バラの二番花が開き始めた。
薬剤散布をあまりしないため、病気で葉が全て落ちてしまった樹もあるが、なんとか新芽が
出てきて盛り返している。案外丈夫なものだ。
春一番の花よりは小さいが、そこがまたなんともかわいらしい。
既に完全に親バカ状態である。
冬の庭植えを待っている、ウッドデッキの鉢の樹も蕾が大きくなってきた。
夏場もバラが楽しめそうである。
御宿に引っ越した当初、望み薄だと思ったのが、ジャズのライブを聴く事と、バーでモルト
ウィスキーを飲むことであった。
ところが、今春まぜてもらった吹奏楽団の指揮者は、勝浦の御宿寄り（ノ〇ピー別荘の斜前）
で、ライブを行うダイニングバーを経営していた。
さっそく伺ってきたが、ラフロイグを頂きながら、ツインテナーの演奏を聴くのは至福の時で
あった。
なんだ、これじゃ東京と同じじゃん。
そういう生活を全部捨てて、こちらに来たつもりだったのに、これならこれで大々ＯＫである。
時期なので、近所では様々な種類のアジサイが開花中である。
引っ越したら、ぜひ植えたいと思っていた『カシワバアジサイ』であったが、妻が絶対にイヤだ
と珍しく強行に反対する。
カタツムリが寄って来るのでイヤだというのが理由であった。
情けないが、引っ越す前は、私がこの世で最も苦手なのがナメクジなので、これはまあ
しょうがないのかもしれない。
でも、最近は、庭にいるナメクジをつかんで（手袋越しだが）駆除できるほどに慣れてきた。
バラで好き勝手させてもらっているので、ここは諦めよう。
大原にインドカレーのお店があるのは随分と前から知っていたが、やっと食べに行くことが
出来た。
雰囲気の良い海辺の住宅街の外れに、ひっそりとお洒落な建物が建っていて、中もとても
綺麗で、東京では望むべくもない広く立派なつくりであった。
ランチはバイキングで、カレー4種類、ナンにライス、スープとサラダ、デザートが食べ放題で
980円であった。安いねえ。
近くで本格的なインドカレーが食べられてとても満足であった。
それにしても、今朝、サッカー観戦後に見た朝焼けはとても印象的で、心に染み入った。
オレガノ（上）とバジルの花が咲いた。
両方とも大変きれいである。
バジルは栽培が簡単だと思っていたが、強風に弱くて、これまで3本も根元からポッキリと
折れてしまった。
得体の知れないムシにも沢山食べられてしまう。
それでも新鮮なバジルは、とても香り高く美味である。
トマト栽培はイロイロ大変で、最初に買った苗はプランターに植えてすぐに、葉っぱが茶色の
まだら模様になってしまって、ネットで調べると処分するしかないということで、捨てるかどうか
迷った末、庭に植えてみたという経緯があった。
その後、二代目に買って植えた苗は順調に育っている。
半ば見捨てたように庭に植えた苗は、その後盛り返してなんとか成長し、無事に実も色付い
て、はじめて収穫するに至った。
何個かまとめて赤くなってくればいいのに、どうも一個づつ色が付いていくようである。
はじめの一つは、とてもおいしいミニトマトであった。
吹奏楽団の練習があった。
今日もクルマがないので、梅雨の合間を縫って自転車で山の中を一時間弱、練習場まで
気持ちよくサイクリングしてきた。
終ってから、チャリンコで帰ろうとすると『雨が降りそうだから車で送って行くよ』と声をかけて
くれる方が何人かいらっしゃって、有難かった。みんな良い人である。
コンサートの曲目に『ムーンライトセレナーデ』があって、先週、指揮者が『メイッパイ、ヴィブ
ラートをかけて』と言うので、過剰に反応してイヤラシク演奏していた。
今日、隣のＨさんに『あれはどうやってやるんですか』と言われたので、こんなカンジですと
一緒に吹いてみたが、とても恥ずかしそうでうまく出来ないようであった。
とても上達が早い素直な女の子なので、余計な事はアドバイスしない方が良いかもしれない。
ジョギングコースには、牧場の真ん中を通る道がある。
つい最近まで、放牧されている牛は、ジョギング中の私には無関心であったが、暑くなって
からは、走っている私を追いかけるようになってきた。
