ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

琴滝

2009-02-12 21:34:16 | その他
結局、亀岡で探していた場所は見つからず、次の目的地に行くことにしました。

行ったのは京丹波町にある琴滝です!



R9を走っていると案内板がちゃんと出ているので迷うことなく行けます。

だ~れも来ないような場所にあるのかと思っていたのですが、駐車場もあるし、道もきれいに整備されていて箕面の滝とまでは行かないまでも多くの人が訪れているようでした。

駐車場の場所からは滝がまだ見えないので、少し歩く事になります。



滝のあるところには信仰がある!

っと、程なく滝が姿を現しました!



おぉ~!びっくりだ!

もっと小さくてガッカリするんだろうなぁ~と思いながら見に行ったのですが、予想外に立派な滝で驚きました!

そもそもガッカリするんだろうと思いながら見に行くのがおかしいのですが、この琴滝は駐車場の案内板に書かれている通り、時代劇なんかのロケ地によく使われているのです。正月に放送された仲間由紀恵の『寧々~女太閤記』なんかにも使われていました。

滝の横からは上に登れるようになっていて、滝の中頃には祠がありました。



前日は雨だったのか流量が豊富です!


↑チョッとビビリながら撮っています

さらに登ります。



湿度が高いのか?木にコケがビッシリ!

濡れてすべる道をなんとか登りきると



滝口を覗き込むのはチョッと怖い・・・



滝の上は溜め池があり、ちょっとした公園になっていて春や秋には良さそうです。

戻って今度は反対側に登ると



途中までしか登れないのですが、そこには不動様がおられます!

琴滝はライトアップもされるようだし、クリスマスにはイルミネ~ションなんかもしているそうなので今度は夜に・・・一人で・・・捕まりそう・・・



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河阿神社

2009-02-11 20:24:38 | 神社
先日、京都の亀岡や園部を散策に行ってきました。

最初に行ったのは亀岡の湯の花温泉近くにある河阿神社です。



本当はここに来る予定では無かったのですが、道を彷徨っているうちに着いてしまいました。



唐破風がなかなか立派!

由緒書きを見るとかなり古い社のようですが、式内社では無いようです。

式内社というわけでもない神社はそれこそ山ほどあるので、いつもならチョッと参拝して終わりなのですが、境内に面白い案内板があったので、つい長居をしてしまいました。



興味を惹かれたのが↑の写真!


む~かし、昔、河阿神社の鎮守の森に大きなヒヒが住みついたそうな・・・

ヒヒは乱暴狼藉したい放題だったのですが、村人達には為す術も無く、ヒヒを神の化身と恐れ崇めるしかありませんでした。

しだいに村は荒れ果てて、生活にも困るようになりました。

ある時、村の長がヒヒのところへお願いに行きました。

「どうにか大人しくしてくれないか?」

するとヒヒは言いました。

「それならば、俺が矢を立てた家の娘をよこせ!そうすれば森で大人しくしておいてやろう!」

そうして娘のいる村人の家の屋根にヒヒが白羽の矢を立てると、ヒヒを恐れる村人達は神のお告げと白装束を着せた娘を長持ちに入れ、人身御供として本殿前の石の上に置くようになったのだそうだ。



長年に渡り人身御供を続けていたのだが、ある年のこと、屋根に矢を立てられた家の娘がどうしても嫌だと逃げ出してしまった。

「こりゃ大変だ!」

村人達は追いかけて、村のはずれの峠で逃げた娘を見つけ、追い詰める。

「たすけてぇ~!」

娘は叫びながら逃げた!

その時!突然!一人の武将が立ち塞がった!

「おい!お前ら!一人の娘によってたかって何事だ!許さぬぞ!」

困った村人達は武将にヒヒのことを話した。

話を聞いた武将は少し考えたあと村人達に言った。

「ならばワシがヒヒを退治してやろう!」

武将は村人達と村に行くと、娘に成りすまして長持ちに入ることにした。



村人達は武将が入った長持ちを神社に運び、いつもの様に石の上に置いて帰った。

やがて真夜中になり、武将が長持ちの中で、まだ来ぬか?まだ来ぬか?とはやる気持ちを抑えながらジッとしていると、ウォー!ウォー!と今までに聴いたことの無い唸り声が聞こえてきた。

シュゥ~、シュゥ~と荒い息遣いをしたヒヒは長持ちの所まで来ると蓋を放り投げるように一気に開けた!

中で息を殺していた武将は蓋が開いた瞬間!ヒヒの首を落とそうと太刀を力一杯に振り払った!

