8月の初めころからか、夫の鼻のアタマに、大きなニキビのようなものができて、赤く腫れてきた。
それが全然治らず今に至っている。
普通は、1週間くらいで消えるはずである。
そんなに脂っこいものを食べているわけでもなく、70才のジジイなので、普通はニキビなんかできない。
これは面疔というものだ。
調べてみたら、ニキビはアクネ菌によるもので、面疔は黄色ブロウ球菌だそうだ。
抗生物質入りの軟膏を塗っているらしいが、全然赤みが消えない。
夫は気になって、毎日鏡に映してみたり、いじくったりしている。
「なんでそんなに治らないの?おかしいんじゃない?(皮膚がんみたいなものでは?)」
と私が言うと、
夫が「おかしくはない、口の所にもできてるから吹き出物だ」という。
なんだと? 見れば唇の横にも小さいのができている。
そこでピンときた。
それって、マスクのせいだよ。
この暑さの中、ぴっちりとマスクをしているからだ。
夫も人の居ない屋外ではマスクをはずして歩くようになったが、夫の場合、あくまで人が30m範囲にいないところに限るのだ。
だから、街中に行くと必ずマスクをしている。
私の場合は、かなり人が多くても、屋外ではいっさいマスクをしていない。
この暑さのなかで、マスクなんかしたら、鼻や口の周りが蒸れてしまうだろう。
いくら抗生物質の軟膏を塗ったところで、原因を無くさない限り改善するわけはないのだ。
マスクをはずさなきゃ治らん。治ったところでまた再発するだろう。
マスクをはずせ~~~