山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

行って来ます

2011-09-18 17:26:33 | 日記
今から、実家に2泊3日で行ってきます。
今年は、夏(8月)に帰省していないので、今月に行くことにしました。
2人の娘のうちの1人と一緒に行きますが、娘は今日仕事があるので、仕事後に待ち合わせます。夕飯は電車の中で。夫は夜勤。
留守番をするうさぎのケージを早めに掃除し、明日の朝の分まで餌をいっぱいやっておきますが、きっと今夜のうちに食べてしまうことでしょう。
明日の昼に夫が帰ってくるので、各種おやつはその時の楽しみだよ。(追記:主食以外の餌(おやつ)は、夫が帰宅後に与えます。)
でかけるとなると、ベランダの植物にも明日の朝の分まで水もたっぷりとやっておかなければなりません。近頃まだまだ日光が強く、さらに太陽の角度が傾斜してきたために、夏場よりも屋根の下に日が差し込んで、プランターや鉢の土がカラカラに乾燥するような気がします。今日も、朝水をやったはずなのに、昼にはカラカラになっていて、葉がしおれてきたので、焦って水をやりました。そしてまた、先ほど4時過ぎにも水をやりました。
真昼間に植物に水をやってはいけないのだそうで、なぜならば、土に日光が当たり高温となって、やった水が煮えるように熱くなってしまって、根がその熱でやられてしまうのだそうです。だから、昔から植物には朝の日が昇る前か、夕方日が沈んでからやるようにと言われているようです。
しかし、水不足でひん死状態の植物に水をやらないでいれば、当然乾燥しきって枯れてしまいます。
真昼間に水をやる時は、プランターの底から水がたっぷりと流れ出るほどにやり、中の土が冷えるほどやればいいとかいう説もあります。
今日は、昼ごろ水を普通の分量やったので、熱くなっていないかと土を触ってみたところ、温かくもありませんでした。地中も大丈夫でしょう。
長くなりましたが、そんなわけで、水やりにも結構手間がかかりました。
洗濯をして、干して取りこんでたたんで、というのも面倒で、まあ、いろいろやっておかなくては出かけられない家事があるので、大変なことです。午後まで夫がいたので、昼ごはんも作らねばならないし、食材もなるべく使ってしまわないと・・・。なんか、いやになってしまうなあ。
結局、この連休もクルマの運転ができなかったけど、自業自得。自分がチンタラしているからいけないのだ。実家に帰ったら、車庫の様子を見てこようと思います。日ごろクルマを置いてないので、何か別のものが置かれているようで、いざ、クルマで行っても置けなかったりしそうなのです。次回、実家に行くときはクルマで行きたいものです。
おお、ゆっくりしている余裕はなくなってきました。では、また。
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スズキとVWの相違

2011-09-18 12:22:33 | 運転・車・道路の事
スズキとフォルクスワーゲンの提携は暗礁に乗り上げた。その大きな理由として、車作りの方向性の違いがあったようだ。新聞記事や様々なネット上の記事などの情報により、概要を書いてみたい。

VWは年内に小型車「アップ」を発売する。スズキにはインドで生産している「Aスター」がある。VWは、軽量・小型化・低コストの技術の面でスズキの技術を取り込もうと考えていたようだ。
一方スズキは、VWの社名が、日本語にすると「国民車」であることから、軽自動車を国民車として育てたスズキと車作りの思想が共有できるものと期待していたようだ。

しかし、両社の車作りには相違点が多かった。

1 溶接方法

・スズキ 「スポット溶接」
 スポット溶接とは、2枚の母材を圧着しながら電流を流し、その抵抗熱で金属を溶かして接合する方法。電気抵抗を利用しているので「抵抗溶接」とも言う。
比較的薄い板の溶接に用いられ、3枚以上の板金を1度に溶接することもできる。
自動車のボディーの生産に多く使われている。
溶接を行う部分をガンというが、ガンは大きいものであり、通常、産業ロボットに取り付けて行っている。スポット溶接は、電極を母材に押しつける力・電流・通電時間によって品質が左右される。

・VW 「レーザー溶接」
 レーザー溶接とは、集光された高密度熱源のレーザービームを当てて、その光エネルギーで溶接部を加熱して行う方法。
 レーザー溶接は、エネルギー密度が高く、材料を瞬時に溶かして溶接する。エネルギー密度が高いということは、それだけ溶接が難しく、高価な方法である。熱が拡散しないため材料の溶け込みが縦方向に深くなり、熱影響による歪みや焼け焦げが少なく、強固な溶接が可能である。自動車などのボディーの鋼剛性に対して、大変効果的。

レーザー溶接は質が良いが、コストが高い。そのため、車の鋼剛性を重視するドイツでは「レーザ溶接」が主流であるが、日本では高級車には用いられているものの、軽自動車などの庶民の車は昔ながらの「スポット溶接」が普通である。


