重症筋無力症に負けてたまるか!

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興味を持ったものを写真とともに

久しぶりの富良野(その1)

2007-11-04 23:33:04 | 旅行


突然、富良野に行くことになったのです。

祖母がどこかの温泉に行くというので、

残った家族で富良野に泊まりに行くことになりました。



住んでいる街から富良野までは1時間半くらいで到着します。


清家清さんが設計した、

スキー場のふもとにある宇宙ステーションみたいなホテルに宿泊です。

18年くらい前にオープンしたのですが、

当時は、スゲーよ何じゃコレ!!と感動したんだけど、

開業から年月が経つにつれて、そういうのはちょっとづつ薄れていったかな。

バブルの頃はソフト面にお金がかかっていたのですが、

はじけて飛んじゃった辺りから、従業員の数が減っております。


自宅にここのホテルの優待券があったので、

二食付で6850円で泊まれたのがラッキー。



そういや、

全国のプリンスホテルって著名な建築家の設計が多いですよね。

赤坂プリンスが丹下健三で、六本木プリンスが黒川紀章。

京都の宝ヶ池と高輪プリンスが村野藤吾であります。

苗場プリンスの、増築に増築を重ねた草津ビレッジみたいなのは、

著名な建築家じゃないと思う。それと品川も。



ホテルにチェックインたのは夕方過ぎでして。

夕食まで時間があったので、

ホテルの敷地内にある『森の時計』に行くことにしました。


『森の時計』というのは、

ドラマ『優しい時間』で使われていた喫茶店です。

寺尾聡がマスターで、二宮君と長沢まさみさんが出演していました。

それと大竹しのぶさん。

大竹さん以外は、ここでロケをしていたそうです。


ホテルから森の時計に行くには、『ニングルテラス』を通ります。



ここが入り口です。

中に入っていくと…




ライトアップされていて幻想的な感じです。

素晴らしい!!

なんてロマンチックなんでしょ。

是が非でも好きな人と、夜に訪れたいものです。


夢は持ち続けることにより、その価値は普遍なものになるのであります。


ちなみにニングルというのは、

『北の国から』の倉本聡さんが創作した森の妖精です。


テラス内には、ログハウスが何棟もあり、

そこにはお土産屋さんが入っております。

ここでしか買えないもの、というのが確かテーマだったかな。

たとえば、『森の楽団』というお土産屋さんがあるのですが、

そこは倉本聡さんが主宰している富良野塾の生徒さんが、

こういうものを作って販売してます。



雑木や流木を使って様々な楽器持っている人形を作っていて、

どれも一点もので、いろいろな楽器を弾いています。

一個1000円ちょいくらいかな。

連弾ピアノというのがあって、5000円以上するのですが、

それはとにかく『スゴイ!!』です。

店内で実物が販売されていない場合は、

2週間くらいかかるのですが、店員さんにオーダーができます。

連弾欲しいなぁ~



『森の時計』に行く途中、



『チュチュの家』という喫茶店があります。



ログハウスはこのような感じで点在しています。


んで、もうちょっと奥へ奥へ進むと、



ちょっと暗くてわからないのですが、



『森の時計』に到着です。


とにかくいつも混んでいるのです。

ドラマ終了後すぐに森の時計はオープンしたのですが、

それから結構月日が流れてるはずなのに、

ひっきりなしにお客さんが来ます。

カウンター目当ての方は、ちょいと時間を待たなくてはならないかな。


今回は時間が中途半端だったせいか、

一席だけカウンターが空いていたのでラッキー!!




カウンターです。

大きな窓があり、その下にはミルが置いてあります。

 

カウンターに座らないと、ミルを使えないのが難点かな。

すっごくわかりづらいんだけど、

写真左にある、黒と黄色のマグカップは、

ドラマで二宮君が寺尾聡に贈った品と同じものです。


もちろん、コーヒーを注文しました。

ガリガリしたいのです。



ミルです。

これをガリッと回せば、気分はもうドラマの世界。


ガリガリガリっとミルを回します。


このガリガリガリッと回していると、

腕が疲れてダルーくなっちゃいます。


豆を引いたミルを店員さんに差し出し、

店員さんは銀色の器に引いたコーヒー豆を移し替え、

お客さんにテイスティングさせてくれます。


クンクンクン


いい香り。


器を店員さんに渡して、しばしコーヒーを待ちます。

ちなみに、手引きのミルでネルドリップ抽出なので、

豆の量は少し多いのですが、煎りが浅いので飲みやすいです。



コーヒー!!やったね!

おほほ、あたしゃコーヒーが飲みたくて飲みたくて朝から我慢してたんだよ、

おおっと焦って飲んじゃうともったいないぞー。

と自制しながら、コーヒーをすすります。


クイっとね


ついこの前まで自分の部屋をリフォームしていたので、

店内が気になっちゃう。



黄色っぽい塗り物の壁です。

珪藻土じゃないような、混ぜるときに水を少なくした珪藻土のような感じ。



古木を利用した立派な梁にウットリ。




テーブル席には、暖炉があ~るの~よ~。

『部屋の外では~子犬が遊び~子犬の横にはぁあな~たぁ~』

と暖炉を見るとついつい小坂明子の曲を思い出します。

ちなみに、夏の間はテラス席もあります。


この森の時計の店内および外装は、倉本聡さんが監修しています。

倉本聡さんはヘビーなスモーカーなので、

店内は禁煙ではないのが、非喫煙者にはキツイかも。

このちかくには、『ソーズバー』という、

喫煙者たちのためのバーがあります。

シガーも置いてあって、雰囲気がよさげなんだけど、

ホテルからちょいと離れているから不便かな。


そうそう、

運がよければ、『森の時計』で富良野塾出身の女優さんに会えるのです。

ドラマ『優しい時間』の店員さん役で、

『ドクターコトー』や『拝啓父上様』にも出演されておりました。

以前、『森の時計』に行った時に、

ドクターコトーで、あきおじのお嫁さん役の女優の方が、

森の時計の店員さんとして店内におりました。


ううう、好きな人と富良野に来たことはあるけど、

『森の時計』には行ってなかったッ!!

チャンスをうかがう、ポンスケなのでした。


つづく


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