「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県うるま市 ・ 沖縄の文化財  「 安慶名城跡 」

2012-02-20 22:36:21 | 沖縄の文化財





指定年月日 : 昭和 47 ( 1972 ) 年5月15日 
Designaed Date : May 15,1972
所在地 : 沖縄県うるま市安慶名亀甲原
Location : Agena,Gusikawa,Uruma-Shi,Okinawa-ken



安慶名城跡は、沖縄本島中部にある旧安慶名集落の東北を流れる天願川河畔の琉球石灰岩独立丘に
築かれたグスクであり、別名大川グスクとも呼ばれている。城壁の石垣は自然の岩を巧みに利用して積まれ、
南に開く城門は岩と岩との隙間を上手く利用して片方に石積みを施して自然のアーチ門を造っている。
内郭は山頂に位置し、そこに一の郭と二の郭が配置されており、外郭は山の中腹から石垣が積まれ、
内郭を擁護するように輪郭式の城を形成している。築城年代は14世紀ごろといわれているが
詳細については不明である。伝承によれば伊波城主の子が安慶名グスクを築き、
この付近一帯を支配していたといわれている。


 The castle is on a Ryukyuan limestone hill by the Tengan River which is
at the northeast of old
Agena viillage in the central region of the island of Okinawa. THe castle
is also known as Okawa Gsuku.
Stone walls of the castle are built by piliug up natural rocks skillfully,
and the castle gate is made taking advantage of an opening between two
rocks ingenioulsy. It is said that Agena Castle was established by the
son of the lord of Iha Castle to rule the area.