2 環境対応車(電気自動車)の方向性

・VW  高速走行 アウトバーンを突っ走ることのできる性能

・スズキ 上記性能は必要なし


3 研究開発費

・VW   年7000億円を越える。
      量販車でも高性能エンジンにこだわる。

・スズキ 年1000億円強。
     「背高ワゴン」など商品企画の妙と地道なコスト削減で勝負。

簡単にいえば、スズキは自動車の製造にコストをかけず、庶民が安価で購入でき、街中の道路を普通に走るのに必要十分な程度の車の製造を目指しており、それは国内やインドでのニーズでもあると考えている。性能よりも低コスト重視だ。それがスズキのスズキらしさであるので、その方向性はまげられるものではない。
一方、VWは、コストや開発経費を惜しまずに、性能の良い車を作ろうという方向性であり、まるで別方向を向いている。

私の感想
このような2社の方向性や製造方法の違いは、車のメーカーともあろうものが、最初からわからないはずがなく、提携後にお互いの小型車を分解し、技術とコストを徹底分析して、方向性の違いに愕然とするとは遅すぎるのではないか。そのようなことは、以前から知っているべきことだ。

私が思うには、せっかくVWと提携したのであれば、スズキは今までのスズキらしくない、別方向の高価で性能のよい車種を別枠で手掛けてもよかったのではないかなと思う。

また、スズキの社長兼会長は、一人で社長と会長を兼ねているところからも、スズキの経営陣の人材はどうなのだろうか?という疑問もある。
提携を解消し、今後は独自の技術開発をしていくようだが、もともと研究開発費も少ない会社が、どこまで健闘できるだろうか。今回の選択は、前向きでは無かったような気がしてならないが、VWと心が通じ合わないのであれば、どうにも仕方がないことなのだろう。

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さら地

2011-09-18 00:03:08 | 日記
1~2週間前かな、以前住んでいた所に行ってみた。その近所の人にばったり会って、以前のその場所が、すでに更地になったということを聞いたからだ。
今の家に引っ越してきたのは、そこの住宅が老朽化して建て替えになったからだった。
全部の家が引っ越したら、更地にして新しい住宅を建て直すということは知っていたが、本当にあの建物が壊されるのか、実感がわかなかった。壊すところは見たくないと思う半面、しっかりと見定めておきたいという思いもあった。
その建物がすでに跡かたも無くなっていると聞いて、ついに事は済んでしまったかと思ったが、新しい建物が建つ前に見ておこうと思い、出かけて行った。

現地に行ったら「ああ、ここに○○があったんだ」といろいろ思いめぐらすかと思っていた。ここに池があり、ここに花壇があり、ここに集会所があり、ここに自転車置き場があった、などということだ。ところが、現地に行ってみると、まるで何もない。本当に更地だった。



春には桜の花が満開になっていた何本かの桜並木も跡かたもない。銀杏もない。柿の木もない。住宅内の道路も無い。フェンスもない。そのような指標になるものが全くないのだから、自分の家がどのあたりにあったのかもまるで見当がつかない。がれきさえ跡かたもなく、すべて片づけられてどこかに運び去られた。本当にまっ平らな地面だけだ。
わずかに、道路と敷地を区別する境界線の一部に痕跡があり、ああ、ここに垣根があったのだとわかる程度だった。

もしそこに何かが残っていたら、失った物を思いだして哀しくなったかもしれない。しかし、本当に何も無かったので、「なにも無いな」と思うだけだった。
そこで、子供が生まれ、そこで育った。まさしくうちの子たちは、その場所で発生したといえる。大人になるまでいろいろな思い出があるはずだ。でも、もうそこは私たちとは関係のない場所になってしまったのだ。
でも、そう思っても、とくに悲しいわけではなかった。生まれ育った家がないというのは、どういう気分なんだろうか?私の生まれた家は、ものすごく古い借家だったが、今の実家とは別に、奇跡的にもまだ故郷に残っている。たまたま残っているけれど、別になきゃないでどうということもないのかもしれない。

実際、今の家や環境は結構気に入っている。以前の住宅に住んでいた時は、その古さに一刻も早く、どこかに引っ越したいと思っていた。そして、今の住宅にすぐに適合し、我が家としてなじんでいるのだ。

だから、昔の家を忘れ、新しい家を我が家とするのは、全く自然なことで、何の苦労もない。現在住んでいるこの場所とて、以前は誰かが住んでいた別の住宅があったのだが、それも一旦更地になって新しい建物が出来、新しい人間である私たちが、我が物顔で住んでいるではないか。

この家に引っ越してきて、もうすぐ2年になるが、引っ越したばかりのときに小さな苗木だった染井吉野が、毎年ひとまわりずつ大きくなっている。立派な木になるのに、そう長い年月はかからないだろう。
以前の住宅の道路と敷地の境界にあった染井吉野の並木がすべて切られてしまったのには驚いたが、同種の木は、植えれば次々に大きくなるものなので、切っても支障はないということなのだ。

古いものから新しいものへ。それが全ての法則だ。


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