今日は、手術後1か月の診察だった。おそらくこれが最後の診察だろう。
外科医っていうのは、今日曜日にドラマをやってるけど、かっこいいものだ。
それは、器用な手さばきで患部を切ったり縫ったりして、あっというまに治してしまうからで、一般人にはできない技である。
そのためには、手さばきだけではなく、医学の知識や経験などもあり、多くの外科医は、人間性なども尊敬するに足る人間像を醸し出している。
私は、しだいに自分の執刀医に対して、そのような尊敬と信頼の念を強めてきたのであった。
と、大げさなことを書いているが、私の日帰り手術は、ほったらかしておいても命にかかわるものでもないし、心臓外科のように難しいものでもない。しかし、それなりの専門技術が必須であり、その分野としては、なかなかに腕の立つ先生だと思った次第である。
このような先生に、世話になり続けることができれば安心だ。
とはいうものの、外科というのは、長らく付き合うものではないと気づいた。
要するに、切ったり縫ったりして治してしまったら、もう用はないのである。
腕がよければよいだけ、完全に治ってしまうのであるから、同じ部位の同じ病気で再度世話になることはない。
何度も再発する病気や、難しいものは別として、多くの場合、外科は単発的に世話になって終わるものだなと思った次第だ。
前置きが長くなったが、そんなわけで今日が最後の通院だろうと思ったわけだ。
そして、この最後の通院に何を着て行こうかと思っていた。
つまり、ほぼ完治した自分の晴れ舞台であるのだ。
それは、患部の完治とともに、服装も完成されたものとしたいというような意識が働くのだった。
ところが・・・
今日は、なんか寒いじゃないか。
思っていた夏服じゃとても寒いし、冬服はといえば、洗濯もしていない、アイロンもかかっていない、という感じでまともな服がない。
さてさて、何を着て行こうか?
候補は2つ。
1つは、オレンジと茶の配色。
もう1つは、紺とグレーの配色だ。
オレンジ系の模様の入ったスカートが気に入っているのだけど、茶色のカットソーが見つからず、オレンジのカットソーはちょうちょうしい。
紺のカットソーにグレーのスカートは、しょっちゅう通勤で着ている服だが、地味で面白くない。
このどちらもが、私の心理に、ぴったり合うとは言い難かった。
オレンジじゃ派手すぎる、紺じゃ地味すぎる。
しかし、どっちかから選ばねば。
そして、結局地味なほうにしたのだ。
面白くもなんともないけどね。
自分の気分にぴったりかどうか、っていうのだけではなく、人が見てどう感じるかというのも考える。
オレンジなんて、こんな派手な色はっちょっとなあ~。
でも、紺とグレーなんて陰気臭いかな~。
オレンジは太陽の色。明るい。活発。
紺やグレーは、落ち着いた色。グレーは協調性を表すとか?
結局、派手すぎるよりいいかなと思って、紺とグレーの方にした。
本当の気分は、もっと明るくてさわやかだったんだけどね。
気持ちを押し隠すような、さも何事もないかのような、つまらない配色だったな。
これから、自分がきれいだなと思うような、納得できるような服装をしたいなと思う。
外科医っていうのは、今日曜日にドラマをやってるけど、かっこいいものだ。
それは、器用な手さばきで患部を切ったり縫ったりして、あっというまに治してしまうからで、一般人にはできない技である。
そのためには、手さばきだけではなく、医学の知識や経験などもあり、多くの外科医は、人間性なども尊敬するに足る人間像を醸し出している。
私は、しだいに自分の執刀医に対して、そのような尊敬と信頼の念を強めてきたのであった。
と、大げさなことを書いているが、私の日帰り手術は、ほったらかしておいても命にかかわるものでもないし、心臓外科のように難しいものでもない。しかし、それなりの専門技術が必須であり、その分野としては、なかなかに腕の立つ先生だと思った次第である。
このような先生に、世話になり続けることができれば安心だ。
とはいうものの、外科というのは、長らく付き合うものではないと気づいた。
要するに、切ったり縫ったりして治してしまったら、もう用はないのである。
腕がよければよいだけ、完全に治ってしまうのであるから、同じ部位の同じ病気で再度世話になることはない。
何度も再発する病気や、難しいものは別として、多くの場合、外科は単発的に世話になって終わるものだなと思った次第だ。
前置きが長くなったが、そんなわけで今日が最後の通院だろうと思ったわけだ。
そして、この最後の通院に何を着て行こうかと思っていた。
つまり、ほぼ完治した自分の晴れ舞台であるのだ。
それは、患部の完治とともに、服装も完成されたものとしたいというような意識が働くのだった。
ところが・・・
今日は、なんか寒いじゃないか。
思っていた夏服じゃとても寒いし、冬服はといえば、洗濯もしていない、アイロンもかかっていない、という感じでまともな服がない。
さてさて、何を着て行こうか?
候補は2つ。
1つは、オレンジと茶の配色。
もう1つは、紺とグレーの配色だ。
オレンジ系の模様の入ったスカートが気に入っているのだけど、茶色のカットソーが見つからず、オレンジのカットソーはちょうちょうしい。
紺のカットソーにグレーのスカートは、しょっちゅう通勤で着ている服だが、地味で面白くない。
このどちらもが、私の心理に、ぴったり合うとは言い難かった。
オレンジじゃ派手すぎる、紺じゃ地味すぎる。
しかし、どっちかから選ばねば。
そして、結局地味なほうにしたのだ。
面白くもなんともないけどね。
自分の気分にぴったりかどうか、っていうのだけではなく、人が見てどう感じるかというのも考える。
オレンジなんて、こんな派手な色はっちょっとなあ~。
でも、紺とグレーなんて陰気臭いかな~。
オレンジは太陽の色。明るい。活発。
紺やグレーは、落ち着いた色。グレーは協調性を表すとか?
結局、派手すぎるよりいいかなと思って、紺とグレーの方にした。
本当の気分は、もっと明るくてさわやかだったんだけどね。
気持ちを押し隠すような、さも何事もないかのような、つまらない配色だったな。
これから、自分がきれいだなと思うような、納得できるような服装をしたいなと思う。