缶詰だけど、それが何か?

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again007_Part6_びっくりドンキー鷺沼店(ハンバーグ/鷺沼)

2010-07-12 21:57:00 | 歩道橋
その日は月曜日だった。
いつも通りに起きて、しばらくはいつも通りの朝が続く。
それまで芸能人がどうのとOAしていたテレビが一斉に異変を伝える。
日比谷線で異臭騒動
当時、自由が丘から東横線で通っていたから、イヤだな、そう思った。
東横線は日比谷線に乗り入れているからである。
だから出社時間を遅らせて、テレビを見つづける、
救急車と消防車が、そして、なによりパニックに陥ってるアナウンサーの姿を。

すぐに傍観者ではいられなくなる、
カメラマンと一緒に青山に行く、通信社から写真を買う、
テレビにかじりついて、刻々と変化する状況を見ながら、ちゃかちゃかとまとめる。
半年後、テレビが伝えた地下鉄サリン事件をまとめた。
それが、最初に配属された部署での最後の仕事となった。

その後、オウム真理教はアレフと名を変え、未だに存続している。
このアレフとはヘブライ語の第1文字、破裂音なので、無音と言えば無音。
おとなしくします、そんなオヤジギャグではないだろうけれど。

ヘブライ語の元になったものがフェニキア語である。
フェニキア文字の第1文字もアレフ。
海洋商業民族だったフェニキア人が取引をする際に使ったために広がった。
フェニキア文字の特徴は母音がまったくないこと。
アラビア語もフェニキア語を語源とするため、母音を表記する文字がほぼない。
母音という概念が入って来るのはギリシャ語以降で、
このアレフをアルファとし、「あ」の音を与えた。
以降のローマン、アングロサクソン、ゲルマンも第1文字は「あ」となる。

宮前馬絹歩道橋を上り車線側に下りる。
赤いマーチで走った記憶だと、この先にマックがある。
しかし、からからに乾いたノドにマックは拷問である。
マックがある有馬病院入口交差点で下り車線側に渡る。
好き好んで拷問を受ける訳ではない、当たり前である。
巨大なドナルドにさよならを告げて250mぐらい進む。



びっくりドンキー鷺沼店
相模大野の病院へと向かう、11時ぐらいに通過していたので、
入ったことはない、もちろん。
てか、びっくりドンキー自体、生まれて1回しか行ったことがない、
地下鉄サリン事件が起きた2年後ぐらいのことだったと思う。

もちろん鷺沼駅周辺で探すことだってできる、
いや、できない。
右足がホントに痛いのだ、ちょっとだけでも休ませてあげたい。
それに、ビールだ、ビール、とにかくノドが乾きすぎている。

やたらと広い店内に響き渡るガキどもの悲鳴、
ファミレスだ、それが当たり前である。
かなりお行儀が悪いけれど、フットスケープから足を解放して、
待つこと3分、神では無く人が作った快楽が運ばれる。



ドンキーオーガニックビール大(700円)
有機栽培のドイツ産麦芽とホップ・水・自家製酵母だけを使っているらしい。
保存料や安定剤の添加や炭酸ガスの注入を行わないとのこと。
ドイツの伝統的な醸造法らしいけれど、今はそんな御託はいらない。
評論家の真似事だってしたくないぐらい。
ああ、生き返る。

フルーティーな香りだけれど、味わいはちょいと薄いかな?
ただ、コレがビールなのかもしれない、
日本のビールはかなり濃厚だ、ベルギービールには負けるけれど。
のんびり楽しんでいると出て来る。



ハンバーグ&牛肉プルプル(627円)
ごはんを小盛りにしてもらったので-52円、575円だけれど。
これで1,000kalである、すげえな、ホントに。
17kcal@1円である、すげえコストパフォーマンス?
かつて1度だけ食べたときよりも、ハンバーグはうまくなっているような。
しかし、牛肉プルプルとはなんだ?
食べてみて、ああ、と。
プルコギか。
肉質はたいがいだけれど、まあいいんじゃないですか?

ただ、どこをつついても肉、肉、肉。
ごはんを小盛りにしてもらってホントによかった。
それでも40分ぐらいかかる、完食するのに。

店を出ると、雨がぽつりぽつりと落ちてくる。
厚木街道を有馬四丁目交差点で上り車線側に横断。
するとこんなもの。



国道246号の起点である三宅坂から20km地点である。
246を20kmも歩いたか・・・ちょっと感慨深い。
行き先表示板の通り、2本先の角を右に入る。
確か、ミスドがあったよなあ、嫁さんにお土産でも買うか、
そう思いながら歩を進める。

鷺沼駅入口交差点にココイチがオープン。
こっちでもよかったよな、と思うけれど、喰っちまったし。



駅前に出ると、アレ?
ミスドは姿を消し、ケンタになっている。
あ~あ。
アレフ~アレフである、ヘブライ文字で書けば。

びっくりドンキーは会社名ではない。
会社名は株式会社アレフ
フェニキア文字からとった、そう書いてある。
ヘブライ文字と書かなかったのは、関係ありません、そんな表明?

