徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

追試-1

2005-10-14 18:52:09 | 勉強
7月に「F」がついた試験の追試を受けた。今回も口答試験。9時スタートであったので、10分くらい前から教授の部屋の前で待っていた。教授は私と同じくらいに研究室に到着した。9時を少し過ぎても「入っていい」と言われなかったので、ノックをしてみた。

応答なし

あれれ?中で話し声がしているから、打ち合わせ中かしら、それとも聞こえなかったのかしら、と思い、声が止むまでしばらく待ってみて数分後、またノックしてみた。

隣の部屋から秘書が出てきて「もう少し待って」といわれた。9時スタートなのに・・・

しばらくして教授に部屋に入るように言われ、入ってみて驚いた。授業は何人かの先生が自分の専門分野を教えるスタイルで、試験は一番えらい教授と、某巨大企業の社員の2人が担当していたのに。

社員がいない。代わりに教授の下の人がいる・・・

なぜ、社員にこだわったかというと、勉強の大半をその人の担当部分に費やしたから。正直、そのパートはどこを聞かれても答えられる自信があった。そして、その「教授の下の人」が教えてくれたパートはほとんどスルーしてしまっていた。これって・・・また「F」がつくのではないかという大きな不安に襲われた。

ふたを開けてみると。質問はすべて教授がした。もちろん、彼のパート。約20分の試験時間のうち、最後3分くらいでちらっと「社員担当パート」を聞かれた。教授の専門分野ではないからとてもあいまいな質問。とっても不満な試験だった。
コメント
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