最近、“早稲田大学の学生?ら”が「振り込め詐欺未遂」の容疑で逮捕されたとかいうニュースがあった。
読売gooニュースに出ているのを読んでみたが、「学生ら」3人の中の1人が守谷勇輝という名前で早稲田大学の学生証を持っていたとのことだ。しかし、本人が黙秘しているため、警察が大学に問い合わせたが、大学側は本人の了承を取っていないので、早稲田の学生かどうかは答えられないと言っているそうだ。
この記事は、いったい何がいいたいのか、最初はよくわからなかった。
1 たぶん早稲田大学の学生と思しき人間が振り込め詐欺事件容疑者の1人である。
2 大学の答えがないので確認が得られない。
という、2つの焦点がある。
ここで、なぜ大学がはっきり答えないのかという疑問がわく。
容疑者が学生証を持っていて、その容疑者と学生証の写真の顔が一致しているのならば、その容疑者が早稲田大学の学生であることはほぼ間違いがないといえるだろう。
学生証の偽装とか、そっくりな顔の人間が所持していたなどという特殊なことがあれば別だが、これは容疑者と学生証が一致するかどうかということを大きな問題にしているからではないように思える。
また、数年前にあった早大生集団レイプ事件や、植草教授の手鏡事件とか、度重なる早大の悪いイメージをこれ以上重ねないように、大学が容疑者とのかかわりをしらばっくれるという意図があるのかとも思ったが、逆にマイナス効果だろう。
これは大学が言うとおり、その学生が早稲田の学生であるかどうかは勝手には答えられないという、単に“個人情報”の扱いの問題が理由だと考えていいのだろうか。
ちょっと思い当たるのが、早稲田大学に関係する事件で、「早稲田大学プライバシー事件」というのが過去にあったようだ。1998年に江沢民国家主席が早稲田大学で講演をしたときに、その講演の出席者の名簿を大学側が本人たちに無断で警視庁に提出していたというのがプライバシー侵害の問題として裁判になっている。2003年の裁判で早大が敗訴し、学生に損害賠償をしているようである。
このようなことが過去にあったため、早大は容疑者が早大生であるかどうかを、本人の承諾なしに警察に答えることができないという姿勢をとっているのかもしれない。
最近は世の中全体も個人情報の取り扱いにさらに過敏になっているということもある。
しかし、容疑がかかっている人に関する情報まで、警察に答えられないというのはどういうものであろうか。容疑者がどこの大学の学生かとか、どこの会社に勤めているかなども、個人情報として保護する必要があるのだろうか。
逆に、そういうことを知ろうとするほうが間違っているのだろうか。
わけがわからなくなってきた。
それにしてもこの記事からは「早大生?ら」という3人の中の、他の2人はいったいどういう人間なのか?学生なのか社会人なのか、名前もまるでわからない。
この記事は結局、単に読んだだけでは何がいいたいのか焦点のわからないものだなというのが私の感想だ。
早大生?ら3人、転送電話利用した振り込め詐欺未遂で逮捕(読売新聞) - goo ニュース
読売gooニュースに出ているのを読んでみたが、「学生ら」3人の中の1人が守谷勇輝という名前で早稲田大学の学生証を持っていたとのことだ。しかし、本人が黙秘しているため、警察が大学に問い合わせたが、大学側は本人の了承を取っていないので、早稲田の学生かどうかは答えられないと言っているそうだ。
この記事は、いったい何がいいたいのか、最初はよくわからなかった。
1 たぶん早稲田大学の学生と思しき人間が振り込め詐欺事件容疑者の1人である。
2 大学の答えがないので確認が得られない。
という、2つの焦点がある。
ここで、なぜ大学がはっきり答えないのかという疑問がわく。
容疑者が学生証を持っていて、その容疑者と学生証の写真の顔が一致しているのならば、その容疑者が早稲田大学の学生であることはほぼ間違いがないといえるだろう。
学生証の偽装とか、そっくりな顔の人間が所持していたなどという特殊なことがあれば別だが、これは容疑者と学生証が一致するかどうかということを大きな問題にしているからではないように思える。
また、数年前にあった早大生集団レイプ事件や、植草教授の手鏡事件とか、度重なる早大の悪いイメージをこれ以上重ねないように、大学が容疑者とのかかわりをしらばっくれるという意図があるのかとも思ったが、逆にマイナス効果だろう。
これは大学が言うとおり、その学生が早稲田の学生であるかどうかは勝手には答えられないという、単に“個人情報”の扱いの問題が理由だと考えていいのだろうか。
ちょっと思い当たるのが、早稲田大学に関係する事件で、「早稲田大学プライバシー事件」というのが過去にあったようだ。1998年に江沢民国家主席が早稲田大学で講演をしたときに、その講演の出席者の名簿を大学側が本人たちに無断で警視庁に提出していたというのがプライバシー侵害の問題として裁判になっている。2003年の裁判で早大が敗訴し、学生に損害賠償をしているようである。
このようなことが過去にあったため、早大は容疑者が早大生であるかどうかを、本人の承諾なしに警察に答えることができないという姿勢をとっているのかもしれない。
最近は世の中全体も個人情報の取り扱いにさらに過敏になっているということもある。
しかし、容疑がかかっている人に関する情報まで、警察に答えられないというのはどういうものであろうか。容疑者がどこの大学の学生かとか、どこの会社に勤めているかなども、個人情報として保護する必要があるのだろうか。
逆に、そういうことを知ろうとするほうが間違っているのだろうか。
わけがわからなくなってきた。
それにしてもこの記事からは「早大生?ら」という3人の中の、他の2人はいったいどういう人間なのか?学生なのか社会人なのか、名前もまるでわからない。
この記事は結局、単に読んだだけでは何がいいたいのか焦点のわからないものだなというのが私の感想だ。
早大生?ら3人、転送電話利用した振り込め詐欺未遂で逮捕(読売新聞) - goo ニュース