用事を済ませたついでにちょっと田舎道をドライブした。
ちょっとといっても東京都内なら15キロも走れば都心部から23区を出て環8外まで行ける
距離である。ビルや住宅がひしめいている中、渋滞もあるので遠い気がするものだ。
ところが、稲穂が実りはじめた水田や里山の濃い緑を背景に、一帯が緑のグラデーション
の景色を眺めつつ走れば10~20キロくらいたいした距離ではない気がしてくる。
この景色をあの人にも見せてあげたいな~とか、何人かのあの人を思い浮かべながら
気分はたらたら、車はすいすいと走るのである。
深呼吸しても、ここならダイジョウブイ。
トラックの向こうから歩いてくる人と上の「開進」という看板の前で待ち合わせしたのだが、
カイシンをタイシンと聞き違えたのと、初めて走る道が快適だったのとで通り過ぎてしまった。
5キロほど行き過ぎて「どこにいる?」と電話をもらって引き返してきた。
行き過ぎても引き返しても、気分は楽々。これが都内なら失敗した~と苛つくところだろうが
全然気にならないのであった。田舎道のドライブ、たまにはいいもんだ。
ブルーのトラックの主は楽園ファームのやまざるさんで、このあたりで草刈りしてるから会いましょうということに。
前々から御願いしていた奥様のスーさんの作品「耳を洗ううさぎ」をいただくためである。
ハチ公前とかアルタ前とかヒルズの蜘蛛の前とかじゃなくて、「開進」前で待ち合わせって
なんだか素敵。
やまざるさん曰く、ここならでかい看板だからわかると思ったんだけどな~。
で、案の定、見逃してしまったのであるよ。
けれどよくよく見ると、この看板はナイスじゃないか!
いまでは塗装がはげているが落成式(あったかどうか知らんが)の時には村の衆が集い
飲めや歌えや酒盛りじゃで
盛り上がったんじゃないかとか想像してしまう、ちょっとしたランドマーク?である。
「あの看板、大阪っぽいね」と言うと、「そ~お? そういやそうかも」とやや無理矢理な
感じで合わせてくれるやまざるさんであった。人がいいのである。
おまけにお代はどうしてもいらないと固辞される。
いや~、そんな~と困っているうさこに、「もっと高いもん作ったときに払ってもらいますよ」
ときた。返しも浪花っぽいなあ。
開進というのはこのあたり一帯の地名だそうだが、いやはや、なんだかやっぱり大阪っぽい
気配濃厚な場所であった。
耳を洗ううさぎの由来は、うちで「ぐみちゃん」という兎を飼っていた頃、その仕草が可愛くて
一番好きだったからである。
ちょっとといっても東京都内なら15キロも走れば都心部から23区を出て環8外まで行ける
距離である。ビルや住宅がひしめいている中、渋滞もあるので遠い気がするものだ。
ところが、稲穂が実りはじめた水田や里山の濃い緑を背景に、一帯が緑のグラデーション
の景色を眺めつつ走れば10~20キロくらいたいした距離ではない気がしてくる。
この景色をあの人にも見せてあげたいな~とか、何人かのあの人を思い浮かべながら
気分はたらたら、車はすいすいと走るのである。
深呼吸しても、ここならダイジョウブイ。
トラックの向こうから歩いてくる人と上の「開進」という看板の前で待ち合わせしたのだが、
カイシンをタイシンと聞き違えたのと、初めて走る道が快適だったのとで通り過ぎてしまった。
5キロほど行き過ぎて「どこにいる?」と電話をもらって引き返してきた。
行き過ぎても引き返しても、気分は楽々。これが都内なら失敗した~と苛つくところだろうが
全然気にならないのであった。田舎道のドライブ、たまにはいいもんだ。
ブルーのトラックの主は楽園ファームのやまざるさんで、このあたりで草刈りしてるから会いましょうということに。
前々から御願いしていた奥様のスーさんの作品「耳を洗ううさぎ」をいただくためである。
ハチ公前とかアルタ前とかヒルズの蜘蛛の前とかじゃなくて、「開進」前で待ち合わせって
なんだか素敵。
やまざるさん曰く、ここならでかい看板だからわかると思ったんだけどな~。
で、案の定、見逃してしまったのであるよ。
けれどよくよく見ると、この看板はナイスじゃないか!
いまでは塗装がはげているが落成式(あったかどうか知らんが)の時には村の衆が集い
飲めや歌えや酒盛りじゃで
盛り上がったんじゃないかとか想像してしまう、ちょっとしたランドマーク?である。
「あの看板、大阪っぽいね」と言うと、「そ~お? そういやそうかも」とやや無理矢理な
感じで合わせてくれるやまざるさんであった。人がいいのである。
おまけにお代はどうしてもいらないと固辞される。
いや~、そんな~と困っているうさこに、「もっと高いもん作ったときに払ってもらいますよ」
ときた。返しも浪花っぽいなあ。
開進というのはこのあたり一帯の地名だそうだが、いやはや、なんだかやっぱり大阪っぽい
気配濃厚な場所であった。
耳を洗ううさぎの由来は、うちで「ぐみちゃん」という兎を飼っていた頃、その仕草が可愛くて
一番好きだったからである。