北海道も暖かくなってきたので
クロップドパンツを着用してみました。
アーガイル柄のクロップドパンツに
シャツは七分袖のベージュ色のを着ました。
それじゃあちょいと寒いので、
七分袖のジャケットを羽織りました。
ニットパンツっぽく見えるのですが、
綿素材の上に
アーガイル柄をプリントしてあります。
今日はこの格好で、
高橋和巳の『悲の器』を読んでました。
昨日まで、
デュマ・フィスの『椿姫』を読んでて、
最後の方で
ちょいとウルウルとしてしまいました。
19世紀フランスの高級娼婦のお話なんだけど、
結核かなにかの病気でして。
アルマンという男性がその娼婦(マルグリッド)
を好きになっちゃったんだけど、
何せお相手が高級娼婦なもんだから
付き合うにしてもお金がかかるのです。
やれ馬車だ宝石だ、
食事に旅行だとかね。
マルグリッドのお客さんというのは、
公爵とか伯爵とかのお金も地位もある方々なのですが、
アルマンはそういうお金持ちではなく、
お金のやり繰りに苦労します。
んで、
なんとか付き合えるようになったのだけど、
お互いになかなか上手くはいかない。
そうして別れた後、
マルグリッドの病気が深刻になり。
亡くなってしまうのですが、
病気で臥しているマルグリッドがアルマンに宛てた
手紙が泣けるのです。
と、漠然とあらすじを書いてみたものの、
固有名詞が思いっきり間違えている可能性があるので、
間違ってたらゴメンなさい。
娼婦として好きになったのではなく、
1人の女性としてマルグリッドを好きになった
アルマンの苦悩や葛藤そして嫉妬が、
この小説の読みどころかな?