缶詰だけど、それが何か?

缶詰、レシピ、散歩、食べ歩き、いろんなものがあります

DoaU320日目_Part1_萬珍軒(ラーメン/自由が丘)

2010-01-14 23:55:06 | 食べ歩き
1/14(木)

浦島太郎はもちろん玉手箱をもらって帰る。
一寸法師は打ち出の小槌を拾って帰る。
桃太郎だって鬼が島から財宝を持って帰る。

そしてハローワークに行けば、紹介状をもらって帰る。
翌日には投函しなければならない。
あ~めんどくせぇ。
嫁さんが仕事に出てから、さっさと済ませる。
明日はパン教室なので、窓をがーっと開け放して掃除機をかける。
吸い込みがわるくなった、そろそろ寿命か?
流しとガスコンロもごしごしと磨く。

流しはともかく、コンロを使う気は失せる。
投函しないとならんし、12時半には家を出る。
さて、何を食べるか・・・。
あまりに寒いので緑道で一服しながら考える、
そんな悠長なことをする気すら起きない。

歩きながら、ふと思い出す。
萬珍軒でチャーハンを食べた時のことを。
チャーシューを食べたことがなかったので、
次はチャーシューが入ったメニューを、
そう思っていながら、回鍋肉を食べてしまったことを。

12時45分には萬珍軒に入る。
ヱビスを頼んだので、たぶん時間調整をしてくれた。
10分ぐらいで出てくる。



ラーメン(600円)
ホントにオーソドックスな見た目。
なるとが欲しかったけれど、まあ、それはよしとしよう。

ここの醤油スープはホントにうまい。
尖ったものは何もない、けれんみはまったくない、
けれど、すんなりとノドを通る味。

念願のチャーシューはロースかな?
肉がしっかりしているし、脂身も甘みを引き立てる。
甘さと醤油辛さがいい感じのバランスである。

そして初めて食べたものがもう1品。
味玉である。
白身の柔らかさと黄身の半熟加減、味付け加減もかなりいい。

フツーに旨い店、それが一番だと思う。
毎日、ごちそうだと誰だってイヤになる。
打ち出の小槌だって3回しか振れないからいいんだって。

DoaU319日目_Part5_白菜豆腐

2010-01-14 23:14:53 | レシピ
メロスが走ったのは初夏である。
日の出は4時半ぐらい、日の入りは19時前。
未明に村を出て、シラクスで花嫁衣装とごちそうを買う。
そして、ぶらぶらすると日が暮れる。
4時間ぐらいか?滞在したのは。11時間半ぐらいかけてシラクスに来た?
もちろん野を越え山を越えなので、11時間半でも早いぐらいである。

翌夜、今度は満天の星のもとシラクスを出る。
一睡もせず、急ぎに急いで日も高い午前に村に帰り着く。
満天の星ということは22時ぐらいだろうか?
日も高いということは10時ぐらいだろうか?
行きは急ぎもしないのに11時間半ぐらいで着いているのに、
帰りは急ぎに急いで12時間、かなりおかしなことになる。

妹の結婚式を終えた翌朝、薄明の時間に目を覚ます。
雨である、もちろん雨雲に覆われている。
明るくなるのは6時ぐらいだろうか?
20km進んだところで橋を流された濁流を泳いで渡る。
すでに日は西に傾きかけている、ということは15時過ぎか。
20kmを9時間もかけているのである。

その後、襲われた山賊をなぎ倒し、
そして気を失いながらも日没までに刑場に着く。
この時間が1時間とすると、3時間で20km

メロスを信じてはいけないし、太宰治はもっと信じてはいけない、
そういう小説で「走れメロス」である。

中目黒から帰ってきて、晩ごはんを考える。

先週の宅配野菜で来た白菜がまだ残っている。
明日、何が来るかはわからない。
いや、もちろん予告はされているが、何度も騙されている。
政治家や官僚の言葉ぐらい信用できない。
とにかく白菜を消費しよう。

