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日々のメモ書き 

カットガラス

2009-04-19 | 残念!

 2009.4.19 カットガラス  

こちらも写真が抜かれています。

他にも だいじな画像がありません

管理人以外にも画像の削除できるのですか

 

 

 

一瞬のきらめき  まぼろしの薩摩切子展 へ 
                        
  1憧れのカットガラス 
    西洋からもたらされた無色透明のカットガラス。 
    イギリス、アイルランド、力強い直線。 ボヘミヤの優美な曲線など 
     ・カットガラス 蓋付大鉢(魚子文 19世紀 イギリス或いはアイルランド)
   
    江戸時代後期、 日本にもガラス登場。
     ・江戸切子 鉢(アラレ文) 
     ・板ガラス ・半球体ガラス(船舶用 太陽光を拡散させて取りこむ)
     ・液体の比重を計るシリンダーと浮き秤など一式。

  2薩摩切子の誕生、そして興隆
     1846、薩摩藩主 島津斉興ナリオキがはじめたガラス産業は
    息子、斉彬ナリアキラの代に飛躍的に成長する。
   ・薩摩切子 脚付杯 ・薩摩切子 紅色被皿(菊文)
   ・薩摩切子 紅色被皿(太い線と細線2本による 薩摩縞 お洒落)
   ・薩摩切子 緑青色被蓋物、 藍色被蓋瓶(斜格子、魚子文。亀甲文)
   ・薩摩切子 紅色被皿 (紅のぼかしが美しい)

    1863、薩英戦争によりガラス工場は破壊され 衰退の一途をたどる。
  
  3名士たちの薩摩切子
   将軍家や大名家に伝来する高級品。 文人や彫刻家の愛蔵品など。
   ・雛道具 一式 徳川記念財団所蔵 
  (お道具は美術品。 篤姫のため。 無色、 蓋付重、瓶、文具など何でもある。 大きなものと変わらぬ細緻な仕上げは宝石のようで溜息がでる)


  
        パンフレット写真 拡大

  4進化する薩摩切子
    ・薩摩切子紫色被ちろり (冷酒用)  ・薩摩切子紅色被碗 (モダン)
    ・薩摩切子黄色碗 (暗い黄色をクロギヤマンと呼んだ)
      (だんだん洗練され シンプルになってくる)

  5薩摩切子の行方

   ここから いくつかの作品が見られます。画像を大きくしてご覧ください
             (160件の作品から。括弧内は気ままな感想・メモです)
   
             -☆-

 ガラスに 紫 紅 藍 黄 緑色などを 被せ、 魚子ナナコ文、 霰、 亀甲、 六角・八角籠目、 麻の葉、菊、 蜘蛛の巣 矢来ヤライ(組み方によって角矢来・菱矢来)などの文様を施す。 彫った部分のコントラスト。  

 文様のさまざまな組み合わせも粋、 面白い。 色と文様が織りなすハーモニーが奏でる耀き。 角度によって 煌めきが変わる。 光が複雑なカット面に反射したり、屈折しながら光彩を放つ。 カットは鋭いV字やU字形もある。 暈かしの手法など。
  写真と解説(パンフレット、 HPより)
             -☆-

  水と生きる展で藍色に、 今回は無色の大皿に限りなく魅かれた。

  

  薩摩切子 大皿  19世紀中頃 
  会場の照明が透けて翳を創る。 無色の温かさ、 サンドベージュの、やわらかな色。 影はまるで 繊細なドイリー。 文様の取り合わせに息を呑む。 
  斉彬から四女典姫(ノリヒメ)に形見として贈られた。 

 -☆- 18日 新宿の用事のまえにサントリー美術館。 
   ファーバーカステル 東京ミッドタウン、 筆記具(ドイツ製)が楽しみだった。 
 橋本シャーンのペン画、 色鉛筆や水彩で明るい。 森瑤子のオマージュ展。エッセイを読むと帽子をかぶるコツなど書いてあった。 執筆中必ず左手に握っていたという気持が落ちつく丸い石、数個。 お洒落ですてきだった52年の生涯を覚えておこう。 

  
  

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