山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

私用による休暇

2008-11-07 00:39:17 | 日記
来週、屋上の水道タンクの掃除があるので、会社に休暇届をだした。
今勤めている会社は、当然のごとく有給休暇をとることができる。
深刻な理由を訴える必要もない。あまりにも簡単に取れるために、なんだか拍子抜けしてしまいそうだ。最初に勤めた会社では考えられないことだ。

それは時代もあるだろう。現代は、有給休暇をとるということは、当然に認められている社員の権利という捕らえ方が普通だ。忙しくて、有休が取れない職場も多々あることは確かであるが、有給休暇の申告が認められないとなれば、その職場は非道であるといえる。

そして、オバサンはついつい昔と今を比較してしまうのであるが、独身のときに勤めていた会社では、なかなか休みをとらせてくれなかった。しかも、当時は週休2日制ではない。毎週土曜日に出勤していた。昔の人はずいぶんいっぱい働いたもんだ。それでも、土曜は12時半か3時半までであり、平日よりは短かった。

そんなころ、姉が名古屋で結婚することになり、結婚式出席のために土曜日の休暇を申し出た。しかし、上司は「午前中仕事をしてからでは間に合わないのか」と言って、なかなか休暇を認めてくれなかった。名古屋へは新幹線ひかりで行くが、午前中働いてからでは間に合わないし、友人や親戚の結婚式ではなく、一生に一度の実の姉の結婚式なので、なんとか休ませてくれと願い、やっとのことで休暇をもらった。

今、思うと、入社1年の社員が土曜半日休んだところで、仕事に大損失を与えるとは考えられない。上司は、ただただ、休暇をとらないという社内の「空気」を守りたかったに過ぎないと思う。1人を姉の結婚式で休ませたら、別の社員もまた何かと有休を取ろうとするかもしれないから、極力休ませないという方針だったのだろう。

そこに行くと、今勤めている会社はパートタイマーだからというわけではなく、社員も必要なときは休みを取っている。いっせいに職場に揃っていなければいけないという考えではなく、自分の責任において、自分のすべき仕事を消化できれば問題はないという合理的な考えだ。また、休暇を取る理由をいちいちこと細かく説明する必要もなく、上司は個人のプライバシーには立ち入らない。

簡単に有休がとれたということを書くのにずいぶんと長々しくなってしまった。

それで、来週なのだが、水道のタンクの清掃の場合、一日水道が止まってしまう。
そんなときに、わざわざ家に待機するというのも不便であり、普通なら、いつも家にいる人でさえも、逆に出かけてしまう人も多いだろう。しかし、私は自治会の役員をしているので、何かあったときには業者対応などしなければならないから、在宅していたほうがいいだろうと判断した。
「あの人はいつもいないから何の役にもたたない。ほらみろ、今日もいないだろう」なんて誹謗中傷されるのもいやだから、タンクの清掃状況をしかと見極めようと思っている。

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