毎週、楽しみにしている番組がある。
それは、 「 窓をあけて九州 」 という番組であるが、
いろんな人がいろんな分野で頑張り続けるヒューマンドキュメンタリー番組である。
今日は、昨年末で廃止になった荒尾競馬で走っていたゲーリーチビチャンであった。
なかなか勝てない300キロ台の小柄な競走馬の行く末案じる調教師と、
ジョッキーという職業を廃業か継続かで悩む女性騎手のドラマは、 “ たまらん ” やった。
この番組は、歴史的、教育的見地からいっても資料として後世に残る貴重なものだと思う。
我々の知らないその世界で、もう一歩奥に進んだ驚きや興味にまつわる
情熱、悩み、葛藤、達成、喜びに感動し、涙する作品であるが、
どの作品の根底にも心が震える感動があり、人々の温もりに触れている。
そんな番組のテーマーソングで流れるのが、千葉舞美さんが唄う 「 窓をあけて 」 である。
映像と爽やかな歌声がマッチして、それだけで感動させてくれる。
番組の構成もそうだが、音楽の効果もかなりのモノがあると思う。
編曲がされているものの、作詞・作曲・唄は彼女自身とあって、その思い入れが伝わって来る。
僕自身、以前から気になっていた唄 ( CD ) に出会えた喜びは大きい。