町でのワクチン接種予定は、はやくて８月中旬からだったのに、妻の職場の職域接種に
拾ってもらって、午前中に１回目の『モデルナ』を打ってきた。
私は、注射が死ぬほど嫌いなので、ビビリまくっていたのに、ほとんど痛くなかった。
これは凄い。
次は来月末。
２回終了したからといって、モチロン東京へ行って豪遊するつもりもなく、はやく平穏な
世の中に戻ってくれるのを願うばかりである。
静かな城下町の外れにあるこの病院は、とても雰囲気が良い。
妻はイイところにお世話になっているようだ。
テレビを視ていたら、ベートーヴェンの４番特集が。
珍しいねえ。
私が一番印象に残っているのは、１９７５年のカールベームとウィーンフィルの来日公演。
テレビで視てビックリしたのを今でも鮮明に覚えている。
４番の序奏をこんなに緊張感を持って聴いたのは、後にも先にもない。
当時の来日公演ではブラームの１番が超話題になって、それもよく覚えている。
よく覚えていないけど、その来日から１０年位経ってライブ盤が発売された。
札幌のタワーレコードで見つけて、なぜか妻が買ってくれた。
聴いてみると、結構アラが目立つ演奏で、特に木管楽器のヒトはコンディションが良く
なかったのかも知れない。
それでも、あれだけ手放しで大感動したというのは、私が若かったというだけではないと
思われる。
音楽は不思議だねえ。
ほとんどツルツルになってしまった庭。
せめて、道路際には何か植えようとローズマリーを買ってきた。
３種類（ノーマル？、ブルー、ハイセイ（這性？））売っていて、どう違うのかわからない
ので、全種類混ぜて買ってきた。
茂って欲しいのは勿論、美味しいことを祈る。
嫌いな方はゴメンナサイ。
年に数回発見する『ナナフシ』が玄関に。
この茶色いのと鮮やかな緑色のと、種類が違うのだろうか。
電車に乗るのは、本当に久しぶり。
昨年までは、お客さんガラガラの６両編成列車を平気で走らせていたＪＲも、さすがに
まずいと思ったのか、ワンマンの２両編成列車を導入。
昔、山登りに行ってた頃、こんな開閉ボタン付きの列車が走ってたね。
真の田舎（？）への仲間入り。
病室は、オーシャンヴューの広い個室。
贅沢。
検査自体は、麻酔の注射が痛いくらいで、一時間位で終了。
点滴なんて初めて。
なんだ、こんなものかと思ったのが甘かった。
詳細は書かない（書けない）けど、検査の術後経過が良くなくて
18：00位から明くる日の2：00位まで地獄の苦しみだった。
こんなの聞いてないよ。
でも、日跨ぎで一生懸命付き添ってくれた、キレイな看護師さん二人
とお医者さん二人には、本当に感謝。
ありがとうございました。
一夜明けて、まだ現実世界に戻れず、帰り間際たそがれる私。
みなさん、やっぱ健康第一です！！
酒を呑まなくなってから、就寝時刻がいつもの３時間後になった。
テレビのニュースもゆっくり視れるし、妻と話す時間も増えたので、まずはメデタイ。
この先どうなるのか。
午後からは、憂鬱極まりない二泊三日の検査入院。
大部屋が一杯で、分不相応な個室になってしまったので、海辺の病院でそれだけでも
楽しんでこよう。
行って来ます。
昨日、ヴァレーズのことを書いたら、無性に聴きたくなった。
ちょっと、久し振り。
やっぱ、凄い熱量。
こんな曲書いてたら、どう頑張っても長生き出来そうにない。
毎年楽しみにしている『武満徹作曲賞』。
今回は１位と３位の曲を放送。
私は３位のヤコブ・グルッフマン作曲の『ＴＥＨＯＭ』に強く惹かれた。
ＴＥＨＯＭというのは根源的なカオスのことらしくて、そう言われて聴けば完全に納得。
もの凄く聴き易くて、全く退屈しない。
これ、生で聴いたら痺れると思う。
昔のヴァレーズみたいな、音の洪水的な箇所でも完全に抑制が効いていて決して破綻しない。
お顔を拝すると、完全にイってしまっているヴァレーズとは違って、穏やかで理知的な方。
