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コルドバ ■珈琲とアンティークミル■炭火自家焙煎珈琲豆の販売■
アンティークミルのご紹介 sp1-061
商品番号:sp1-061
お問い合わせをいただきましたので、3/5日まで商談中となります
ご成約となりました、N様ありがとうございます。
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社はドイツでは10社ほどありました。本日はイギリスのスポング社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
では、分解掃除をして磨き組み上げましたので写真にてご案内いたします。
横からご覧ください。
裏側をご覧ください。
上からご覧ください、ここに豆を入れます。内側は再塗装されていてきれいです。
豆を入れるホッパーにはラベルが残っています。
ハンドルと本体を固定するねじはコインで回すことができます。
天板に固定するための台座です。
クランプと台座の接合部ですが亀裂はありません。
天板に固定するためのクランプです。
クランプの裏側ですが亀裂はありません。
下からご覧ください。隙間から見えるのは内歯です。
クランプを含めて下からご覧ください。
組み上げる前の部品や内部の状態などをご案内致します。
分解をした部品構成です。
ねじ部品です。
こちらが内歯です。
内歯を拡大しています、外周の一部に摩耗が出ています。
内歯の裏側です、中心部の突起に摩耗は出ていません。
こちらが外歯になります。
同じく外歯です、外周の溝がないのは最初からなので摩耗はありません。
外歯と接続される豆を入れるホッパーをご覧ください。
接合部には爪が付いていますが欠けはありません。
本体の内側をご覧ください。
中央の四角のプレートで内歯の裏の突起部が接触するところですが摩耗はごくわずかです。
ハンドルをご覧ください、曲がりはありません。
上からもご覧ください
ハンドルの持ち手は白木のニス仕上げできれいです。蜜蝋で磨きました
商品番号:sp1-061 ¥27.900- sold out
スポングミル No.1
1.9kg
全体的な外装の痛みが少なく程度が良いものです。内歯の外周の一部分には摩耗が見受けられますが細挽きに支障が出ることはありません。この内歯の摩耗から使用の頻度を想定しますが、内歯の裏側の中心部の突起部分が要で、この裏側まで摩耗があるものは問題です。このスポングミルはその点大丈夫です。豆を入れるホッパーの内側も再塗装が施されていてきれいです。テーブルなどの天板に固定するクランプにも異常がなく、この先も末永くお使いいただけるスポングミルにご興味のある方はいかがでしょう。
ご注文、お問い合わせはホームページから商品番号を明記してお願いします
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アンティークミルのご紹介 wbat-001
商品番号 wbat-001
ドイツの手挽きミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社は10社ほどありましたが、本日はARMIN TROSSER社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
昨日店頭にてご成約となりました。微笑ましくも、彼氏の22歳の誕生日プレゼントだそうです。H様ありがとうございます。
では、分解掃除をして組み上げましたので写真にてご案内いたします。
前からご覧ください
横からご覧ください
後ろからご覧ください
上からご覧ください
下からご覧ください
つまみはありませんのでカバーを廻して豆を入れます
ハンドルのノブは実に味わいがあります
ロゴマークはしっかりと残っています
引き出しの底がひび割れています
裏からの状態です
ネジ固定4箇所のうちの一本が折れていたので交換しました
プラスのネジが交換したものです
歯の部品は分解してきれいにしました
商品番号 mbat-001 ¥16.600- sold out
寸法:95×110(引き出しノブを含むと130)mm、H-117(ハンドルノブ含めば200)mm
重量:660g
ネジが途中で折れていて抜くことが出来ませんでした。対応策として固定位置を5度ほどずらして対応しています。上からの写真で見ていただくと分かりますが正面と比べて豆を入れるところが5度ほど回転しています。
ご注文はホームページからお願いします
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アンティークミルのご紹介 ken2-001
商品番号 ken2-001
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの企業はドイツで10社ほどありましたが、本日はイギリスのA,Kenrick&Sons社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。初めてご紹介するミルなので写真点数をとても多くしてあります。
先週になりますがインターネットでのご注文を頂きご契約をしていただきました。以前ヴィンテージマキネッタをご購入して頂いたA様でした。この度は大変ありがとうございました。