いつものように白菜を葉と芯に分ける。
そしていつも通り芯は縦に細切り、葉は横に切る。
水400ccと日本酒100ccを加えて、芯を全て入れる。



弱火でじっくりと火を入れていく。
とろとろになってきたら、葉の部分を加える。



葉がしんなりしたら、牛肉を加える。
もも肉なので、しっかり煮込んで出汁にする。
みりんと醤油をそれぞれ大さじ2を加えてからさらに弱火で。
豆腐半丁を4等分して入れてからとろ火に落とす。



豆腐に火が入ったら火を落とす。
あとは食べる前に火を入れるだけ。



白菜はもうとろとろになっている。
牛肉がいい出汁になって甘みがでている。
豆腐も鬆が入らずにいい出来。

ただ、これだけじゃああんまりなので簡単に。
1/11に玉川島屋で買って来た
なかよしミートのベーコン、厚みが3mmぐらいある。
フライパンにほんの少しサラダ油をしゅわっとスプレー。
黒コショウを少しがりがりと。強火で軽く炒めるだけ。



本来は生で食べられるベーコンである。
買って2日目だから軽く火を入れたけれど、
肉の部分の味の濃さといい、脂の甘さといい、ホントにうまい。
お取り寄せ候補。
しかし、今まで候補と書いて取り寄せたことは一度もない。
そう、自分を信じてはいけない、太宰治以上に、そういうこと。

DoaU319日目_Part4_中目黒までを上空から眺める

2010-01-14 19:13:36 | 歩道橋
かづ屋のラー油は利くな、そう思う。
店内は暖かかったから、何の問題もなかった。
汗をかいてもハンカチで拭きさえすればよかった。

しかし、だ。
店を一歩出たとたんに強風が体温を奪って行く、強烈な勢いで。
都道317号線、つまり山手通りの支線を横断する頃にはがたがた震える。
膝まできてないのが救いだ、膝まで震えがきていたらエラいことだ、
操り人形みたいな歩き方になっちまう。

桜田通りを渡り、200mぐらいで首都高目黒線の下をくぐる。
途中、中華料理屋がやたらと多いけれど、とにかく足早に通り過ぎる。
体温を上げないと、見上げて糸を探すはめに陥りそうだ。

東急目黒線のガードをくぐると、すぐにかむろ坂
4月には花吹雪がすさまじかったけれど、今は枝を伸ばすのみ。
かむろ坂を過ぎると、品川区から目黒区へと変わる。

紀伊国屋書店本社がある目黒不動交差点を過ぎると、
北西に進んできた山手通りは北北西へと方向を切る。
そこから250mぐらい。



下目黒歩道橋
片側2車線となった山手通りを跨ぐだけの単純な作り。
階段も片側1本ずつストレート型が下りるのみ。
黄色いクレーン車が停まっているすぐ横の茶色いマンションの1階、
5月に食べに行ったラーメンゼロがある。



五反田方面
左の内回り側、斜めに見えているのがイメージスタジオ109。
その名の通り、東急が経営している撮影スタジオでCMを撮影したりする。
右の外回り側、原チャリが走っている辺りにかづ屋がある。



中目黒方面
目黒通りの歩道橋を歩いた時に通った大鳥陸橋がすぐそこに。
大鳥陸橋を右へ曲がれば権之助坂を上がって目黒駅。
左折すれば柿の木坂を通って自由が丘へと抜けられる。
正面には中目黒駅のすぐ近くにある中目黒アルスタワーがもう見えている。

左の外回り側に下りて進む。
目黒通りを越えて400mぐらい。



田道歩道橋
「でんどう」なんて読める訳がない。
そして、みちのどっちも住所表示は目黒。
田道という地名の由来に関する説明もまったくない。
だから、ここがなぜ田んぼ道なのかはさっぱりわからない。



五反田方面
左の内回り側の白い建物、なんだろ?
4階部分まで一切窓がない。
考えられるのは裁判所、もしくは銀行。
その裏手には目黒区美術館とか市民センター系のものがある。
右の外回り側、白い建物の向かいにラーメン屋。
塩ラーメンあいうえお
意味がわからんけれど、塩ラーメンは好きだ。
しかし、表にTokyoWalkerでなんちゃらと書いてある。
アホだな、マズいと公言しているようなもんだ。
間違いない、オレが言うんだから。



