録画しておいたナタリー・シュトゥッツマンとオルフェオ55の演奏。
紀尾井ホールでアーチリュートかよと思う方もいるかもしれないが、一度だけアンネットさんに
紹介して頂いてフエのドソロを演奏したことがあって、このホールは音が飛ぶので古楽器でも
問題ないと思う。
モダン楽器も弾くというオルフェオ55の演奏は見事。
先日お話ししたバロックヴァイオリンの戸田さんも、楽器に拘り過ぎない方がイイとおっしゃっていた。
まあそうだな。普段私の吹いている低いピッチのフエだって、オールドフィンガリングより当時とは違う
イギリス式の楽器の方が圧倒的に多い。
それにしても、アンコールはマルティーニの愛の喜びを歌ってしまうのが凄い。
子どもの頃はコントラルトの名歌手が多かったように思う。
ユリア・ハマリとかヘルタ・テッパーとか。
シュトゥッツマン、指揮もいいけど一杯歌ってね。