では、分解掃除をして磨き込み、組み上げましたので写真にてご案内いたします。
正面からご覧ください
横からご覧ください
後ろからご覧ください
上からご覧ください
ハンドルが細くて曲線を描いていて、グリップは木製です
豆を入れるホッパーです、軸受けに欠損があります
軸が外れることはありませんので使用に影響は出ません
イギリスの国章を現すライオンと王冠のプレートです
引き出しのつまみは真鍮になっています
引き出し固定の板スプリングは一箇所です
引き出し正面からご覧ください
上からご覧ください
裏側をご覧ください
組み上げる前の部品をご覧ください
この分解した部品構成は、まだ磨く前です
こちらが磨き終わった部品構成です
このミルの分解のために準備した特殊工具です
内歯です
外歯です
軸受けが一部欠損しています
裏側です
本体上部の表面です
裏側です
本体を上からご覧ください
横からご覧ください
横左右には耳がありテーブルや台座に固定できます
本体の下からご覧ください、真ん中の穴は粉の挽き具合を調節するねじを廻すためにあります
本体を逆さにしていますが裏の穴とネジの関係です
逆さですが組み合わせた歯の部分です
歯を組み上げる時にワッシャーを加えました
ネジだけでしたがしっかり固定させるためにワッシャーを入れます
内径をあわせるために鑢で調整します
外歯の固定にもワッシャーを入れました
しかし、組み上げる時にわずかなでっぱりが出ていて組み上げられないのでワッシャーを削りました
こんな感じで干渉しないようにしました
商品番号 ken2-001 ¥41.900- sold out
130(210)mmの正方形、H-120(180)mm
2.25kg
イギリスのアーチボルドケンリック&サンズ社のNo.2というサイズのものです。こちらの会社は1791年の創業で1991年に終了となっています。重さが2.250gありますのでどっしりとしています。粉を受ける引き出しだけの重量が550gあります。初めて手にしたときの興奮はいまだに忘れられません。このミルの製造年式はおよそ1850年前後であると思います。普段使うには少しばかり気を使ってしまうかもしれませんが、置いておくだけでも楽しめるものであると思いますし、とても貴重であり希少なものでありますので大切にしていただきたいと思います。
ご注文、お問い合わせは当店ホームページからお願いします
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スポングミルの整備
商品番号:sp1-061
先週は関東の方にスポングミルをお買い上げいただきました。この方はスポングミルは二台目のご購入です。
と、いうことで整備が済んで販売できるスポングミルの在庫がなくなってしまいました。
さて次はどのスポングを整備しようか?
店内の棚の中から選んだのは、
No.1の白木グリップです。
持ち手や外装の痛みがほとんどない極上な程度具合です。
まだ、中を開けていないので歯の状態はどんな具合だろう。
分解する為のねじの頭は全く傷がない、今回僕が初めて中を開けることになる訳です。ざっと50年から60年前のミル、使われなくてよい状態で保管されていたものです。
コルドバで販売しているアンティークミルは僕がコレクションしていた物になります。
コレクションのスポングミルはどれを見ても同じものはないのですが、自分で区別をするために番号をつけて管理しています。
その番号で調べてみますと、今回のものはイギリスのコレクターさんから譲っていただき個人輸入をしました。スポングミルそのものがイギリスの会社で作られていましたので、購入先がイギリスということは当然と言えば当然のことです。
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アンティークミルをご紹介します sp1-060
商品番号:sp1-060
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社ですがドイツでは10社ほどありました。本日はイギリスのスポング社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
今週ホームページからのお問い合わせをいただきご成約をさせていただきました。T様ありがとうございます。T様はスポングミル二台目となります。
では、分解掃除をして磨き組み上げましたので写真にてご案内いたします。
横からご覧ください
後ろからご覧ください、No.1のサイズとなります。
上からご覧ください、ここから豆を入れます。
豆を入れるホッパーですが、ロゴシールはありません。
天板に固定するための土台となります
天板に固定するためのクランプとの接合部ですが亀裂はありません
クランプとの接合部の土台の裏側です。
こちらがクランプになります。”101”と刻印があります。
手で回すことができるクランプの持ち手をご覧ください。
下からご覧ください。隙間から粉が出てきますが見えるのは内歯です
クランプを含めて下からご覧ください。
組み上げる前の部品や内部の状態などをご案内致します
分解をした部品の構成です。
ねじ部品です。
内歯をご覧ください
内歯を拡大して見てください。ピントも甘くてわかりにくいのですが外周の一部には摩耗があります。
内歯の裏側をご覧ください。摩耗はありません。
内歯の裏側の外周には摩耗はありません。
