徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

マナー

2005-10-02 16:47:35 | Weblog
「文化が違えばマナーも違う」

当然のことだけれど、難しい。私は比較的何事も「ま、そんなもんか」と流すほうではあるけれど、もちろん戸惑うこともある。一番「あれ?」と思ったのはおなら。

クロアチアからの男の子と話をしていたとき。
彼は私のことを気に入り、一生懸命デートに誘っていた。そんなとき、「ぷ~ん」とにおってきた。むむむ。その場にいたのは彼と私だけ。私ではないから彼。彼は「うーん、何かにおうね」と言いながら話を続けた。

タンデムくんも何回かある。一番最近なのは食事をしていたとき。「ぷっ」と音がした直後に「Oh, sorry」と言ってまた話を続ける。私としては「食事中は・・・」と思ったけれど、そんなものなのかしら。

そして思ったのが、「音がしなければ『Sorry』と言わなくていいのだろうか」ということ。においだけのときは誰も「Sorry」とは言っていない気がする。

そんなタンデムくんも顔を真っ赤にしたことがある。
「重要な日本語を教えてよ」と言われ、彼は結構知っているので何にしようかなぁ、と考え、その日、彼はちょっとひげが伸びていたので「ひげを剃る」と言ってみた。彼は最初、何を言われたのか分からず、きょとんとしていたが、意味を伝えると顔が真っ赤になった。耳まで赤くなった。そして「あお、それは失礼だよ」と言った。

私は何が失礼なのか分からず、理由を聞いてみた。どうやら、
朝鏡を見る→ひげが伸びていることに気づく→ひげを剃る
であるから、
ひげを剃っていないことを指摘=鏡を見ていないことを指摘
ということらしい。イマイチぴんと来なかったが、そういうものなのだろうか。

私は「ひげは剃るもの」という考えではないが、いつも剃っている人がたまに剃っていないと指摘したくなる。

日本では友達によく「ひげ、伸びてるよ」と言っていた。彼らはひげを触りながら「うん、そうなんだよね」と返してきていた。彼らは寛容だったのか??
コメント
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