想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

草の上をわたる

2010-10-01 10:01:58 | Weblog

おっかあが寝てるんだったら、オイラも寝るよとばかりに
さっきまで川縁で遊んでたのに、そばでドタっと腹這いに
なる親分であります。



丸太を割って作ったベンチに仰向けになって空を見る。
草がうんと近くなって、親分の目線と同じ高さになって眺める。
雨上がりのひんやりとした風が流れている。

緑の草も見納めで、もうじき枯れ草と落ち葉で地面は茶色に模様替えだ。
カサッカサッと歩くたびに音がして秋が深まり、今年はどんなふうに
色づくのか期待半分、心配半分。
毎年紅葉の季節は巡るけど、いつも見事なできばえとは限らない。
猛暑のあとはどんなんだろう?
きっちりと秋模様に着飾ってくれますように。

その前にキノコ採りの侵入者に要注意であるなあ。
生えているのはタダだもんで採って何が悪いって了見はえてかって
なんだけど、田舎の人になかなか通じない。
他人の土地だってば~って言っても無視してドカドカ行く。
いないうちに行く。
見てなきゃかまわん、と行く。

見てるってば、樹々が。草が。鳥が。
カメラが(カメの複数形?)。神様が。
採るんならありがとさんと拝んでくれよな、森の神様を。

 


コメント
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