こちらが外歯となります。
外歯の拡大写真をご覧ください。摩耗はありません。
外歯の表側になります。ご覧のように豆を入れるホッパーと外歯とを分解をすることができませんでした。
外歯表側のSPONGの刻印
同じくENGLANDの刻印があります。
豆を入れるホッパーの内側をご覧ください。塗装がはがれています。
胴体の内側をご覧ください。
中心部の四角いプレートをご覧ください。内歯の裏側の突起部が当たる場所ですが摩耗というよりは擦れ後は少しあるだけです。
ハンドルをご覧ください。
上からもご覧ください、曲がりはありません。
持ち手はベークライトとなっています。
商品番号:SP1-060 ¥24.900- sold out
スポングミル No.1
1.9kg
外装の汚れが多くありますが磨くことで艶が出てきました。しかし、中の歯の状態は結構良いもので今後も問題なく使い続けられます。まったくデメリットにはならないことですが、豆を入れるホッパーと本体とを分解をさせることができませんでした。外歯のクリーニングに影響が出ることにはなっていませんのでご安心ください。当店のレストアをするときの方針ですが、外装を再塗装することはしていません。保管されていた環境においては汚れが強いものも当然なことであります。ただひたすら磨くだけですが、汚れも時間の経過としてなせる貫禄と考えていただければ幸いです。販売価格を低めにさせていただいております。お使いいただける方がいらっしゃいましたらご検討をお願いします。
ご注文、お問い合わせはホームページから商品番号を明記してお願いします
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アンティークミルをご紹介します wbped-013
商品番号:wbped-013
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社はドイツでは10社ほどありましたが、本日はザッセンハウスと吸収合併となり1960年代で終わってしまいましたPeDe Dienes社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
昨日の午後、常連様のM様にご成約をしていただきました。M様ありがとうございます。
では、分解掃除をして磨き組み上げましたので写真にてご案内いたします。
横からご覧下さい
後ろからご覧下さい
上からご覧下さい
ハンドルの刻印は"Dienes"となります
ハンドルの部は木材ですがしっかりとコーティングがされています
金属の丸いフードを回転して豆を入れます
ロゴラベルはしっかりと残っています
引き出しを引き抜いて粉を出します
本体の底板になります
組み上げる前の部品や内部の状態をご案内致します
分解した部品の構成です
金物部品です
内歯になります
内歯の磨耗はほとんどありません
内歯の裏側です
外歯になります
外歯の裏側になります
粉の調節をする金物部品です
ボールベアリングの役目をする部品にはシリコングリースを付けておきます
粉の調節用部品を組み付けました
本体上面の裏側になります
内歯と外歯の固定される板の厚みがあります
本体のフードを載せる前の状態です
本体上面の板の固定用ネジ受けの細工です
引き出しが入る部分です
引き出しの固定用には板ばねが左右に備えられています
粉を受ける引き出しですがつまみはリペアされています
つまみのリペアにはボルトとナットでの固定がされています
引き出しを横からご覧下さい
裏からもご覧下さい
商品番号:wbped-013 ¥32.950- sold out
寸法:125(190)x135(200)mm
高さ:130(225)mm
重量:1.150g
PeDe DIENES社は1960年代にはザッセンハウスと吸収合併となり姿を消しています。このメーカーはザッセンハウスの歯を開発していた会社でございますので、今となってはザッセンハウスよりも貴重な存在であると考えています。手挽きミル全盛期には、いろいろな形や装飾を施されている物を作っておりました。このモデルは豆を粉に挽くときに本体を膝で挟むことが容易な形状となっており、木目の良い仕上がりを作り上げていると感じます。僕のコレクションの中でもこのようなモデルは少数しかありません。全体の状態は大変良く保たれていますが、引き出しのつまみのリペアを施された時点で樹脂の亀裂が生じ割れたと思われるところがあります。ご興味がある方はいかがでしょうか。
新規のお客様へご案内いたします
ご注文やお問い合わせはホームページの注文フォームからお願いします
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アンティークミルのご紹介 SP1-058
商品番号:SP1-058
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社ですがドイツでは10社ほどありました。本日はイギリスのスポング社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
本日店頭でご購入をしていただきました。純正の粉を受ける皿が付いていないものでした。その純正の皿を再現したものを当店で販売をしておりますのでミルと一緒にご購入されました。皿はイギリスのコレクターさんに作っていただいたものです。
K様、ご成約ありがとうございます!
