家ではあまり大きくないタッパーで糠漬けを作っている。
夏場にはそのまま冷蔵庫に入れられるので管理が楽で、ものぐさの私にはピッタリである。
先日、母親に『干し椎茸の粉末』をもらった。
京都の錦市場で買ってきたそうで、糠床に足すと良いらしい。
さっそく加えてみると、風味が良くなったようで、特に山芋の糠漬けはとてもおいしかった。
バラの寒肥に何を施すか迷っていた。
特に明確な理由はないが化成肥料はイヤなので、古典的な油粕と骨粉にしたいと思い
ネットで探してみると、骨粉は狂牛病の一件以来売らなくなってしまったようだ。
そこで牛骨粉の代替品となる『ユーキリン』というのを見つけて、これを油粕と混ぜて
寒肥にすることにした。
２０本以上に施肥するのは大変だったが、かなりホッとした。
春には、どのくらい咲いてくれるだろうか。
ここに引っ越す決心が付いたのは、光回線のサービス地域に含まれていたことも大きい。
サービス会社はNTTのみで、料金も東京のマンション暮らし時の倍以上掛かるが、それでも
光の存在は田舎暮らしにとって絶大なものがある。
御宿には、本屋も、ＣＤ屋も、楽器屋もないので、NETが手軽に利用できないと、かなり
大変なことになる。
現在は、無線LANの親機を３台設置しているが、数年前に比べれば性能はグンとアップ
していて、不便は全く感じない。
便利になったものである。
妻が『数独』を買ってきた。
空いたマスに数字を埋め、縦横を1から９で揃えるパズルである。
私は全く存在を知らなかった。
やってみると結構面白い。
はじめは苦労するが、後半になってマスがどんどん埋まっていくのはなかなかの快感である。
ボケ防止には最適だ。
生協で『ホワイトグリューワイン』なるものを購入した。
ビンのラベルにも描かれているように、白ワインに林檎とシナモンで味付けしたものである。
暖めて飲むと、不味いとは言わないが、グリューワインに期待するクローブの香りは皆無で
りんごジュースをワインで割ったようなカンジであった。
まあ、もう買わないな。
若い頃はなんともなかったが、ある年突然に花粉症を発症した。
酷い年には、目は痒いし、鼻は詰まりっぱなし、頭はボーっとした症状が3ヶ月位は続いて
いた。
ここ数年はそこまで深刻にはならないものの、今の家の周りを見回せば、杉だらけである。
すぐ裏の林は、椎の類がびっしり生えているのでOKだが、南側は植林された杉林になって
いるので、これでは海風に乗って花粉直撃である。
田舎では花粉症にならないという、あまり根拠の無い情報もあるようで、今はそれに期待
するのみである。
昨年ハウステンボスで買ってきた『ワイルドフラワー』の種を花壇に蒔いておいたところ、
かわいい芽がたくさん出てきた。
袋に書いてある説明によると２０種類位の種がイロイロ入っているらしい。
ところが、出てきた芽をよく見ると、どうもどこかで見たような芽がある。
じっと見ていたら思い出した。
去年の夏、庭の草取りをした時にユズリハの下にいっぱい生えていた雑草によく似ている。
抜いてしまおうかと思ったが、春までは待ってみよう。
夕食は、久しぶりにカレー鍋にした。
テレビで見て以来、寒い時に時々作る。
ポイントは、写真のように、ネギ、ショウガ、ニンニクをゆっくり炒めたものをベースにすること
で、これに蜂蜜、カレー粉を入れて焦げる直前まで待ち、醤油、味醂、湯剥きしたトマトと
だし汁を加えて出来上がり。
土鍋に移して、豚バラとエビ、きのこと野菜を入れて頂く。
シメには、太目のうどんを入れた。
お腹いっぱいである。
ホワイトクリスマスの根元に大きなモグラ塚を作られてしまった。
バラを植えた周りには連杭を深めに打ち込んで、モグラを防ぐようにしていたのだが、
わずかな隙間を狙ってやられてしまった。
樹を植えていない地上部分は、もうすでに穴だらけなので、きれいな芝生はあきらめて
しまったが、バラや植木はなんとか元気に育てたい。
極力使いたくなかったが、槍方式のモグラ撃退器も検討するか。
去年植えたバラの『裸苗』に新芽がたくさん出てきてしまった。
どの苗からも芽が出始めているが、最も元気の良いのが写真の『ゴールドバニー』である。
これから寒い時期が続くのに、まだ早いだろうと不安になって、買ったお店に聞いてみると
最近は年々芽の出るのが早くなっているそうで、大分（買ったお店の所在地）では、すでに
盛大に芽吹いているので御宿でも似たようなものですよ。大丈夫。
ということなので一安心した。
近所のバラを育てているお宅では、まだ花を付けている樹が何本かある。
かわいそうで切れないそうだ。
うーん。
よくわかります、その気持ち。
近所に仕掛けられたイノシシのワナに獲物が入りかかった（？）らしく、イノシシのものと
思われる血糊がべっとりと付いていたそうだ。
やはり夜は危ない。
先日新聞で読んだのだが、昔は房総にイノシシは生息しておらず、狩猟目的でイノブタを
山に放したところ、先祖返りしてしまいこんなに増えてしまったそうだ。
信じ難いハナシだと思い、ネットで調べてみると他の地方でも同じことが起こっているらしい。
人間のせいだったのね。
ウッドデッキにとまった小鳥の影が、和室の障子に映ってとてもかわいらしい。
寒くなるにつれて、家の周りの林には『カラ』の類が多くなってきた。
都会にも沢山いたシジュウカラ、カラフルなヤマガラやコガラ、これまであまりみかけなかった
ヒガラ等々、見た目もきれいで小さくてとてもかわいらしい。
時々見かけるのが、種類の違うカラが数匹まとまって行動している様子で、面白い。
春になって、ウグイスとホトトギスが鳴き出すのが待遠しい。
田舎に引っ越したため、２５年以上続けていた東京でのリコーダー個人レッスンも、終了と
なってしまった。
それでも、月に一度くらいのアンサンブルのレッスンには、可能な限り参加している。
今回は６重奏で、テナーがトップ。
以下、テナー、バス、バス、グレートバス、コントラバスという滅多に体験できない低音楽器の
重奏を、シャインやブレードなどを吹いて楽しんできた。
若い頃は、テッペン（１番奏者）を吹いて目立つ（？）のが好きだったが、最近は中声部で
ビオラのような役割をするのが好みになった。
ソロよりもアンサンブルの方が圧倒的に好きにもなった。
ソロ用に買集めた楽器はたくさんあるが、家の棚で眠っている。
家から海が見えてしまうせいか、海岸までは滅多に出かけない。
それでも、たまに散歩に行くと、夏には海水浴客で超満員だった砂浜も今は静かで
とてもきれいである。
海は日によって全く色が違う。
天候の影響だけではなさそうで、晴れていても灰色っぽい時もある。
風の弱い日に、緑色の混じるきれいな色の海辺にいると、ここに引っ越してきて本当に
よかったと思う。
しかし。
昔から下手なのは自覚していたが、もうすこし写真を上手く撮れるようになりたいものだ。
