想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

さよなら原発、署名運動だよん

2011-06-20 18:46:40 | Weblog
(太陽の光と澄んだ空気、森の匂い、水のせせらぎの音、これからもずっと
守ってゆきたいと、花をつけた木の下で願った)

爆発で壁も天井もふっとんだ建屋に被いをかけ放射能物質の飛散を防ぐ
工事の、実際の進捗状況が非常に気になっている。
東電の事故対策、これまで全部ダメ、失敗だった。汚染水濾過システムは
作動後5時間でダウンした。ダウンの理由がふるっている。
汚染水の放射能濃度が濃すぎてフィルター精度の上限に達しただと。
機械は正直である。

東電も政府もあいかわらずあいまいな表現で大丈夫だとかああするこうする
と口先ばかりだけれど、濃いものは濃いと機械なら反応したわけさ。
笑っちゃうぜ、ったく。作業員だって濃い、濃すぎるよ、と言ってるんだ
ろうけど、機械のように活動停止はしない人の情につけこんでいるだけだ。
想像より濃かったっていう言い草は、もう人でなし、異常である。
エンジニアのフランス人もびっくりだろう(アルバ社製)、自信もって
乗り込んできたんだからな
(※その後のニュースで米キュリオン社製のセシウム吸着装置と判明)

恐ろしいことこの上ない。
なのに海江田経産相は「安全点検確認済んだから原発再稼働を容認せよ」と
全国の原子力発電所立地の自治体に圧力をかけた。
一方、行く先々で話をコロコロ変えるカンは脱原発のパフォーマンスを孫氏
をダシに繰り広げる。あまり考えない若者はカンは反原発かと思う仕掛けか。
なにせ孫氏といえば被災地に100億円ポンと投げ出し、白い犬お父さんで
善のイメージだもの。

汚い金がこれまで以上に飛び交って、原子力推進派はイメージダウンからの
巻き返しをはかろうとしている。一般大衆をなめきっているところなど、
戦前の帝国陸軍と軍需産業を連想させる。企業も電力消費者で大口顧客だ。
みながみな黙っていいなりになるわけもないのに、東電は親方日の丸の病、
重症であるなあ。
そこで集まったあぶく銭はバラまかれて金を手にしたバカが踊りまくる。
悪人と愚か者、紙一重だが並んで疑わしいときはすでに悪に染まっている。



バカか天才かわからない。
そういう話を別件でしていたとき、カメが一言でバッサリ。
バカだね、それは。疑わしきはバカの方へ偏っているわけだから。
ときどき天才のような気がするってんだろ、時々が間違いってことさ。

今は千載一遇のチャンス。愚か者悪党を叩いてやっつけるチャンス。
FUKUSHIMAの不幸をバネに日本列島から原発を排除するチャンスだ。
ドイツがイタリアが、他国民が反対多数で勝ち取ったのに日本人ができない
のは恥である。
被爆して死んだ人に、人生を奪われた人に申し訳が立たないではないか。
明日は我が身、じゃなくてすでに我が身に及んでいる。



各地の原発予定地やすでに稼働している地で反対署名運動は行われているが
大規模署名運動がコレね、反原発署名運動集めます。
澤地久枝さんが1000万人分あればいかにダメな政治家でも何もしないわけ
にはいかない、だからたくさん集めましょうと。
詳細は上記リンク先で記者会見の動画が見れます。

うさこも署名用紙(1枚10名分署名)配ってますのでよろしくお願いします。



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ボクは隠居爺になったぜ

2011-06-20 12:04:57 | Weblog

まばたきを二三度繰り返し、ドッと横倒しにたおれたベイビー。
そして言った。
「おっかあ、ボク、隠居するけんね」

んまー、なんてこと! 立ち眩みなの?
後ろ脚が弱って鍼を打ってもらっているけれど、横倒しとはね。
ボクなんて、オイラじゃないの、あんた?
隠居爺になってもくっついて歩くでしょ、ボチボチと。
おっかあの見張り番は引退しないよね。

温熱治療をして後、食い意地だけはお変わりなく召し上がり、
何事もなかったかのように森の庭を歩いてノビノビ。
すでにボクではなくオイラに戻っている、現金なヤツだ。
やっぱり東京よりいいぜーと目で言っている。


   
      

去年はほとんど咲かなかったカクテルが今年はどれも咲いた。
逆にいつもたくさんの白い花をつけ強い芳香のレペンスアルバが
まだ花をつけないし新芽も少ない。これから刈り込みし直し。
来週はオールドローズのペネロープが満開のようだからしっかりと
蕾周辺にニームを撒いた。

ひさしぶりに花の手入れをした。
3月からの憂鬱が少し消えていく。植物の生きる力を感じるから。
雨がずいぶん長い時間降り続いた。汚染物質は地下へどんどん浸透し
小川の流れも早く、合流する近くの渓流も水嵩を増して流れていた。

このあたりだけ他所より数値が低く、いつも守られている気がして深呼吸、
いっときの晴れ間、空を見上げた。
西風が吹きはじめた。
夜から2号建屋の扉が開かれ、籠った蒸気を外に出す作業をすると東電は
発表したので風向きが気になるのだった。

けれども海へ流れようと、海にばらまかれたものはわたしたちに帰ってくる。
逃げられやしない、誰も。動植物は黙ってこれまでと同じように生きている。
静かな森で、その声に耳を澄ました。

冷やし中華の季節です、始めましたこっちもです
ご注文はうさこまで。
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