山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

草取り

2011-09-27 23:00:21 | 日記
先日の休みに、草取りをしなかったので、今日の夕方やった。
メヒシバは、また新しく生えたものが、ものすごい長さに成長していた。こんなに大きくなるのなら、以前草取りをしなかったのと同じではないか。抜いたから別のが成長したのであって、抜かなければ、以前のがそのまま普通に生えていただけかもしれない。でもまあしょうがない。

涼しくなったので、ずいぶんと楽になった。日が暮れるまでに45Lのごみ袋3杯の草を取った。まだまだ何十袋分も生えている。
持ち上げてみると、最初に詰め込んだ袋が1番重い。だんだんいいかげんになっていき、3杯目は体積も少なかったが、暗くなって周りが見えなくなってきたので、いい加減にきり上げた。

全く、この住宅の住民ときたら、全然草取りをする気がない者ばかりだ。役員と、ごく1部の人は時々やってくれているようだが、95%の人間はなにもしないで、何かをしてくれることを待っている。

東北ではガレキの山を片付けているのに、日常、雑草の1本も取ろうとしない東京の人間は、もし震災でもあったときに、どんな作業ができるというのだろう。
だいいち、外からみても草だらけでみっともない。

近所に、高級マンション群があるんだけど、外もものすごくきれいだ。このあいだ、通りかかったら園芸職人が何人もで手入れをしていた。敷地内は芝生になっていたり、街路樹があったり、散歩ができるこみちみたいのがあったりするのだ。そんなふうにきれいに整備できないのに、やたらに敷地が広い公営住宅。
こっちは貧乏人なんだからさ、自治会費で草取り職人なんか雇えないんだから、自分が草取り職人になりたまえよ。

以前、ある場所の草を取っていると、そこは都だか区だかの人がきれいにするべき所だからやる必要はないよ、という人がいた。しかし、草取りなどしているところは見たこともなく、ぼうぼうである。いつ来るのかと聞くと、わからないけど年に1回来るから任せとけばいいそうだ。年に1回?それまでずっと汚くしておけとはどういう思考回路だろうか???

老人は元気そうに見えても身体がきついそうである。小さい子のいる人は、手が離せないから草取りなんかできない。やっぱりできるのは中年おばさんしかいないか。中年おばさんでも、都会生まれの人はダメだ。やはり百姓の血を引く田舎もんの私がやるしかないか。
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けんもほろろ

2011-09-27 22:04:54 | 日記
有名な会社を辞めた人が、今度は個人で仕事を始め、以前在職中にやりとりのあった会社に行って、仕事をくれないかとたずねると、今まで懇意にしていた相手先の担当者が、「一流企業○○だから仕事を依頼していたのであって、君個人に用は無い。帰りなさい!」などと言って、けんもほろろに追い返される、という場面がよくテレビドラマなどにある。一流企業の名前の力、組織の信頼性に対して、個人というものの力のなさ、その不条理をいやというほど思い知らされるという場面だ。

ところが、実際には、この逆があるようだ。私の勤めている会社で、何カ月か前、1人の優秀な社員が退職した。その人が引き受けていた仕事は別の社員たちが引き継いでいる。そして、以前からの取引先の会社に、辞めた社員に代わってエライ役職の人が出向き、新しい仕事を受注にいった。ところが、けんもほろろに断られたのだそうだ。理由は、以前の信頼のおけるその分野を専門としている担当者がいなくなったからだ。

そりゃあ、当然のことだろう。仕事をするのは会社の名前ではないし、漠然とした組織全体でもないのだ。中心になって働く「担当者」個人の力がどれだけ重要な役割を果たしていたかがわかる。大企業で優秀な人材が多数そろっているのなら話は別だろうが、当社の人材はそんなに豊富ではない。リーマンショックのあと、会社の業績は下がりっぱなしで、若手も育たず、賃金も大幅にカットされてきた。そんな中でも、安定して仕事を請け負っていた中堅社員がいた。しかし、その人の賃金もカットされていたし、業務上いろいろ意見が合わないこともあったようだ。その人をもっと大切にしていたら、辞めることはなかったんじゃないかなと思う。会社にとって大きな損失である。

その人にしても、これまでの組織から離れたら、今までの仕事を個人で請け負えるものではないし、別の会社に勤めれば仕事内容も再出発だろう。どの立場から見てもこの時点においてはマイナス要素が多い。次へのステップの過程と考えれば、また違ったとらえ方もあろうが。

どっちにしても、以前の担当者がいなくなった会社に仕事を依頼するのをやめた相手方は、実質をよく見定めているよなあ~と思わずにはいられない。わが社としては悲しきことですけどね。

今日は、このよく使われる「けんもほろろ」という言葉の語源についても書こうと思ったのだが、面倒くさくなったのでやめます。興味のある方は自分で調べてください。

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