中目黒駅方面
目の前の信号を右に曲がれば恵比寿ガーデンプレイスへと出る。
その途中、右手に清掃工場、左手には航空自衛隊、何だココ?な所。

右の内回り側に下りて600mぐらい。



目黒八幡歩道橋
この先、中目黒駅まで約500mの間に歩道橋はない。
この日最後の歩道橋は、目黒川まで30mぐらいの所に立つ。
そして目黒川を渡れば東京共済病院。



五反田方面
左の内回り側、茶色いマンションの向こう側にスタンレー電気。
自動車のヘッドライトとか作ってる会社。
こんなところに本社があるとは・・・
外回り側、赤いX-Trailが停まっているところもラーメン屋「蔵」。
古い民家を改装してラーメン屋にしていた。



中目黒駅方面
方面も何も、すぐそこに東急東横線中目黒駅が見えている。
駒沢通りが上を通る中目黒陸橋もすぐだ。
右手の巨大な建物が中目黒アトラスタワー。
そしてこのアトラスタワーができるまでは
この辺りで一番高かった中目黒GTが左手に見える。

内回り側の手前の木々は川の資料館がある辺り。
昔、ココから船をおろして目黒川をくだっていたらしい。

山手通りの起点となる新東海橋歩道橋から中目黒駅まで約6km。
歩道橋は6基のみ、860mで1基ぐらいの計算になる。
高輪麻布線が400mおきに1基、
明治通り、原宿ー古川橋間は550mで1基、
中原街道が600mおきに1基だから、
山手通りは格段に少ない。

しかも不動前から中目黒駅まで道路工事中。
たぶん、完了に際しては、この3基は撤去されるだろう。
歩道橋を目にしなくなる日もそう遠くはないかもしれない。

DoaU319日目_Part3_かづ屋(ラーメン/五反田)

2010-01-14 16:14:01 | 食べ歩き
ゲートシティ大崎の辺りから、恐ろしいまでの強風にさらされる。
マフラーがばたばたと暴れだし、首を締め上げるぐらい。
つま先が神経がなくなった?耳はちぎれるんじゃない?
それぐらいの寒さにがたがた震えながら山手通りを歩く。

東急池上線のガードをくぐると中華料理屋。
う~ん、うなるだけで通過。
都道317号の手前、「麺彩房」というつけ麺屋。
気にはなっていたけれど、温かいもんだよね、ホントに。
山手通りを右に曲がって桜田通りを五反田駅方面へ。
向かいの上り車線側に「きらら」という豚骨ラーメン屋。
そして、その隣に「一風堂」。
豚骨ではないな、五反田駅方面へと進む。

そして諦める。てか、保険はきかないのだ、
先週の東海酒家のような大事故は起こしたくない。



かづ屋 五反田店
2年ぐらい前に嫁さんと来たことがあって、
不動前のかづ屋と変わらない味だとわかっている。

13時45分、先客は3人。この時間で3人ならいい方じゃない?

支那ソバかあ・・・メニューを見ていたら、
あれ?こんなんあったっけ?
店内も暖かいし、麺ではないけれど、頼んでみる。

待つこと10分。



餃子定食(700円)
ただし、ごはんをジャンロウハンにしたので+100円。
餃子を食べるので当然、瓶ビール(530円)はオーダー済み。

ここの餃子の特徴は皮がもちもちと厚みがあること。
水餃子の方があいそう、あのスープで食べれば最高だと思う。
餡の肉と野菜のバランス、味付けもいいから焼き餃子でももちろんOK。
餃子をビールとともに食べきってから、さてご飯である。

なぜ支那ソバではなく餃子定食にしたかというと、
ジャンロウハンを食べてみたかったからである。
ソバを食べると、もちろん米は喰えない。
しかし餃子定食なら食べられるからである。
肉味噌はまあまあ、五香粉の香りかな?それが気になったけれど、
ごはんは麦飯だから、これぐらい味と香りが強い方がいいのかも。