では、分解掃除をして磨き組み上げましたので写真にてご案内いたします。
横からご覧下さい
後ろからご覧下さい。サイズはNo.1となります
上からご覧下さい。ここから豆を入れます。内側が黒色です。
豆を入れるホッパーです。ロゴラベルはありません。
ハンドルの固定ねじはコインで廻すことができます。
本体右側の刻印は"SPONG"
本体左側の刻印は”ENGLAND”
こちらの隙間から粉が出てきます
下からご覧下さい。隙間から見えるのは内歯です。
クランプを含めて下からご覧下さい
組み上げる前の部品や内部の状態などをご案内致します
分解した部品の構成です
ネジ部品です
内歯をご覧下さい
外周の一部に少しの磨耗が出ています
内歯の裏側をご覧下さい。こちらの磨耗はありません。
外歯をご覧下さい
外歯の磨耗はありません
外歯の表側をご覧下さい
豆を入れるホッパーをご覧下さい
本体との接合部分をご覧下さい。爪の欠けはございません。
本体の内側をご覧下さい。
中心の四角のプレートには少し磨耗がある程度です
天板に固定するための土台をご覧下さい。
土台とクランプの接合部をご覧下さい。
天板に固定するためのクランプになります。
クランプ付け根の裏側をご覧下さい。亀裂はありません
ハンドルの持ち手は白木となります。
ハンドルの曲がりはありません。
白木グリップは蜜蝋で磨きました。
商品番号:SP1-058 ¥27.900- sold out
スポングミル No.1
1.9kg
今回のスポングミルは外装がつや消しとなります。大きな傷や錆は見当たりません。特徴の一つとしては豆を入れるホッパーの内側が黒色になります。こちらはサルター社になる前のスポング社の時代で後期製造のモデルとなります。たた、サルターになってからがホッパーの内側の黒色という特徴から、もしかしたらサルター社になっていた時期かもしれません。内歯の磨耗は外周の一部に少し見受けられますが、内歯の裏側の突起部の磨耗はありませんので状態は良いものです。本体にあるSPONG刻印のつや消しは数が少なく珍しいモデルとなります。ご興味がある方はいかがでしょうか?
