人力の見直し

私は、食器洗いが嫌いなので、食器洗浄機を使っているのですが、これがなかなか人間の手のようにはいかず、汚れがきれいに落ちていないことがあります。
重ね方にもよるのですが、深い形の器は横向きにすると中まできれいに洗えません。伏せるようにおけばいいですが、そうなると数が全然入らないことになります。
大きな丼などは最たるもので、こんなものは手で洗ったほうがよほど早いわけです。
食器洗浄機に適しているのは、平らな洋皿ですね。一度にたくさん洗えます。湯飲みやコップの場合は、ハイパワーでやれば水流が強いので、底までしっかり届きますが、普通洗いだときれいにならないことがあります。
しかし、ハイパワーというのは、１時間くらいかかるのです。電気量がすごいと思います。

まあ、そんなことで、お椀やらご飯茶碗やら丼やら小鉢やら、不ぞろいのものを食器洗浄機の中に並べるとあまりたくさんのものを一度に洗えないし、電気エネルギーが莫大で、音もうるさいということで、昨日から“手”で洗うことにしました。

地球の二酸化炭素発生量を減らし、エネルギーを節約し、地球温暖化や環境汚染を食い止めるため、というと大げさですが、そういう意味もあるし、単に我が家の電気料金の節約のためにも手で洗おうではないか。

また、このごろ、食べたものがどんどん贅肉になってしまい、私は体重の増加に困っているのです。食器洗いでも、テレビの前に座っているよりは、体に蓄積される脂肪を消費できるでしょう。
それで、食器の手洗いを始めましたよ。

しかし、久しぶりに手で洗うと、手が荒れること荒れること。
なんか、ばりばりになってしまい、指先はひりひりしてきました。

でもしかし、やはり、人力でできることは人力でやったほうがいいですよね。