事なんて,結局因数分解じゃないかと考えてしまうし,「なんとかして同類項を探そう」なんて口癖になっている。

 教育の無償化は「やる気のある生徒」には意味があるだろうが,そうでないなら無意味でしかない。自分はマジメに勉強していたので無利子の奨学金を月3万円借りることが出来たが,その返済を当然義務と感じて仕事を頑張った。お金にはそういう面もあるということだ。

 なお,教育実習活動報告書はあまりにも稚拙なので公開できない。稚拙というレベルどころか「20歳そこそこの学生くんだり」が,まあ偉そうに書いていた。これで単位がもらえたから不思議だが,当時問題にした「教育自習費用」という名の2万円自己負担(1万は大学,1万は高校)に激しい憤りを書いていたのが,やはり自分なのかと思ってしまった。

 数学は楽しいし,役立つっすヨ!


【スピニングOH完了】セクシーダイナマイツ「ライトソルト」仕様,さすがです!

2024年03月06日 08時39分43秒 | オズマのバスタックル

 懸念していたスピニングOHが全て完了した

 16バンキッシュ2500S,19バンキッシュ2500SHG,21コンプレックスXR2500SHGの3台で,税込み13200円である。1台4400円だ。キャンペーンを先行予約したので仕上がりも早かった

 16バンキッシュは,1回プロの手によるOHを受けているがかなり前である。2023年のGWに砂を被ったこともあるし,ハンドルを抜くと「黒ずんだ」グリスが気になっていた

 19バンキッシュ,21コンプレックスは新品購入したものだが,もう「スカスカ」である。「巻き出しが軽い」MGLにしても異常である。ベイトのOHを自分でやるようになって「グリス切れ」がわかるようになったが,スピニングOHはセルフでは非常に難しい

 今回の仕様はすべて「ライトソルト」仕様となっている。「ソルト仕様」が本格的「耐海水」仕様であるとすれば,こちらは「若干耐久性は犠牲になるが,巻感が軽い」とのことであり,まさにその通りの仕上げとなっている

 スピニングOHで思い出深いのは,初代ステラ3000DHをお願いしたときのこと。当時ですでにシマノに部品供給体制もOH体制もなく,途方にくれていたもの。情報を得て,蘇ったステラは感動であった。

 いやいや,2013年頃は10スコーピオンXTのOHもお願いしている。その度に「ギアが入ってない」ようなシルキーに感動した。

 そういえば,スピニングといえば今江プロが「中2病」のごとく買っては試している。「有名プロの影響を受けない」なんてご本人は言っているが,藤田京弥の影響を受けてイグジストを爆買い(笑)。そして「SLPに儲けさせる」というお決まりコースだ。

 今江プロの勘違いはダイワだけにとどまらず,シマノでは「MGL」「コアソリッド」の意味も知らずにステラ買ってるし...。「自分の使い方」を考えたらすぐにわかると思うが,きっと誰かの影響を受けたに違いない。

 可哀想に,グラビアスなるベイトリールなど,シマノ・ダイワに及ぶはずなく,あと数年もつのかどうか 何度も書いているが「工業製品」であるリールは「買ってすぐ」でなく「買ってから」のことを考えないとダメなのにね...。

 そんな自分は,ようやくこのスピニング3台で落ち着いている。16バンキッシュは,メトロリバー参戦初年度に購入した「記憶」でもあるが実戦投入問題なし。むしろ,19バンキッシュの出番がイマイチだったが,今回のOHにより一軍になる日も遠くない。

 あらためてオススメしよう。リールは工業製品であり,買ってからが問題。自分でOHできるなら問題ないが,それは結構難しい問題。ダイワはSLPが「ギア関連」個別出荷しないので,それを覚悟で購入する必要がある。

 困ったら,本当のプロに相談してみよう。ただいま,絶賛2割引キャンペーン中


【日本のバストーナメント】人気衰退の理由,それは...。

2024年03月05日 00時00分00秒 | 2024オズマのバス釣りレポート

 この写真,いや雑誌の写真の人物を見てわかる人はオッサン確定である

 1991年JBTAバスオブザイヤーを獲得した琵琶湖仙人である。その後複雑な経緯でこの記録は抹消された

 だが,当時の情報網は雑誌か釣具店のみ。釣具店で「そういえば,仙人どうしたんですかあ」なんて聞いたら,その理由を知ったものだった。正直,裏切られた思いだった。

 「裏切られた」という僕の思いは,スポンサーにもあったろう。1991年度JBTA最終戦で仙人のバスボート・エンジンが故障した。それを助けたのがいまはなきチャンピオンボート取り扱い店「アングラーズマリン」でもあったから。

 いまから実に33年も前のことを昨日のように覚えている自分は,こうして当時の雑誌を読み返すことが多いからかもしれない。本当に貴重な情報源だったから捨てられないのだ。