ご注文、お問い合わせはホームページから商品番号を明記してお願いします
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春の訪れ
少し前からは早咲きの桜がきれいに咲きました。その前には梅の花が咲きました。
どの花も春を思う気持ちにさせてくれますが、やはり木々の新芽が心を動かしてくれます。
今年で3年目になるのか、植樹をしたモミジに新芽が出てきました。
基本自分は花を咲かせない樹のほうが好きなのかもしれない。
昨日仕込んだスモークチーズですが、販売するものとは別に自宅用にカマンベールをスモークしました。
中国菓子の月餅のような姿になりました。香りは穏やかで、これもたまには良いかなぁ。
油分の含有率が違うのでしょうから色の乗り方が全く違っています。
出来上がってすぐは出来立ての大福もちのようにふわふわですぐにも食べてみたかったですが、昨日は忙しくて休憩する時間も取れなかった。食べるときはオーブントースターでちょっと温めればよいかもね。
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持ち込みスポングミルのメンテナンスの仕上がり
分解し汚れを取りましたので状況をご覧下さい。
組み上げた状態をご覧下さい。外装のメンテナンスはしていません。
お客様からのお話で50年お使いになってこられたということで、内部の状態がとても気になりましたし大変参考になりました。はっきりと購入時期が分かっていますので、造られていた時期の状態が把握できます。僕がコレクションしているスポングミルの中では後期となることが分かります。微妙に本体の形の違いを確認できました。僕のコレクションは1960年以前のものが中心となります。
スポングミルの消耗する部位としては歯になりますが、それでも今回の内部の状態を見ましても随分と丈夫であると感じます。やはり、保管されていた状態が外装の程度を左右します。普通に家庭で使っているのであれば錆はほとんど発生しませんね。そう考えると、僕の持っている中の1割から2割のスポングミルは置かれていた環境を連想されます。
今回は内部のメンテナンスをさせていただきました。今後また50年は十分お使いになれるわけです。子の代、孫の代に手渡しすることが出来るもの、そのようなものの復活、継承のお手伝いが出来ることに喜びを感じます。
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持ち込みスポングミルのメンテナンス
本日の記事は販売するミルのご紹介ではございません。
お預けにこられたお客様に見ていただく手段としてブログに記載をさせて頂きます。
お預かりをして分解をしましたので、気になるところの写真を見ていただきたいと思います。
50年間毎日酷使をしてお使いになられたということではないようです。こちらのスポングミルとは別のミルも稼働されていたそうです。
分解をして気が付いたところをお伝えします。
先ずは、一度も分解をしたことがないという状況からネジの頭がつぶれていません。外見から見ての好印象ですね。
内歯の一部には磨耗が見られます。ただ、内歯の裏側には大きな損傷はない。なのですが、本体内側の四角いプレートの両端に擦れが見受けられています。その擦れたところと言うのは内歯の裏側の周囲部分です。ここの擦れが有るスポングは今まで見たことがありません。
どうしてこの部分が擦れてしまうんだろうと考えて見ますと、内歯の裏の中心部分の突起の長さが微妙に短いからではないかと思います。正確な計測をしたことがないので数値では比べられていませんが、現状の物理的な損傷を考えるとそれしか考えられません。
今回お預かりをしたメンテナンスは、中だけを点検掃除してくださいということでお預かりをしましたので外装の汚れ落としと、磨き工程はありません。
普通に部屋でお使いになられていたのでしょうから錆などもなく良い状態のスポングです。
次回はメンテナンスをした後の状態をご覧いただけるように準備をします。
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アンティークミルのご紹介 SP1-059
商品番号:SP1-059
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社ですがドイツでは10社ほどありました。本日はイギリスのスポング社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
日が暮れて間もない頃、常連様にお買い上げ頂きました。以前からたびたびお話をお聞きしていましたが無事ご成約となりました。K様ありがとうございます。
では、分解掃除をして磨き組み上げましたので写真にてご案内いたします。
横からご覧下さい
裏をご覧下さい、今回はNo.1のサイズです
上からご覧下さい、ここから豆を入れます
豆を入れるホッパーです、ここにあるべきロゴシールはなくなっています
ハンドルを固定しているねじはコインで廻すことができます