こういう曲が聴けるから、現代音楽はやめられない。
大ファンになってしまった。
東京フィルって、こんなに上手かったのね。
これまで避けていた、ソニー・ロリンズの代表曲。
ジャズに、暗さやクソ真面目さを求めるのは、オカシイというのは分かっていても、私には
そういう傾向がある。
能天気に心の底から憧れていても、絶対なれないのも分かり切っている。
計算され尽しているのだろうけど、ロリンズの明るさは昔から若干苦手だった。
有名曲だからね。
受けることを祈る。
入院するなら暇だろうと単純に考え、これまた短絡的に暇なら読書だろうと、ネットを彷徨
していると、なんと恩田陸の新刊を発見。
読むマンガと言っては大変失礼だけど、ともかくお話し的には滅法面白い『理瀬』シリーズ
１７年振りの新刊。
随分前に、あんまり聞いたことのない雑誌に細々と続編を書いていると聞いていたけど
もうすっかり忘れていたので、これは嬉しい。
結構好きだった憂理が死んでしまったので、覚醒した理瀬のダークな振る舞いが楽しみ。
開きたいのをグッと我慢。
テレビを視てたらサンサーンス特集が。
今年、没後１００年だったのね。
子どもの頃は誰でも好きな作曲家だと思う。
本人の性格が極めて悪かったと伝えられても、残した音楽は別物と考えたい。
詳しくは分からないが、最晩年には新しい音楽への関心がなくもなかったらしい。
とは言え、グラズノフがショスタコに文句を言ったのと同じようなことを、ラヴェルに言ってた
らしいので、表向きは落第。
ただ、私的には、リュリ、シャルパンティエ、ラモー等の校訂をしてくれたので、プラス６０点。
東京芸大に所蔵されていた譜面を見せてもらったのは、もう３０年以上前。
まるで昨日のことの様に思い出す。
この辺りで一番気持ちのイイ気候は、今頃の晴れの日。
海水温がまだ低いので、７月位まではとても爽やかな一日がたまにある。
ＭＲＩの検査結果もイマイチだったので、来週末は検査入院。
入院なんて生まれて初めて。
注射も死ぬほど嫌いなのに、イヤだねえ。
８、９月の演奏に影響ありませんように。
はやいのか、おそいのか、分からないけど、接種券が到着。
今のところ、選択肢は三通りあって、どうすればいいのか思案中。
ファイザーかモデルナかで迷うより、やっぱ時期のはやいものを優先した方が良いんだろうな。
諸事情あって、月曜から禁酒中。
４日経っても、別に特に呑みたいとも思わない。
禁断症状で、指が震えたり、ヘンなものが見えたりしないか楽しみにしていたのに、チョット
残念。
ラージコンボでもレパートリーにしている『On Green Dolphin Street』。
名盤は何と言っても、マイルス、コルトレーン、キャノンボールアダレイがフロントの
５８年のモノラル盤。
ところが、YouTubeで先頭にヒットするマイルス盤は、疑似ステレオ。
あぁ、ビックリした。
こんなのいつの間に売ってたんだろう。
ただ惜しむらくは、ポール・チェンバースが若干隠れ気味なのが悲しい。
ジミー・コブとのコンビは、史上最強だと今でも思う。
１階西側の洋室（妻の勉強部屋）のエアコンが死んだ。
妻はＮｅｔ上を探しまくって、お気に入りのダイキンを安価で見つけた様だ。
エアコンの下にはデカイ譜面棚があるので、工事までに一時移動しておかないといけない。
二人で持ち上げようとしても、全く動かない。
これでも所有譜面のごく一部なのだが、とにかく重い。
一旦中身を出さない事にはどうしようもない。
あぁ、くたびれた。
初めて使うホールでラージコンボの練習。
私はもうチョットデッドな響きの方が、練習には適していると思うけど。
昨年から、企画したコンサートは全て中止になってしまった。
見かねた（？）お世話になっているＳさんが、秋に主宰して招いてくれるという、ありがたい
お話を頂いた。
まあ、強制開催されるオリンピック後の世の中が、どうなっているかですな。