写真のように、通電されている『牧柵』が設置されているので大丈夫だとは思うが、何頭もの
牛が追ってくる（当然私よりはやい）のは、相当恐い。
牧柵がしょぼいんだよな。
ジョギングコースの山道では、桑の実が食べ頃である。
野性味抜群でとてもおいしいが、食べすぎると指と口が真っ赤になってしまう。
ウッドデッキに植えているラズベリーと甲乙つけ難いおいしさで、なんだか得したような気が
してしまう。
それにしても、毎日物凄い風である。
引っ越してすぐに、隣町である大原の高台に住んでいる方から、『あまりの風で庭の植木は
あきらめたよ』と言われたのを思い出す。
でもねえ、バラも植木も沢山植えてしまったので、そう簡単に諦める訳にもいかない。
当分は風と勝負である。
ラベルの『ボレロ』ではなくバラの名前である。
新苗で買ったのにまた花を咲かせてしまった。
先月、京成バラ園で一目惚れしてネットで買ったものの、届いた苗は今まで購入した中で
最も貧弱な状態であった。高かったのに。
咲いた花は、イングリッシュローズっぽくて、とてもかわいらしい。
この後は苗を大きくするのに努めよう。
プランターに植えたラズベリーの実が色付き始めた。
去年ホームセンターで苗を買った時に付いていたカードには、黄色い実の写真が印刷して
あったのだが、まあ赤い方がおいしそうで良しとしよう。
食べられる部分はチョッピリしかないが、甘酸っぱいワイルドな風味は大変気に入った。
隣のプランターでは、チャイブの花が開きだした。
鑑賞用にも育てるそうで、なるほど、かわいいきれいな花である。
花もたべられるそうなので、夕食に試してみよう。
練習に通っている吹奏楽団は、来月コンサートの予定である。
アンコール用に配られたのが『夏は来ぬ』であった。
本番では合唱も加わるということで、代表の方がお見えになって一緒に歌っていた。
おそらく専門の勉強をされたのだろうが、結構年配の方なのに、ハリのあるとてもきれいな
声で感動してしまった。田舎にもすごい人がいるものだ。
それにしても、『夏は来ぬ』なんて歌はすっかり忘れていたが、なんともいえない情緒のある
とてもいい曲である。
山の緑に囲まれて、鳥の鳴声の中、この季節にピッタリの歌であった。
昨年秋に咲いたバラの中で、一番好きだったのが『ミセスアイリスクロー』であった。
ところが今春は寒さのせいか、一番花は5センチくらいの縮れた悲しいもので、がっくりして
いたら、最近になってきれいに咲き出してくれた。
ツルバラの他はほとんど終ってしまったので、とてもうれしい開花である。
相変わらず風が強いので、朝起きて庭を見ると、芝生は一面散ったツルバラの花びら
だらけになってしまう。
掃除していると散歩中の人がイロイロ話しかけてきて、何分も立ち話をしてしまうこともある。
諸事情あって、半ば隠遁するつもりで引っ越してきた御宿であったが、思いがけず人との
関わりが増えているような気がする。
プランターの野菜は順調に育っている。
イチゴが苦労したのに収穫は芳しくなかったので、野菜も心配していたが、トマト、ピーマン、
ナスは定番で育てやすいのか、実もついて大きくなってきた。
バジルも大きくなってきたので、自前野菜でパスタが作れるのもそれほど先ではないようだ。
植えているハーブでは、ルッコラが急速に元気がなくなって回復しそうにない。
近所のホームセンター等では、なぜか苗も種も売っていないので、ネットで買って育てて
みようか。
去年の夏は、庭でコガネムシを見かけることが多かった。
庭をちょっと掘ってみるとコガネムシの幼虫だらけであったが、庭植えの樹であればそれほど
気にしなくても良いとういうことなので、何もせずにいた。
しかし、今年の冬まで鉢植えのバラをウッドデッキで育てなければいけないので、コガネムシ
対策をした。
１００円ショップ（奇跡的に御宿にもある）で購入した『からすよけ』の網を４重にしてから、
丸く切って鉢の表面を覆い、卵を生み付けられないないようにしてみた。
気休めかもしれないが、やらないよりはいいだろうと思われる。
雨で、庭のバラは半分以上散ってしまった。
掃除が大変である。