本来なら人間の速さで立ち向かえる相手ではない。

しかし、今まで村人を自分の思うがままに扱ってきたヒヒには油断があった・・・その油断がヒヒの動きをほんの一瞬!遅らせた。

ヒヒは蓋を投げた瞬間にキラッと光るものに気付き、後ろに跳んだのだが、首に致命傷を負ったのである。

血の流れる首を押さえながらもヒヒはまだ武将に立ち向かったのだが、飛び掛る足を斬られ、掴み掛ける利き腕を斬られて、ついに息絶えた。

そうして村が平和になったということである。


以上、河阿神社の案内書きを元に最初は昔話風に、中盤はコミカル時代劇風に、後半はバイオレンス風にしてみました。

どこかで聞いたことがある様な話なので調べてみると岩見重太郎のヒヒ退治伝説として各地にあるそうです。
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大坂七福神巡り

2009-02-10 19:09:31 | 大阪七福神
大坂七福神巡りの最後を締めくくった大国主神社では七枚目の子絵馬と共に小絵馬を付ける大絵馬(1000円)を頂きました。



値段の割にはすごく立派!1,700円なら納得!というか寺社でこの値段は大不況の折に最高のコストパフォーマンスです!

来年はどこの七福神巡りにしようか?今から思案中です!

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大国主神社日出大黒神

2009-02-09 19:30:09 | 大阪七福神
大阪七福神巡りの最後は大黒様の大国主神社!

ここに来る頃には久しぶりの歩きと道に迷ったためのロスとでもうヘトヘト・・・



祭りがあったみたいで飾りつけがキレイに残ってます。

南側が正面なのか?大きな鳥居があります。





大阪市の巨木にはキレイなステンレスの説明板が付いている。

さすがに「おぉ!」ってなるような巨木はありませんけどね・・・



↑こっちかと思ったら、↓こっちでした!




↑こんな大きな大黒様は少ないのでは?


↑大黒様だけにねずみ様!

ね「チュッ、チュ!ねずみ小僧じゃないからな!」

私「誰もそんな事は言いませんよぉ~!」

ね「うさぎでもないチュッ!」

私「しっぽを見ればわかりますがな!」

狛「なんか俺のことを忘れてへんか?」



私「あっ狛サン!あなたはどこにでもいるのですねぇ~」

狛「どっ、どこにでもおるって!失礼な!わしはこれでも神様の使いやぞ!(怒)」


こんな私にご利益があるかどうかわかりませんが、とにかくこれで大坂七福神巡りもめでたく終了しました。



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今宮戎

2009-02-08 13:31:01 | 大阪七福神
大乗坊の次はご存知!戎様の今宮戎神社です。



えべっさんも終わり、さすがに人はまばらです。



私「あんたはカッコいいっすねぇ~!」

狛「まぁな!」

私「いわゆるイケメンってヤツですなぁ~!」

狛「だれがラ~メンやねん!」

私「・・・」





今宮戎神社は大阪七福神のほかに南海沿線七福神にも入っています。紙質の良いパンフレットも貰ったのですが、少し焼けていて書いてある文言も古そう・・・今でもちゃんと対応して貰えるのでしょうかねぇ?

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大乗坊毘沙門天

2009-02-07 20:05:12 | 大阪七福神
大阪七福神めぐり!法案寺の次は毘沙門天の大乗坊へ!

知らないお寺でしたが行ってみて驚いた!

なんと大乗坊は日本橋の電気街の中にありました。梅田にヨドバシカメラが出来てから行かなくなったものの、なんども買い物に来ていた街中にお堂があったとは・・・



毘沙門天はお堂の奥におられると思うのですが、遠くてよく解らなかった。すぐに人が出てこられたので、ここでも小絵馬を頂いた。



私「あれ?今日は怒らないのですねぇ~?」

狛1「・・・」

私「そうやって黙っていた方が可愛げがありますよ!」 

狛1「・・・」 

狛2「おい!そっちはしゃべりたくてもしゃべられへんに決まっとるやろ! 」



私「うわぁ~!こっちか!」

狛2「こっちとはなんじゃ!こっちとは!」

私「こ、こちら様でした!すみません!」

狛2「狛1がしゃべらへんからって、なめとったらあかんぞ!」

私「は、はい!申し訳ありませんでした!」


それにしても、日本橋は相変わらずの人ごみでした。
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法案寺弁財天

2009-02-06 20:47:37 | 大阪七福神
大阪七福神巡り、長久寺の次は弁財天の法案寺!

