徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

卒業パーティ

2005-10-22 16:58:04 | Weblog
昨日は英語のプログラムの人たちの卒業式&パーティ。パーティと言ってももちろん、飲んで踊ってしゃべるだけ。この日だけ、この10月から入った新入生から卒業生まで集まる。

通常、ドイツの大学は夏学期は9月末で終わる。なのに、卒業式が10月、というのはなぜなんだろう?そして、まだ修士論文が終わっていない人が3分の1くらいいる。彼らは12月くらいまでに終わらせるようである。

どうやって彼らが滞在しているのか、興味・関心はあるが、「万が一(不法滞在)」のことを考えると聞けない・・・
最近、エチオピアからのクラスメートが滞在許可の延長ができなかった、と聞いたばかりだし。

1年で1学年上の人とずいぶん仲良くなった。一緒に講義を受けたり、ライブに出かけたり。去年、このパーティに出たときは、クラスメートのごく一部しか知り合いではなかったのに。1年でずいぶん変わったな、と思った。

また、卒業生だけに会ったのではなく、クラスメートとも久々に再会。必修の講義が終わり、今は選択の授業のみなので、クラスメートに会う機会が減った。なので、このパーティでまた会えてうれしかった。

クラスで一番の秀才くん。彼となんとなく評価の話になり、私は彼に聞いてみた。
「全部『A』取ってるの?いくつ『A』取ったの?」と。

あお、その質問は間違ってるよ。『いくつBだったの?』って聞かないと。

・・・そうだったわ。彼は12個の講義のうち、9のAと3のB+らしい。

僕のdiversity(多様性)は小さいんだよね

彼はできの悪い私に一生懸命試験前に勉強を教えてくれたことのあるとてもやさしい青年。な、なのに・・・

あおは?

聞いてはいけない質問をしてしまいました。えぇ、もちろん正直に言いました。彼は驚いていました。私にとって試験は英語の試験+専門の試験です。

とりあえず、卒業生の何人かはまだ大学にとどまりそうだし、何人かは仕事を探すのにドイツに滞在するそう。

来年、私は卒業できるのかしら・・・と再び心配になったパーティだった。