缶詰だけど、それが何か?

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again025_Part1_ハチ食品「たっぷり・ミートソース245」

2010-07-27 21:57:48 | 食べ物
酷道

一般的には片側最低1車線ずつ、歩道も整備されていて、
車はもちろん人の通行も安全で楽な道、それが国道のイメージ。

それはあくまで東京の真ん中に住んでいれば、ということであって、
地方に行けば、そりゃもう凄まじい国道がある。
1車線、しかも幅員1.5m未満の国道だってある。
1.5mとは家のマーチが転落するかしないか、そんな道幅である。
それでも舗装されていればいい方で、ダートもあれば階段もある。
海だってフェリーが通っている部分は国道だったりする。
要するに主要地域を結ぶ、もしくは主要地域と他の国道を結ぶ、
それが国道の定義である。
だから、アーケードのある商店街を抜ける国道があっても不思議ではない。

ただ、246の渋谷駅周辺だって酷道である、
ホントに進まないのだ、1日を通して。

嫁さんは1度、起きるけれど、またぐゎーぐゎーと寝はじめる。
たいしたもんだ、ホントに。
その間に、昨日、もらってきた紹介状の処理をしようと思ったら、
意外とめんどくさいことに気付く。
てか、コレ、何?そんな項目があったりする。
酷いもんだ、説明しろよ、ホントに。

呆れた所で嫁さんが2回目、いや、3回目か?の起床、
すぐさまマンゴープリンを作りはじめる。
あの、そろそろ昼ごはんの仕度を・・・
いや、することはないのだ、ほぼ。



ハチ食品「たっぷり・ミートソース245」
まったく聞いたこともないメーカーだけれど、
本社は大阪の淀川沿い、国道2号の近くにある。
日本で初めてカレー粉を開発、発売したメーカーらしいけれど、
知っている人間はハチ食品関係者ぐらいじゃない?

商品名の245とは、もちろん国道245号ではない。
内容量245gということであるけれど、
245gをどう捉えていいんだろ?多いのか?少ないのか?
わかんねえよ、これじゃ。

オンラインショップでは173円で売っているけれど、
キミサワで88円だったような、この差って・・・。
レトルトなので沸騰した湯で7分ぐらい。

パスタはディチェコのスパゲッティーニ。
8分半で茹で上げて、乾燥ニンニクを炒めたオリーブオイルに絡める。



いや、まあ、なんと言うか・・・
昔の喫茶店で食べたような、香りがぷんぷん漂う。
食べると甘い、ホントに。
パルメザンチーズをアホみたいにかける、バジルもちぎってのせる、
そうすれば、チーズとバジル味でなんとかなる。
もちろん階段国道よりはいいけれど、246とはいい勝負かも。

ちなみに国道245は茨城県水戸市と日立市を結ぶ国道。
ちょっと行ってみたい国道である。
何しろ、トレーラーの通行にあわせて橋梁部を上下させられる歩道橋があるらしいから。

again024_Part2_パプリカとシーフードの白ワイン炒め

2010-07-27 16:05:17 | レシピ
アリゲーターガー

近所の呑川がエラいことになっている。
しかも、池上通りが上を跨ぐ堤方橋で釣り上げられたのだ。

生活排水が流れ込む川なので、水温が冬でも高いらしく、
だからアメリカ南部から南米北部に棲息している魚でも生きられる環境。

最大で3m以上になる恐ろしげな顔つきの魚が釣り上げられた。
魚はもちろん、水鳥や大塚程度の小動物ぐらいなら喰っちまう。
単なるえら呼吸ではないので、酸欠気味なら、水面から顔を出して呼吸する。
見た目はワニそっくりなので、アリゲーターという名前が付く。
ミシシッピ川であれば、ミシシッピワニが天敵として存在するけれど、
呑川にはワニなんている訳もない。
かわいそうなボラたちがあっという間に喰い尽くされちまう日も、
そう遠くはないかもしれない。

ホントはひぶすま家からキミサワへ行くつもりだった、
土用丑の日、うなぎを買おう、そう思っていたのである。
しかし、はち切れそうな胃を抱えて、スーパーで食品を見る気になるか?
かわいそうなボラと化して、とぼとぼと家に帰る。

マイナビで申し込んだ所から履歴書を送れというメール。
なんで履歴書が必要なんだろ?そう思いながらもせっせと履歴書を出力。

18時、まだまだ満腹である。
夕方には腹も多少は落ち着く、そしたらキミサワへうなぎを買いに行こう、
そう思って歩いていた、ひぶすま家からの帰り道で。
しかし、アリゲーターガーではない、しょせんボラなのだ、オレは。
うなぎを食べような気力はアリゲーターガーに喰い尽くされる。

