缶詰だけど、それが何か?

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again006_Part1_寿福(ラーメン/自由が丘)

2010-07-08 20:24:09 | 食べ歩き
7/8(木)

オレはイタリア語がペラペラなんだけど、意味がわからないんだ

テキトー男と言われようと、やはり高田純次は最高である。
喋らなければ、カッコいいオヤジ。
オレからスケベをとったら、加齢臭しか残らないんだ
なんてことを、さらりと言ってのけてこそ、高田純次だよなあ。

朝からのキツい日差しにさらされながら渋谷へ。
3日おきにハローワークへ行こう、そんな習慣を復活させる。
月曜日とはうってかわって、今日はがらがら。
N村さんに紹介状を1通発行してもらっても11時半には終了。

外に出ると日差しはさらに強烈になっている。
ただ、こういう暑さは嫌いじゃない、てか好きだ。
散歩に行きたいぐらいだけれど、明日は嫁さんのパン教室。
掃除をしなければならないので、さっさと東横線に乗り込む。
こう暑い時には、いっそラーメンだよなあ、そう思う、涼しい車内で。
しかも、片栗粉でしっかりととじた広東麺とか?
いや、それは無理だな、高田純次だって喰わない、絶対に。

自由が丘で下りて、迷うこと無くグリーンロードへ。
そねのやの日替わりはまたもカツカレー、どうなってるんだ?
いやいや、ラーメンだ、ラーメン。そのまま進んで寿福へ。
もちろん、広東麺なんて変態でも喰わないようなものはパス。
見れば、ざる中華なるものがある、去年はなかったのに。
ラーメンだ!そんな意気込みはどこへやら。



ざる中華+ミニチャーシュー丼(800円)
涼しげな感じと、チャーシューの暑苦しさがごちゃ混ぜである。
甘酸っぱいタレにゴマをいれたような漬けだれもいい感じである。
横のおにーちゃんがすごい勢いで消滅させていく。

と、気付けば、斜向いにいたのだ、広東麺をすすっている変態が。
高田純次
なんでもご近所らしい。
ああ、なるほど。
11 月に嫁さんと来た時に発見してげらげら笑いながら読んだのだ、
「適当男のカルタ~純次のことわざブック~」など高田純次の本が何冊か。

ごちそうさん

テキトー男の声は渋く、かなり通る。
オレが書いた本は『変わった本屋』に行かないと置いてないんだ
そう言いながら、目の前にある自分の本を見せてくれないかな?
そしたらテキトー男がいなくなった店内がさらに盛り上がったのに。

again005_Part2_小松菜と揚げのおひたし

2010-07-08 15:11:12 | レシピ
くろぶた

普通は黒豚である。
あのクソみたいな梁田義秋が独裁制をひいていた会社があった恵比寿、
心残りがひとつ、黒豚の汁で食べるうどん屋に行けなかったこと。
ラム肉も鶏肉も好きだけれど、豚肉ももちろん好きなのだ。
だから、黒豚でとった出汁で食べるうどんも最高である。
それだけが、ちょっと後悔である。

ただ、くろぶたと書いて全く異なる生物を意味する地域だってある。
オレが育った神奈川県では、クロブタと書いて黒豚ではなく、
イサキ、もちろんスズキさん一家の魚を指すエリアもある。
なんでクロブタなんだろ?

夕方、近所のスーパへと買い物へ行く。
牛乳が足りないからで、つらっと見ると、およ、刺身。



カンパチ、イサキ、マグロが3切れずつで450円。
やっすいなあ、作る気を失せさせるほど。

家に帰ってきて、小松菜を茹でる。
冷水にとってしっかりとしめたら、5cmぐらいに切る。
ボウルに白だしとみりん、おろしショウガを加えて小松菜を。

フライパンで油揚げを焼く。
しっかりと焼き目がつくまで、水分を飛ばす。
あとは切って小松菜と和えるだけ。



小松菜とは、そもそも葛西菜と言われていたらしい。
東京23区の最東端・江戸川区、葛西臨海公園がある、あの葛西。
ただ、江戸の肥を運ぶ船を葛西船、転じて葛西、
葛西菜だと糞尿菜というイメージになるために、変名されたとか。
別名・鶯菜・・・鴬谷で作られていたから?
こっちの方が、クロブタよりもよっぽどわかりやすそうだし、
名前もきれいだよなあ。