 さて,話は飛んでJBトーナメントの「一般人」ウケする時代が終わっている。1995年度バスクラシックなどファミコンソフトの会社(たぶんいまは無くなっている会社)がメインスポンサーになったほどだったが,「時代の変化」に柔軟かつ強力に対応してこなかったことも一因だろう。

 「柔軟に」の具体例では,僕がメインとなっている「川」スモール問題。2005年特定外来生物法制定以前に「密放流」「ゲリラ放流」も定義されていないし,メトロリバーなんて本来生息域でない鮭の稚魚放流をしていた「生態系撹乱」が常時起きている

 そうした「地域差」「生態系は一括りにできないからこそ,生態系」という思考が根本にない。だから,「ラージマウスのみ」「スモールマウスのみ」などといった偏狭な大会になってしまう。ところが,一般人にとってはそんなことに興味はなく「何がどうやったら釣れるのか」を知りたいだけ。

 最も,素人動画を参考にするとロクなことはない。動画投稿は「釣れたとき」だけ投稿している人も多い。僕が見ているミラクル宮さんはそうした編集をしていないのが好感だが,そういう釣り人は少ない。だが,一般は自慢したいから動画にするのであって,ボウズなんて釣行記さえも記さない,そんなものである。

 「強力に」は,やはり特定外来生物指定される前,釣り業界が一体化して闘わなかったこと。2005年のフィシングショーに行ったら何かが変わっているかと期待したらそれは間違いだった。ビラを配って「パブコメを」なんて呼びかけだけだった。当時の雑誌もそんな限りだった。

 「たられば」だが,国内のバス釣り団体・雑誌・釣り具店・シマノ・ダイワといった業界全体が一体化する必要があったのに,それはなかった。

 これはいまでも同様で,業界が「技術革新」で競うのはよいのだが,「バス」という原則養殖できない魚をどうやったら維持できるのかが最大の課題。そして,どの釣りでも生じている「釣り禁止」解決には,入漁料なりでの管理しかないと感じているが具体策があまりにも少ない。

 河川ゴミの大半は実は家庭ごみ。自転車・バイクも沈んでいる。しかし,釣り人が「普通の人がしない」時間帯に行動する。朝4時に騒いだりしたら,それは近所迷惑である。メトロリバーでは河川敷に駐車場があってもごくわずか。この点で「無法者」を遠ざけているわけでありがたいが,BBQのマナー違反は特にお花見の時期から酷くなる。釣り人でなくても「立ち入り禁止」になってしまうのだ。

 こういう問題を一元的に管理することは難しい。「釣り省」でもできれば別だが,役人と議員,それも超党派でつくらなければならない。

 以上いろいろ書いてきたが,このような複雑な事情が「現実の釣り人」と乖離して,バストーナメント人気がない

 シマノ・ダイワのバス離れに明確なように,あと数年で流通上出荷制限のある1ピースロッドなんて絶滅する可能性は高い。こうした問題は大きいって,村田基さんもいつも言っているよね...。


2024/03/02 メトロリバー「3月も出家なしからスタート!」の巻

2024年03月02日 21時24分56秒 | 2024オズマのバス釣りレポート


開始30分で釣れたナマズ・56cm。

 結論から先に書く。6バイト・1フィッシュ・1バラシである。

 2/29納期の仕事が迫った週始めから残業続きの毎日。耳鳴りが酷く,月曜日から睡眠がおかしい日々である

 だが,3/1の夜時点で「来ているものは終わっている」状態に仕上げた。もう今日は帰宅する。激寒だと言われているメトロリバーだが,きっとそんなときこそ釣れるはずと目論見ながら寝た

 夜中にみぞれか雹が降った音がした。でも,どんな冷たい雨でも構わない。少しの雨でも魚の活性を下げる要素にならないという状態が,渇水期であるメトロリバーの状況だ。

 起床して運動しても首筋が痛くて「ドリンク剤買おうか」迷ったが,ドリンク剤は効くようでいて単なる無水カフェインによる覚醒作用に過ぎず,かえって悪化させることも知っているから,無理をしないでIDポイントには行かず,1月末から通っている渓流ポイントに行くことにした。