スープは支那ソバに使われるスープとまったく一緒。
だから途中で揚げネギを追加するとコクがましてさらにうまくなる。

無謀なことをしなければ、かづ屋はホントにハズレがない。
冒険しなくてよかった、そう思いながら寒風に吹かれに出る。

DoaU319日目_Part2_山手通りを上空から眺める

2010-01-14 00:12:03 | 歩道橋
新東海橋歩道橋を山手通り内回り側に下りる。
200mぐらい進むと聖蹟公園交差点に出る。
何だ?この大仰な名前は。
京王沿線の聖蹟桜ヶ丘を関係あるのか?
ちょっと進む。



聖蹟公園
もともとは東海道の品川宿本陣があったところらしい。
参勤交代の大名や公家が泊まっていたところ。
そして聖蹟の意味がようやくわかる。
明治天皇が外出した際の仮の御所という意味らしい。
聖蹟桜ヶ丘もそんな所だと初めて知る。

このあたりは東海道の名残があちこちにある。
聖蹟公園から100mぐらいの交差点名は東海道北品川。
ちょっとカッコよくね?
この交差点から斜めに入ると新馬場商店街・・・
行ってみたいけれど、すでに13時。先を急ごう。

東海道北品川交差点から300mぐらい。
高架を京浜急行が走る。
かつては北馬場と南馬場と分かれていた駅が新馬場駅に統合されて、
そのホームが上空にある。
ガードをくぐると第一京浜、つまり国道15号。
昔はココにも歩道橋があったんじゃね?そう思う交通量の多さ。

第一京浜を渡って150mぐらい。



城南歩道橋
山手通りを跨ぐだけ、階段も片側1本のストレート型のみの単純な構造。
左の内回り側には子供の森公園。
カラフルなティラノザウルスやステゴザウルスがうろうろ。



東京湾方面
目の前に京急の高架、新馬場駅のホームが見える。
その奥に、品川図書館がある。
六行会なる団体と同じ建物にある図書館。
六行会ってなんだ?あんまり知りたくないニオイがする。



渋谷方面

この歩道橋の先で山手通りは90度曲がり、南へ向かう。
左の外回り側は1車線、内回り側は3車線、なんだ?コレ?

右の電信柱の上の方にゲートシティ大崎がもう見える。
正面の花キューピットの看板があるビルは日本フラワー会館、
そのまんま過ぎて・・・。
その隣に見えるビル、中原街道の清水台歩道橋から見えたウェストシティタワーズ。

左の外回り側に下りて、200mぐらい進むと、また90度ターン。
JRのガードをくぐる。東海道線と京浜東北線が上を走る。
曲がって100mぐらい。



みたけ歩道橋
片側1車線となった山手通りを跨ぐだけの単純な構造。
うん、第一三共、渡哲也さんがそう唸るCMでおなじみの
第一三共の開発センターが左の外回り側にある。



東京湾方面
目の前を京浜東北線が走り抜ける。
右側を流れるのが目黒川である。
正面のクレーンが立っている、その奥に楽天。



渋谷方面
こちらは新幹線が走り抜ける。
光村印刷の奥にゲートシティ。
千代田グラビヤの左側に見えるのがシンクパーク。
大崎辺りはホントに訳のわからんビルだらけになっている。

右の内回り側に下りて進む。
居木橋交差点の手前で外回り側に渡る。
居木と書いて「いるき」とは読めないよなあ。
ずんずん外回り側を進み、JR大崎駅前を通過する。
すると外回り側は山手通りの下を通過することになる。
大崎駅東口の階段を上って、大崎ニューシティ側に下りる。

今度は山手線の上を跨ぐ。
この跨線橋から東急池上線の五反田駅が見えている。
この跨線橋から500mで池上線のガード下。
さらに200mぐらい進むと桜田通りに出る。
すでに13時半過ぎになっている、そろそろ昼ごはんを食べよう。
そう、ココ1ヶ月で何回来たか、わかりたくもない五反田で。