片側にSPONGの刻印
反対側にはENGLANDの刻印があります
天板に固定するための土台となります
天板に固定するためのクランプです
土台とクランプの接合部に亀裂はありません
裏側もご覧下さい、亀裂はありません
胴体を下からご覧下さい、隙間に見えるのは内歯でここから粉が出ます
クランプを含めて下からご覧下さい
組み上げる前の部品や内部の状態をご案内致します
分解をした部品構成です
ネジ部品です
内歯をご覧下さい
内歯の外周の一部に磨耗が少しあります
内歯の裏側には磨耗はありません
外歯をご覧下さい
外歯の磨耗は少し程度あります
外歯の表側をご覧下さい
胴体の内側をご覧下さい
内歯の裏側の突起部が当たるプレートですが磨耗は少し程度で良好な状態です
豆を入れるホッパーをご覧下さい
胴体との接合部であるところの爪に欠けはありません
ハンドルをご覧下さい
上からもご覧下さい、曲がりはありません
ハンドルの持ち手は赤いベークライトになります
商品番号:sp1-059 ¥23.900- sold out
スポングミル No.1
重量:1.9kg
整備ができたスポングミルの在庫がなくなっていましたので急いで作業を進めていました。本日のスポングは11/3日に紹介をしたミルになりますが、その時には商品番号:sp1-058となっておりますが、sp1-059と訂正を致します。整備の時間はざっと1ヶ月掛かりました。
歯の磨耗は少し程度有り、外装の錆や塗装の剥がれも目立ちます。時間の経過からすれば当たり前となるやれ具合ですが磨きこんで生まれた貫禄は十分に良いものです。機能性はまったく問題はありません。毎日使う手挽きミルとしてスポングはいかがでしょうか。
ご注文、お問い合わせはホームページから商品番号を明記してお願いします
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アンティークミルをご紹介します wbat-004
商品番号:wbat-004
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。ボックスミルの品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社はドイツでは10社ほどありました。本日はドイツの「ARMIN TROSSER」社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
昨日の夕刻、店頭にてご成約をしていただきました。A様ありがとうございます。
では、分解掃除をして磨き、組み上げましたので写真にて外装をご案内いたします。
正面からご覧ください
横からご覧ください
上からご覧ください
豆を入れるフォードには回転式の蓋がついています
フードのつまみを回してここから豆を入れます
ハンドルのつまみは木材で出来ています
粉を受ける引き出しを抜いた状態です
引き出しを受ける本体内側には板ばねが付いています
組み上げる前の部品や内部の状態をご案内致します
分解した部品の構成です
金物部品です
古い歯の良さは材質です、削り出しの内歯です
内歯の裏側です
外歯になります
外歯の裏側です
内歯と外歯を固定する金具です
ハンドルを上からご覧ください
横からご覧ください
裏側もご覧ください
この金具は内歯と外側の隙間を調節する役目を持っています
木枠の胴体の上に乗るふた部分です
胴体木枠を上からご覧ください
ロゴラベルが付いている正面側です
胴体横からご覧ください、亀裂がありますがしっかりとしています
胴体横の反対側です、こちらにも亀裂があります
胴体背側です
引き出しのつまみです
横からご覧ください
上からご覧ください
引き出しの裏側です
商品番号:wbat-004 ¥13.800 sold out-
ARMIN TROSSER社
寸法:110X110mm(ハンドル含め135mm)
高さ:120mm(ハンドル含め210mm)
重量:800g
外装の木材には亀裂が発生しているのですがまだしっかりとしている状態でお使いいただくには問題も心配もありません。アンティークらしさが十分に感じるミルです。肝心の歯の状態はとても良くまったく問題はありません。本体木枠の上部の板材と豆を入れるフードは小さなネジが使われていてフードと板材との分解は出来ませんでした。歯を固定する厚い台座が不安定で内歯の軸がずれてきしむ状態だったので、固定場所を変更しボンドで固定しました。また粉を受ける引き出しもボンドで補強しています。手頃な大きさとお値段のアンティークミルにご興味がある方はいかがでしょう。
ご注文、ご質問はホームページのフォームからお願いします
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がんばるぞ、
商品番号:sp1-058
先日はスポングミルの整備が済んで販売を開始しました。では次に整備するものとして赤いベークライトのグリップのタイプにしましょう。外装はなかなかやれてはいますが中の状態はどんなでしょうか?
