この頃、何かにつけて物事が行き詰っているように感じる。それは、このコロナ禍で毎日のように聞かされる感染者数・重症者数・死者数・変異型の発生数などに気が滅入り、そして経済の疲弊をひしひしと感じ続けているからだ。
政府も頑張ってはいるのだろうが、与党国会議員が会食しただの銀座のクラブに行っただのと、うんざりするようなニュースばかりが流れ、野党はこのような与党の振る舞いや新型コロナ対策の不備に関して、国会で菅総理をいじめている。確かに菅総理の言葉は国民に響かないが、こんな艱難はいまだかつてなかったので、きっと誰が舵をとってもうまくはいかないに違いない。だんだん菅総理がかわいそうになってきた。
コロナ禍で、人と人が精神的に傷つけあうのを見ると、ますます心が疲弊していく。
今は年寄りの家族のためを思ったら、会いにいかないことが一番の愛なのだそうだ。人と人が接しないことが一番の愛だというので、電話だけで済ませている。衣類の買い物もできない不便な場所に住んでいる実家の母に物を送ってやりたいが、新型コロナウイルスまで送ってしまったら大変だ。今は何も送らない。誕生日の祝いもできない。
こんな状況が長引けば、遠く離れた状態が年単位で続くうちに、実家母はコロナではなく寿命が尽きてしまいかねない。高齢の人にとって、1年や数か月は残された人生の中の貴重な時間である。それが孤独に戦い続ける日々になってしまう。そんな母の生活を考えると、さらにこちらも気が滅入ってしまう。
自分自身や夫さえもが、けっして若くはない年齢に達しており、もしコロナに感染したら、重症化してしまいかねない。
最近は近所の店や施設でも感染者が発生し、消毒したり一定期間閉鎖したりするところも見かける。
ついには、家族の友人の看護師さんが感染した。医療従事者は戦地に赴いているようなものだ。
職場ではなんだかわからないが、いきなり連日の休みを入れている人がいる。体調不良という理由の人もいれば、特に理由がわからない人もいる。
リモートワークなので、もし新型コロナに感染していても、社内には濃厚接触者は居ないことになるし、社内に公開する必要も無いのかもしれない。
コロナ禍の中で、別の持病が悪化してしまったのか、たまたま関係ない病気になってしまったのか、それとも仕事がないから有給休暇を取っているのか、気持ちが滅入るので休みをとって気晴らししているのか?まるでわからない。
わたしも長期間休みたいくらいだが、有給休暇が有り余っているわけではないし、休んだからって何をする予定もないのだから、しょうがなく仕事を続けるのみだ。
ずっと座っている生活は、不健康で体調不良にもなるように思う。
ここまではネガティブなことばかり書き並べてしまった。
だったらどうするって話で、今後はなんとか、気持ちを立て直して前向きに暮らしていかなくてはいけないなと思うのだが、長くなったので一旦この記事は終了。
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