again007_Part5_鷺沼までの空を眺める

2010-07-12 16:32:39 | 歩道橋
Do not stand at my grave and weep

私の墓の前に立って泣かないで
直訳すればそんな意味となる詩、
近親者の死、追悼する時にアメリカで読み継がれてきた。
日本では、この詩の3行目、
I am in a thousand winds that blow
ここから意訳したタイトルで2007年になぜかヒットする。
紅白歌合戦って、まだ見られているのか、そう不思議に思った。

しかし、コレを持ち込んだのがデーブ・スペクターなんてねえ。

末長歩道橋を下り車線側に下りる。
東急田園都市線を越えると、国道246号はだらだらと下り坂になる。
上り車線側には虎ノ門病院別院、虎ノ門の本院では大平正芳や小佐野顕治、
女優の深浦加奈子さんらが息を引き取った。
もちろん、彼らが亡くなった時には「千の風になって」は知られてもいなかった。

虎ノ門病院を通り過ぎる。



鎗ヶ崎側道橋
246号を跨いではいるし、遠目には歩道橋か?と思ったけれど、
クルマも走り抜ける、側道橋というものである。
その手前で、川崎市高津区から宮前区へとなる。
そして、ここから246号は自動車専用道となり、歩行者は上空へ。



二子玉川方面
金網ががんじがらめで、妙な方向しか見えない。
左の上り車線側に虎ノ門病院別院があり、下り車線側の白い建物は、
マンションにしか見えないけれど、虎ノ門病院の施設。
そして、両側をつなぐ連絡橋が見える。



たまプラーザ方面
金網の目はさらに細かくなり、デジカメは身動きが取れない。
街灯に鳥が2羽、風も強い、空気も汚い、こんなところで休まんでも。

この先も246沿いに歩道はなさそうである。
そのまま下り車線側を進む・・・と痛つっ、いてててて、
フットスケープがまた悪さをする。
下り坂なので、重心が前へと移動する、
必然的に右足の人差し指にやたらと負担がかかる。
踵で歩くような、そんな妙な歩き方で、けっこうな斜面を下って行く。



下りきると、246の下は公園、そしてテニスコートになっている。
先には電車の高架・・・南武線は通り越してきたばかりだし、
こんなところを東西に走る電車って?

その高架をくぐると、尻手黒川線。
246をの末長歩道橋で東に向かうと千年交差点で出くわす道である。

尻手黒川線を越える。



馬絹南交差点
上空を走ってきた厚木街道がようやく地上へと降り立つ。
空中しか走ったことがなかったけれど、その空中を歩いてみたかったなあ。

てけてけ進んで、246の歩道を進む、またも、だらだらとした上り坂。
ゴーランドカンパニーなる中古車屋さんにはハマーやポルシェがずらり。
その先、野川団地入口交差点角には、そのショールーム。
フェラーリ308GTSが500万ぐらい、どう考えても無理だ。

そのまま200mぐらい進む。



宮前区馬絹歩道橋
右折車線を含めて5車線となった厚木街道を跨ぐ。
向こうの上り車線側には、橋梁部からまっすぐおりる階段と、
90度曲がって下り、さらに180度回転する折り返し型が2脚。

しかし、こちらの下り車線側にはまたまた階段がない。
歩道橋をくぐり抜けた先にまたちっちゃな階段。



宮前馬絹歩道橋 上り車線側階段
上り車線側が高くなっているので、橋梁部から45度オフセットされて17段、
階段部分はこれしかない。
このまま測道にも出られるし、階段をとことこ下りて246にも出られる。



二子玉川方面
正面の信号が野川団地入口交差点。
246が左へとカーブして行く先に見えるのは富士通ゼネラルの本社かなあ。
かながわサイエンスパークかもしれないけれど。



たまプラーザ方面
目の前の信号を右に入って行くと東急田園都市線の鷺沼駅。
相模大野の病院から帰って来るときは、たまプラーザ駅の方から、鷺沼を経て、
ココで246に復帰していた、そんな道。

この先、有馬四丁目交差点の2つ先の角まで進む。
この日の厚木街道は約5,837m、
歩道橋は7基、750mぐらいで1基と出くわすことになる。
玉川通りから分岐する二子玉川のガーデンアイランド前の信号からだと
約7,184mになり、約900mで1基となる。
ガーデンアイランドから多摩川まで約747m、
鎗ヶ崎側道橋から新道馬絹交差点まで約905m、
計1,652mは自動車専用道路なので、歩道橋なんてある訳がない。
そんなことを考え合わせると、約5,532mになるので、約700mに1基、
けっこう多い方、国道でも。

すでに12時過ぎ。
とにかくノドが乾いた。
鷺沼駅周辺の記憶を辿る、牛角ぐらいしか思い出せない。
246沿いは・・・ああ、そんなお手軽な・・・。

湿気を多分に含んだ風にあおられながら、
情けない選択をしなければならない自分に涙が・・・出ねえよ。