と、開けて見てみました。
アンティークミルはすべて自分がコレクションで集めたものになります。今思えば十数年前ですが機械式カメラ、アンティークカメラを収集していた頃と重なる時期でした。カメラを収集していた頃、やはりレンズに魅力を感じてきましたが良いものはやはり値段が張り手が出ないし、いろんなタイプがあるので切りが無く止まらない・・・よく言う言葉に「レンズの沼」。それで自分が興味を持っていたカメラの製造時期と同じ時代のコーヒーグラインダーやマキネッタの収集をしていました。
自分がグラインダーを購入した時点で必ずしていることは、ネジで固定してある箇所が外すことが出来るかの確認・・・注油をして錆を緩め分解をしています。この時点で分解が出来ないとがっかりします。
次回整備を進めるスポングミルはなかなか手ごわい状態です。歯の磨耗も結構ありますが少しずつですがきれいにしていきます。
錆や汚れを落とすべく単純な作業は気持ち的にはリラックスすることが出来るので良いものです。ただ、指先ががさがさになるのが辛くなります。
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アンティークミルをお使いの方へ
スポングミル モデル80のメンテナンス
二年前に購入していただいたスポングミル・モデル80の修理をしましたので、この機会にお使いの方にも注意していただきたいことをお知らせします。
今回のメンテナンスは初めての事例になるので大変参考になりました。
問題点
粉を受ける下部の受け皿が外せない。
原因
グラインド調節ボルト固定のプレートは二本のボルトで固定されていますが、下部の皿をロックした状態時にボルトが緩んでいる。
普段の注意点
ボルトのゆるみが無いか気にかけること。
問題の早期注意点
粉の挽き具合が大きくなってきた。⇒ボルトが緩んで起きることになります。
本体と受け皿とは爪でロックしてありますので皿の外側の二箇所のポイントを押し込むことで内側の爪が浮きます。
こうなれば皿が外すことができます
店頭にお持ちいただいたときにお話をさせて頂きました。
「最悪皿に亀裂や割れてしまうリスクがありますがよろしいでしょうか!!」
と言うことをお話しさせていただきメンテナンスを始めました。
結果論では有りますが割れることも無く無事皿を外すことが出来ました。
グラインダーが使えない状態なのでお客様には別のスポングミルを貸し出しました。
コルドバで販売したアンティークミルは無料のメンテナンスをさせて頂いております。明らかに破損をした状態での修理は無理ですが今回のようなことなどでも大丈夫です。
お使いのグラインダーの調子が思わしくないときにはお気軽にご連絡をして下さい。
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アンティークミルをご紹介します SP1-057
商品番号:SP1-057
イギリスのスポングミルとドイツのウッドボックスミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社ですがドイツでは10社ほどありました。本日はイギリスのスポング社のミルをご紹介します。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。
では、分解掃除をして磨き組み上げましたので写真にてご案内いたします。
横からご覧下さい
裏側をご覧下さい
上からご覧下さい、ここから豆を入れます
豆を入れるホッパーの表側ですがラベルの剥がれた後が残ります
本体にあるコク印、"SPONG"
反対側にも刻印があります、"INGLAND"
胴体とハンドルを固定するねじはコインで廻すことが出来ます
天板に固定するための土台です
天板に固定するためのクランプです
クランプの付け根ですが亀裂はありません
土台の裏側もご覧下さい
本体を下からご覧下さい、隙間から粉が出てきます
クランプを含めて下からご覧下さい
組み上げる前の部品や内部の状態をご案内致します
分解をした部品構成です
ネジ部品です
内歯をご覧下さい
外周の一部に少し磨耗が見受けられます
内歯の裏側です、磨耗はありません
胴体の内側をご覧下さい
四角いプレートに丸く当たりがありますが内歯の裏側の突起部分との接合部です
外歯をご覧下さい
こちらの磨耗はありません
外歯の表側になります
豆を入れるホッパーの下部分をご覧下さい
この小さな爪が欠けていることもありますがこちらは大丈夫です
ハンドルをご覧下さい
ハンドルの曲がりはありません
ハンドルの持ち手は木材でニス仕上げとなっています
商品番号:sp1-057 ¥28.900-
スポングミル No.1
重量:1.9kg
スポングミルは使われている部品の状態や刻印の違いなどによって製造された時期を考えます。今回のミルは部品の構成、刻印から判断をして中期のモデルと考えられます。歯の状態ですが内歯の外周に少し磨耗が見受けられますが裏側の突起部の磨耗も無く、外歯の磨耗も見当たらないので状態は良いものです。豆を入れるホッパーの内側はきれいな状態となっていますがリペイントが施されています。
全体的な印象として外装のつやもあり割れや亀裂もなく良い常態です。一生物になりうるグラインダーとなりますがいかがでしょうか。ご興味をお持ちの方のご連絡をお待ちしております。
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