缶詰だけど、それが何か?

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again017_Part2_ポークたまご

2010-07-20 16:59:09 | レシピ
豚は、鳴き声以外すべて食べる

沖縄の食文化はかなりおもしろい。
豚はホントに残すところはないし、ヤギも食べる。
ハリセンボンだってウミヘビだって食べる。

白米とニンジンしりしりだけの弁当なんてモノが売られているし、
定食屋に入れば、味噌汁定食なんてものがある、
丼になみなみとつがれた具沢山の味噌汁がおかずである。

そして、やたらと食べられているのがポークである。
ホーメルのスパム、デンマークのチューリップが2大ブランドのランチョンミート。
スパムを東京で食べようとすると、アメリカホーメルの輸入品となる。
しかし、沖縄には中城村に沖縄ホーメルがあり、ココで製造したスパムとなる。
だから、沖縄でスパムを買うと安いのだ。

ただ、沖縄にはオキハムという会社がある。
ヤギ汁やフーチバージューシーの素など沖縄料理のレトルト食品、
シークワーサーを使った飲料などを製造販売している会社で、
ココのコンビーフハッシュはけっこうお気に入り。

昨年のオレの誕生日に嫁さんが買ってきたのがコレ。



オキハム「Oh!ランチョンミート」
普通は豚肉と牛肉だけれど、豚肉と鶏肉で作られている。
100g当たりナトリウム855mg・・・
スパム・クラシックは56g当たり790mgだから、それを思えば、だけれど、
スパムの減塩やうす塩は100g当たり696mg、けっこうな塩分量である。

昼ごはんを食べた後、あまりの暑さに読書をしながら過ごす。
荻原浩「サニーサイドエッグ」
1作目の「ハードボイルドエッグ」はおもしろかったけれど、
ちょっと困った、こちらは。
完全にネタバレしているんだけれど、やたらと引っ張る。
う~ん。

日がかなり傾いた17時半、ようやくキミサワへと向かう。
それでもちょっと歩いただけで汗がたらたら・・・どうなってるんだ?

昼に引き続きキャベツを千切りにする。
塩で揉んでから、水にさらして塩を抜く。
なにしろスパムが恐ろしいまでの塩分量である。
水気をきっちりと切って、冷蔵庫へ。

オキハムのランチョンミートは、通常のスパムをスライスして4枚ぐらい?
そう思ってたら、パウチに充填してあるだけなので、べろんと1枚。
だいたい3等分して、2枚を斜めに切る。

フライパンにスプレーオイルを1吹きして、ランチョンミートを。
生食できるものだけれど、焼いてしまうのはなぜ?
強めの弱火で焦げ目が付くまで焼く。

同じフライパンにバターを入れて、溶き卵を流す。
わしわしとまとめて出来上がり。



沖縄の定食屋のまさに定番メニュー、ポーク玉子である。
夕方、キミサワで買ってきたもずくを追加して、テーブルの上は沖縄である。
惜しむらくはオリオンビールがないこと、それに泡盛がないことである。
さらに、沖縄よりも暑いこと、コレがホントに最悪である。

again017_Part1_ソース焼きそば

2010-07-20 15:41:13 | レシピ
7/19(月)

日本人は宝石かなにかだと思っているんだ。

フランス人はこう言って日本人をバカにする。
彼らにとって、車は移動するための道具にすぎない。
バンパーはぶつけるためのものとしか思っていないし、
汚れていようと、多少凹もうとそんなことはどうでもいい。
ところが、日本人にとっては車は見栄を張る道具である。
だからピカピカに磨き上げる、
乗っているよりも磨いている時間の方が長い人だっている。

自力で洗車したのは年末、その後、車検で洗車されて帰ってきたのが2月半ば。
もう5か月も野ざらしになっているのだ、家のマーチは。
雨にさらされ、カラスの糞の餌食にもなり、
きったねえなあ、そう思っていたけれど、
梅雨だしとごまかしていた、自分を。
しかし、からからの天気、おまけに嫁さんは仕事だ、言い訳はできない。
朝から洗車に励む、午後だと暑いからである。
そうは言っても、すぐに紫外線にさらされる、汗がぼたぼた流れる、
1時間ちょっとで、熱中症になるんじゃない?それぐらい。

玄関先も水で流し、玄関ドアも水をかけながら掃除。
11時過ぎに家に入ると、スゴい熱気である。
ドライでは無理、さすがに冷房にするけれど、それでも汗は流れる。
シャワーを浴びて汗を流す、それから昼ごはんを作る。

先週の日曜日にヒルマで買ってきた焼きそばが1食残っている。
さっぱりでなければ、コテコテである。

宅配野菜できたキャベツ2枚を千切りにする。
昨夜、茹でた小松菜をちょっと刻む。
ローマイヤのソーセージの残り2本も薄切りに。

フライパンにスプレーオイルを2周。
乾燥ニンニクを砕いて入れて加熱する。



キャベツの芯の部分とソーセージを放り込んで、じっくりと炒める。
芯以外の部分も加えて、ざくざくと炒める。



キャベツがしんなりしたら、小松菜を加える。
白コショウ、鶏ガラスープの素を加えて炒め合わせる。
そして、何をトチ狂ったのか、ガラムマサラを足してみる。



炒めた具を脇に寄せて、麺を入れる。
ちょっと水を入れてほぐしたら、ざくざくと炒め合わせる。
麺に火が入ったら、添付の粉末ソースを加えて、さらに炒め合わせる。
ちょっとごま油を足して、香りをつけたら出来上がり。



やっぱり、焼きそばにはならないよなあ。
ちゃんと焼かないと香ばしい感じはしない。

むーん、そう唸りながら一口。
冷房で引きかけていた汗が再び引き出す。
ほんのちょっとだぞ、ガラムマサラは、
カレーっぽい香りはまったくしない、ただただ辛いのだ。

結局、またシャワーを浴びる。
もちろんオレの体は宝石でもなんでもないけれど。