 河原に出る前からすでに強い風。河原ではおよそ風速6mの北風である。だが,立っていられないわけでなく「水面がざわつく」よい雰囲気である。

 信頼しきっているヤマタヌキをスプリットでやる。変わり映えしないが「ずっとこれで釣れている」ので気にしない。

 よい意味で濁っているのでスカッパノンにチェンジした。すると「クン」と来た。ちょっと送ってアワセルと強烈な締め込みだ

 バスではないが好きなナマズである。バカでかい予感はしないがわるくもないはずだ。幸い水辺に出られる場所だったのでそこでファイト開始

 5分ほど耐えていると上がってきた。ウム。満足いくサイズだし,フックが「カンヌキ」にかかっている。そう,フックのチモトを掴めば抜き上げられるじゃないか

 そして抜き上げたのが上記の写真。


ただし,フックはお陀仏に。在庫がヤバクなってきた。

 TNSオフセット1/0をここまでしないと外れないフッキング。まあ,魚の重量はバスの桁違いである。バスなんて軽いし引かない魚だよ,たぶん(笑)。


50UPなら首根っこ掴めるウ。

 いやもう,まだ9時チョイなんですけど。マジで今日は入れ食いなのかも

 実際,この後もアタリが続く。例によって乗らない「コン」だが,3バイトぐらいは得ていた。

 10時過ぎになっても仮称・太田さんは居ないので自慢LINEを送ってみよう。

 「バスも見たし,なんと鰻まで泳いでいたよ」本当のことを書いたら「いまから行きます」だって。やっぱり「釣り人」だなあ

 11時くらいになったころ太田さんが現れて情報交換。もう,二人してヤマタヌキしか投げていない。遅れてきたマイブームなのだろうか。

 だが,天気予報とは逆にどんどん風が弱くなってくる。そしてバイトが遠くなっていく

 やっちまったか,なんて思っていると太田さんもナマズを釣ったとのこと。これでふたりとも出家ではないのでとりえあず一安心。

 ところが,どんどん水が淀み始めて「どよよーん」である。真冬でもこの水はよくないと感じていたが,ヘラ釣りは爆釣。40UPが7枚とか

 バスはちょっと違う場所で釣れていたのを2匹目撃した。そういうことかと納得し,16時30分まで頑張るが追加はなし。


お疲れ様でした

 一週間耳鳴りしていたが,釣りから帰宅すると治っている。そうなんだよなあ,正直ストレスで耳鳴りしているんだよな...。

 なお,平野部のほとんどの河川ではまだロクに釣果のない時期である。水郷に至っては3/21以降にならないと水門開閉の関係でロクに釣れないことを知っていたが,いまはどうかは知らない。わかっているのは「2024年もメトロリバーが中心」ということだけだ。

 次回からは,徹底OHされた素晴らしいスピニングも活躍するだろうか なんかもう,スピニング全然使ってないというか,釣れる気がしないけど,絶対必要になるのがこれからだったりするし。 


【最近のフロロ】シーガーの比較的安い方(R18)はイイ。

2024年03月01日 00時00分00秒 | オズマのバスタックル

 フロロカーボンラインの値上げは凄まじいし,愛していたカモフラフロロGT-Rは廃盤である。

 バルクラインとして買ってある,フロロマイスター,バスXもそんなにわるくないが,まずまず納得できるのはこのライン。

 僕は,値上がるずっと前,つまりはウクライナ紛争以前に買いだめしていた。村田さんが「フロロはこの先,釣り糸ではなくなるかも」と言っていた頃だ。

 もっとも,それ以前からメトロ釣友(というか声をかけてどんなラインを使っているか聞くことなど普通にある)の間では「フロロマイスターではちょっと不安なとき,こちらなら」という人がかなり居たのもあって購入していた。

 いまの自分在庫は2個ある。

 カモフラGT-Rが何より優れていたのは視認性と耐久性。スピニングもベイトも裏返して3回は使っていた。4回めになるとさすがにヤバクなったこともどこかに記録しているはず。

 そこまでの耐久性は,実はシーガーの高級品に感じない。フロロカーボンの特性上,ナイロン(というかGTR)に擦れ強度で勝てない。これは間違いない事実だからである。

 知っている人は知っているだろうが,安価なラインは「太さが均一ではない」という事実がある。安価なものでも安心して使えるのは「バスX」ぐらいだと感じている。

 ただ,メトロリバーではベイトフィネスでもロングキャストで「石底の川でドリフト」させるから,ラインの消耗は激しい。PEに至っては岩だらけのメトロリバーでは恐怖でしかない,というのも実感である。

 では,ナイロンならよいかというと,これはたしかにハードベイトならよい。しかし,ことワームメインの釣りになると操作性がわるい。感度ではなく「ラインの重さ」を活かしたドリフトなど難しい,ということだ。

 フロロこそ一発で見抜けないが,ナイロンラインならほぼ一発で「この色とストレッチ性からして,これはこの商品ですよよね」なんて言い当てるほど,実はナイロンは相当に使ってきた。水郷時代のほとんどがナイロン,いや,GTRばっかりのようでいていろいろ浮気もしたからである。浜剛力とかマシンガンキャストとか使ったが,まあ,ナイロンもGTRの圧勝である。

 それにしても,このラインも高くなったようである。オープン価格だけに価格差がかなりあるし。僕は実売で安価なお店を知っているが,平日に行くには体力がない

 フロロマイスターも残っているから,とにかく「使い切る」つもりでしばらくラインを買わないようにしよう。GTRウルトラなんて,下手すれば10年ぐらい前のものが残っているしね(しかも新品だったりする)