重症筋無力症に負けてたまるか!

写真の無断転載禁止です カメラ抱えてスタコラサッサ
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興味を持ったものを写真とともに

近場の喫茶店

2007-11-08 17:00:00 | 喫茶店

住んでいる街から車で20分くらいのところに、

栗山という町があります。




ちなみに駅の外観はこんな感じ。



駅自体の建物は左手の平屋の部分で、

駅に隣接している右手のちょいと大きな建物は公共のホールみたいです。


この駅を背にして、

テクテクと歩くのです。


テクテク


広い道に、商店街が並んでおります。

セットバックされているせいなのか、

商店街はひろーく感じます。


その商店街をもっともっとテクテクと歩くと、



何箇所目かの交差点に、

『東京堂』という喫茶店がございます。

お店のガラスにあたくしが写っておりますが、

気にしないでね。


ここはコーヒーが安くておいしいの。

座席数は8席~10席くらいかな。

入り口に2席あって、奥に長テーブル席があります。

長テーブル席の手前にお客さんがいると、

声をかけて奥に通してもらわなきゃいけないんだよ。


ちょっと面倒だと思うでしょ?


でも、そうやって席のやりとりをしていく過程で、

お客さん同士のコミュニケーションがはじまるんだと思う。


さて、奥に座ってコーヒーを飲みます。

レギュラーコーヒーが280円でございます。


自分の住んでいる街の喫茶店のコーヒーというと、

だいたい450円~500円ちょいくらいの価格帯です。

田舎なのに、この値段。

都市部のステキなカフェと値段は変わりありません。

はたしてそれだけの価値が田舎の喫茶店にあるのか、

ということの判断はしないでおきます。


さあて、コーヒーが来たみたいです。





ちょいと酸味があって、オイシイであります。

煎りの加減も、深すぎず浅すぎず。



奥の席はちょいと暗いです。

暗いといっても、

ライトがあるので文庫本を読むのが苦ではありません。

適度な暗さが、実に落ち着きます。

『奥』なので、安心感というのがあります。

例えがよくないかもしれませんが、

子供の頃に押入れの中に好んで入っていった感覚に近いです。




コーヒーを味わいながら、文庫本を読み。

店内にあった今月号のマリクレールに目を通し。


気がつくと、おやおやこんな時間になっちゃった。


落ちつくところにいると、時間が経つのが早く感じちゃう。

好きな人と楽しい時間を過ごしているときもそうだよね。

先月、好きな人とランチを食べコーヒーにデザートを喜びながら食していたとき、

気がついたら『えッ!こんなに時間経ってたの!?』

となってました。

その店も実に落ちつく感じだったんだよ。


落ちつくことができる場所というのは、

なかなか見つからないのですが、

それを発見できたときの喜びって大きいのです。

日々、時間に追われ電波から逃げられずにいますが、

たまには自由な時間を持って、落ちつける場所で、

オイシイお茶を楽しみたいですね。