ただ、ぴかぴかゴロゴロと凄まじい天気の中、嫁さんが帰って来る。
困り果てたボラは嫁さんがもらってきたパプリカを4/3個を刻む。
タマネギ1/4個も粗みじんに。

フライパンにバターを加えて、乾燥ニンニクと乾燥バジルを。
バターが焦げ付かないように弱火で加熱する。
香りが出たら、冷凍のミックスシーフードをざらざらと。



タイムと白コショウを加えたら強火に。
さっと火を入れたら、タマネギを。



これまたさっと火を通したら、パプリカを加えてざざっと炒める。
白ワインをふり入れて、アルコールを飛ばす。
塩、コンソメで味を調えたら火を落とし、
ちぎったレタスを敷いた皿にのせれば出来上がり。



相当な手抜き料理ではあるけれど、まあ許せ、ボラのすることだ。
あとは昨日、キミサワで買ってきたしらすをてんこ盛りにして食べる、
米を食べているんだか、しらすを食べているんだか、わからん、
それぐらいの比率で。
オレたちだってアリゲーターガーみたいなもんだよな、
しらすからしてみれば、いやアリゲーターガーからも。

again024_Part1_ひぶすま家(ラーメン/自由が丘)

2010-07-27 10:30:30 | 食べ歩き
7/26(月)

Humanus sum possum errare falli et decipi.

16世紀の文献なので、当然ラテン語である。
HumanusはHuman、sumはI am、possumはpossible、errareはerror、
etはand、decipiはdeceiveを意味する。日本語訳すれば、
私は人であり、間違え、失敗し、ダマされうる
そんな意味となる。
予言者ミシェル・ノストラダムスのこの表記もラテン語である。
彼が生まれたフランスでは、彼はミシェル・ド・ノートルダムとなる。
ミシェル・ド・ノストラダムスは誤りであって、この表記はニセモノが使っていた。
間違え、失敗し、ダマされたのは誰だ?

めざましテレビの占いでは、今日は最下位。
いやいや、占いなんて、あてになるもんか。
ノストラダムスは当然、間違え、失敗する。

10時に台場にいなければならない。
30分前に着くと想定しても、9時ぐらいの電車に乗れば楽勝。
しかし、8時過ぎに携帯にメールが来る、東急から。
大井町線、踏切に車が侵入して、JRなどに振替輸送中。

最下位街道の助走が始まる。

大井町線で大井町まで行って、りんかい線で東京テレポートまで行こう、
だから30分ぐらいで着くと考えていたのに、すべてが狂う。
しょうがないので、予定よりも早く出て、目黒まで行って、山手線で新橋へ。
お台場合衆国をやっているこの時期、一番、乗りたくないゆりかもめに乗る。
エラい遠回りをしてお台場海浜公園駅に着く。

10時から1時間弱ぐらい話す。
オレって正直モんだよなあ、できないこと、やっていないことは正直に話す。
ただ考えて話すことだけは正直ではない、半分以上ホラと思いつき、
それが次から次へと言葉が吐き出される、淀みなく。

表に出ると、ほぼ無風。
テレポートブリッジを渡って、東京テレポート駅へ。
りんかい線に乗ると渋谷に行けることに気付いたから。
月曜日だから混んでるかもしれないけれど、ついでだ。

ただ、りんかい線のホームは渋谷駅とは認めなくない、
南渋谷駅とでも言いたくなるような位置にある。
しかもむせ返りそうなぐらいの熱気がこもる通路。

最下位街道をひた走る。

ハローワークに着けば、たいして混んではいない。
ただ、階段で昼ごはんを食べるおじさんってどうよ、確かに涼しいけどさ。

12時半ぐらいには終わって、ちょっとタワレコへ。
当然、上着も脱いでネクタイもとっているけれど、暑い、ホントに。
自由が丘に戻ってくれば13時。
冷たいものを食べたいと思っていたけれど、なぜかひぶすま家へ。
1年ぶりである。
先客は1人だけ、大丈夫か?ホントに。



モヤシと春雨の炒め+みにらーめん+みにごはん(800円)
この炒め物、酸味は強いけれど、かなり優秀、
肉はもちろんだけれど、キクラゲに、なんとフクロダケまで入っている。
ホントに手間をおしまない店、それは認める。
みにサイズだけれど、らーめんもしっかりうまいし。

ただ、なめてました、ホントに。
かなり小さめに見える器だけれど、喰っても喰っても減らないのだ、春雨が。
去年も死にそうな思いをしたような記憶が蘇る。
さすがにごはんは半分ぐらいしか食べられない。

間違いと失敗にまみれた最下位な1日は、それでもまだ半分しか終わっていない。