法案寺に近づくにつれて繁華街にも近くなるので道を歩く人も多くなってきます。

今度は貰った地図でも迷わずに辿り着けました。



こんな所で写真を撮っているのは私だけなのでチョッと恥ずかしい・・・

さすがに都会の真ん中だけに境内は狭い・・・

七福神の弁財天は入って右側にありました。





狛「おい!ちゃんとこっちも参拝せいよ!」

私「はい・・・(言われんでもちゃんとするがな・・・)」

狛「今、なんか言ったか?」

私「ひぃ~!滅相もございません!」



↑が本堂!
本尊は重文の聖観音立像で元旦から一週間だけ開帳されるそうです。(チョッと遅かった!)

法案寺の由緒を見てチョッとビックリ!

もともとは大阪城の所の法円坂にあり(そもそも法円坂という名前も法案寺から来ているらしい)、伽藍も大きく生国魂神社の神宮寺だったそうです。
う~~ん・・・今の姿からは考えられません・・・まぁ、よく今まで残ったということなのでしょうかねぇ・・・

寺務所にはちゃんと人が居られたので、小絵馬を貰いました。それにしても百円とはうれしい!

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長久寺福禄寿

2009-02-05 22:10:34 | 大阪七福神
安居神社から長久寺へテクテク歩く・・・

テクテク・・・

テクテク・・・


てくてく・・・


テク・・・

って、お~~い!いつまでたっても着きませ~~ん!

案内図では大雑把過ぎて距離感が解らないし、どこで曲がるのかさっぱり

結局、谷六の駅まで歩いて、そこから南に向かって戻ってやっとの事で辿り着いた!



さすがに案内板も無く、この外観では余程注意しておかないと解りません・・・

見つけた後も本当にここなのか不安でしたが、入り口に大阪七福神と書かれているのを見てほっとする。

福禄寿様は入ってすぐの右手に居られました。

ここはドアが開くと自動で呼び鈴が鳴るようになっているので、すぐに人が出てこられます。

「大阪七福神めぐりに来ました。」と言うと福禄寿を拝みやすいように明かりを点けてもらえました。

帰りに小絵馬を頂いて次へ向かいました。

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安居神社

2009-02-04 21:20:40 | 神社
三光神社から歩いて四天王寺までやって来た私を悩ませたのは次の目的地!

案内図を睨みながら悩んだ挙句に次の七福神巡りの目的地を福禄寿の長久寺に決めました。
二駅分ほど戻らないとならないのですが、その前にもう一つの重要な真田幸村ゆかりの地へ



幸村が戦死した地とされる安居神社です!

安居神社には三方向に入り口があり、上の写真は南側の入り口です。


↑西側、これが正面?


↑北側

安居神社は夏の陣で幸村が陣をはった茶臼山から北へ行った所にある小高くなった丘にあります。

菅原道真が休憩した場所という事で安居天満宮ともいわれます。

天神さまなので当然!牛さんがおられます!




↑拝殿


↑本殿

まずは普通にお参り!



狛「コラ!なんや!そのてきとうな参拝は!」
私「すみません!でも、アンタのお姿もかなりテキトウに見えますが?・・・」




立派な碑と供えられた花に、この碑の場所が戦死の場所かと思ったら違ってました・・・



上の写真の松の袂が戦死の場所!

松の木は当時のものは枯れてしまい、現在のものは二代目なのだそうです。

幸村はこの場所で休んでいた所を討ち取られたとされています。ここで幸村は何を思っていたのでしょう・・・


↑かんしずめの井

有名な井戸なのだそうですが崩れていて近寄れませんでした。


↑これも抜け道?


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四天王寺布袋堂

2009-02-03 22:31:19 | 大阪七福神
三光神社から四天王寺までは思いのほか遠かった!・・・(この周辺の土地勘が無いので余計につらく感じる><)



やっとこさ着いた・・・

伽藍は四天王寺式といわれる門、塔、金堂が一列に並んだ形式!さすがに金堂までは写真に撮れません!

それでも、正面からの伽藍はなかなかカッチョ良い!

ついでに巨木もパシャ!



境内が広すぎて、七福神の布袋堂がなかなか見つからない・・・案内板を見ると西側の門の外だった・・・



お堂で小絵馬を頂きながら「大阪七福神巡りの案内図ありますか?」と尋ねると、私に地図を手渡しながら「明日なら七福神巡りのバスが出ますよ!どうしますか?」と言われる・・・廻ってる当日に言われても・・・せめて前日に教えてくれ!ww



ここの布袋さんは乳布袋尊と呼ばれているそうだ・・・う~~ん・・・


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