先日、スーパーマーケットの駐車場から、幹線道路に出るときのことです。
前の車が駐車場から幹線道路の第一車線に出ました。
それに引き続き、駐車場の誘導のおじさんが、私に向かって出ろ出ろと合図をするのですが、
前の車が道路のすぐ左に止まったまま進まないので、こちらは道路に出ることは無理なのです。
それでさらに進めというならば、道路に直角に頭を突っ込んだまま左に向くこともできません。
左側に進む空きスペースがなければ、道路に出ることは不可能です。
駐車場と道路の間には歩道があるので、歩道部分を開けたまま待機しています。
人々が通る間は、おじさんもあきらめますが、人が通り過ぎるとまた出るように指図してきました。
それでも動かないでいると、おじさんは、早く出なさいよっ!という表情で、さらに激しく出ろ出ろ指示をしてきました。
おじさんは、右方向から車が来ないので、出るのに良いタイミングだと思っているのでした。
この愚図、なんで早く出てこないんだ、早く出ろって言ってんだよ!という感じになってきました。
あまりにもおじさんの様相がすごいので、これ以上従わないでいるわけにはいかないと思い、しかたなく歩道に進み、わずかに道路に頭を出しましたが、すぐ左に車がいるのですから、左に向いて道路に進み出ることはできず、そのまま止まって、歩道を塞ぎ続ける形になってしまいました。
見れば、先に出た前の車は、右ウインカーを出しており、その前の第一車線は空いています。
そして、第二車線は車列がいっぱいなので、間隔も開いていなくて、その車は第二車線にはいつまでたっても入れないので、前には進めず、そのまま止まっているのでした。
そのすぐ先に交差点があり、どうやらその車は右折したいので、どうしてもそこで第二車線に入って、さらに右折車線まで行きたいに違いありません。
前の車が動かないかぎり、こちらも動けるはずないじゃん。
いつまでたっても私が中途半端なところに止まっているので、駐車場のおじさんはそこでやっと、先に出た車が停滞してせきとめていることに気が付いたようでした。
「おやっ、なんでさっきの車は進んでないんだ?」という感じです。
気が付くのが遅すぎるだろっ!
その車も、いいかげん第二車線に入ろうとするのはあきらめたらどうなのか!
とりあえず第一車線を走っていって、2つ先の交差点で左折して回ってくれば、曲がろうとしていた交差点に出てくるので、それを直進すれば、こちらから右折するのと同じことになるじゃないですか。
私とて、本当は出口から右方向に行きたいのですが、左に出て、2つ先の交差点で左折して回ってきて、戻ってきた交差点を右折すれば反対方向を向くので、いつもそうしています。
駐車場のおじさんは、どうしてもその車が第二車線に入れない限りは動かないことにしびれをきらし、道路に出て運転席のほうに歩いていき、動くようにと促し始めました。
やっと第二車線の車列が動き始めたので、後ろの車に止まってもらうように合図して、その車は第二車線にやっと入ってくれたので、私も第一車線に出て進むことができました。
まったく、もうこんなところで、何が何でも車線変更をしようとする車も車ですが、駐車場の誘導員の誘導の仕方もひどすぎるものですね。