新しい洗濯機が届いたのは昨日のことです。
注文をしたのが先月で、配達されるまでに1か月もかかりました。
幸い、以前の洗濯機は、洗濯や脱水の機能には何ら問題がなく、排水をしたときにわずかな水が、ホース以外のところから漏れてくるというだけだったので、支障なく暮らしていました。
なので、かえって新しい洗濯機を買わずに、そのまま使い続けていてもよかったのでは?と思うくらいでした。
10数年も故障なしでしっかり働いてくれて、そして最後の日の朝まで洗濯をしてくれました。
そうして、ついに、トラックの荷台に載せられてどこかへ行ってしまいました。
発展途上国だったら、まだまだ使えるので、どこかで使ってもらえたらなあと思いますが、そこまではしないんでしょうね。
本当に、ありがとう。
・・・
そうして、新しい洗濯機がやってきたわけですが、機能はほぼ同じで、大きさもほぼ同じです。メーカーも同じです。
しかし、少し進化しており、糸くずフィルターが、網の袋ではなく、ケースのようになっているのでした。
ただ、ちょっと不便なのは、動いているときは蓋が開かないということです。
以前の洗濯機は、脱水のとき以外はいつでも蓋を開けて中を見ることができたのでした。
そこで初めて気が付いたのですが、私は洗濯槽がぐるぐる回っているのを見るのが好きだったようです。
どのくらい泡がでているとか、どのくらい水が濁ってきたとか、黒いとこんなに汚れてたのか~などと思い、その分きれいになることが感じられます。
回り方や水の注入の感じなどをみると、こんなふうに洗ってるんだなあ、などと確認ができたのでした。
ところが、新しい洗濯機は、一時停止しないと蓋が開かないので、そういう様子が全くわからないのです。これはちょっと欲求不満になります。
そして、以前の洗濯機は、蓋に透明なところがあって、開けなくても中が見えました。
しかし、開ければもっとよく見えるので、だいたいは蓋を開けて直に見ていて、水を注入しながら、洗濯物を追加したりして、手動で水量も上の段階に変更したりできました。
でも、新しいのは、そういう透明の窓もないし、どの水量になっているのかも洗濯機任せで表示されていないのです。
とにかく、動いている様子が見えないのが、つまらないです。
そして、優れ業は、洗濯物が脱水のあと絡まらず、ふわふわになっています。
蓋をかけたときに、あれっ、まだ洗濯始まって無かったのか?と思うくらいです。
以前のだと、脱水機の周囲に遠心力で張り付いていましたが、新しいのは中央にこんもりと山のようになっているのでした。
まあ、だんだんこの洗濯機にも慣れることでしょう。
昨日の夜、初めて1回目を洗い、今朝はシーツなどを洗い、午後になって肌掛け布団も洗ってみました。
これからまた10数年くらいお世話になると、私は70代半ばになりますが、そのころはどんな洗濯機になっているでしょうか?
・・・
あっ、前回洗濯機を買い替えたときのブログがありました。
2008年8月30日です。
「洗濯機を買いに」
「洗濯機がキター」
あの時に来た洗濯機が、14年後の今、お役目を終えました。
引っ越してからは室内に置いていたので長持ちしたようです。
前回は若者が1人で、3階まで階段を洗濯機を背負って登ってきました。
今回は3人がかりで届けました。エレベーターもあり、台車に乗ってきました。
時代は変わったのかな。