来月、町内の小学校で吹く曲をピアニストのAさんが届けてくれた。
嫌な予感はしていたけど、やっぱ『栄光の架橋』はそのまま吹いただけでは
ゆずみたいには聴こえない。
ヤバイ、練習しないと。
もう一曲はパイレーツオブカリビアンの『彼こそが海賊』
聴くと吹くとは大違い。
修行が足りない、頑張ります。
来月、町内の小学校で吹く曲をピアニストのAさんが届けてくれた。
嫌な予感はしていたけど、やっぱ『栄光の架橋』はそのまま吹いただけでは
ゆずみたいには聴こえない。
ヤバイ、練習しないと。
もう一曲はパイレーツオブカリビアンの『彼こそが海賊』
聴くと吹くとは大違い。
修行が足りない、頑張ります。
最近ず~っと聴いているのが、60年代に録音されたフランス・ブリュッヘンの
ベームフルート時代のCD。
その後、トラヴェルソに持ち替えてからの演奏に負けず劣らずの名演奏だと思う。
最近メールでやり取りした、昔の兄弟弟子で、プロの古楽器奏者の国枝俊太郎さんも
ああいうのを聴いてしまうと、古楽器であるか無いかなんて全く関係なくなると言ってた。
そうだよな〜、いつもグダグダ楽器に拘っているのが恥ずかしくなってくる。
特にテレマンのパリ四重奏(右)は、あらゆる録音の中で一番好き。
やっぱ、横笛いいな~。
最近、全く触っていないベームフルートの練習もしようかな。
ここ数年、町主催で冬に行われていたチェンバロコンサート。
予定が合わず一度も行けてなかったのが、やっと出掛けられた。
平井み帆さんはCDを何枚も持っているし、阿部早希子さんはヴェスプロの
ソリストを務める程の、古楽も歌えてその他なんでも出来るスーパーソプラノ。
よくこれだけの人達を毎年呼べるよね。さらに無料でエライ。
プログラムは大変参考になった。特に前半。
田舎だからって、有名曲を並べることは一切無く、カベソン、フレスコバルディ
マリン等々の渋い曲が続いて、平井さんが補筆したドメニコ・スカルラッティの
ファンダンゴがラストという見事な構成。
当時のヒット曲『Con que la lavaré(何を使って洗いましょう)』は、涙が出て
来て困った。
何を使って洗いましょう?
私のこの顔を?
何を使って洗いましょう?
なんてみじめな私の暮らし
お嫁に行った人たちは
レモン水で洗ってるのに
私だけがひとりきり
憂いと悲しみで洗います
歌が上手いって無敵だ。
素晴らしかったけど、ホールの残響ゼロなのが悲しい。
こういうコンサートを毎年やってるってことは、役場に古楽好きなヒトがいるに
違いない。
売り込むか。
ブリュッヘンが亡くなって今年で4年。
18世紀オーケストラのホームページには、最後のコンサートの映像が
チョットだけ載っている。
私はYoutubeは必要ある時にしか視ないので、知らなかったのだが
そのラストコンサートの映像がリハも含めて1時間位アップされていた。
リハでは、ブリュッヘンが「音楽はハーモニー、メロディー、リズム
だけど、大切なのはリズム、リズム」とか「装飾音はオンビートで」
とか極々まともなことしか言ってない。
ラモーの『Les Indes galantes』をゆっくり聴けて、何だか本当の
お別れが出来たような気がした。
合掌。
丘を降りて買い物に行く途中のスギ。
東京に居る頃は、2月中旬から桜が散るまで、大袈裟ではなく半死半生の
花粉症にやられていた。
引っ越してからはパタッと症状が収まって、軽くクシャミが出るくらいで
日常生活を脅かすことはなくなった。
でも、今年の花芽は凄いな。
この道、歩くのやめた。
楽器棚でテナーのリガチャーを探していたら、C管のティンホイッスルを
発見(赤い方)。
あれ、こんなの持ってたんだ。
EbとGは買った記憶があるけど。
吹いてみると、あまり良い状態でなくて、ホイッスルの一般的な弱点満載の
イマイチな楽器だった。
でも、これで吹けるキーが増えて良かった。
一番上のCがもうチョット安定して出てくれれば楽なんだけど・・・。
妻が誕生日プレゼントにラフロイグを買ってくれた。
スコッチ好きの何割かはアイラに行き着いて、中でもラフロイグ信者に
なってしまう。
私もそうである。
全スコッチの中で、最もエゲツナイ(褒めてます)このウイスキーの魅力に
はまると他のモルトが物足りなくなってしまう。
ただ、ハイランド等の繊細な酒を楽しむ機会が減ってしまうのが悲しい。
あ〜ぁ、昔は安かったのにねえ。
天気予報に反して結構な降雪量。
この辺りは雪に滅茶苦茶弱い。
地盤が弱いので、山の中ではちょっと雪が降るとすぐに倒木が発生して
それと共に崖が崩れる。
町は復旧の予算をどのように積算しているのだろうか、大変だよな。
今週の古楽の楽しみはベルギーの音楽その2。
ベルギーっていうか、まあフランドルの雄ジョスカンから。
やはり信じ難い名曲。
最近のライブらしいネーヴェルの演奏も2重マル。
私は好きな作曲家を3人と言われれば、バッハ、モンテヴェルディ、ジョスカン
と答えてしまう。
あと初めて聴いて感動したのが、ジョン・ブルのインノミネ。
フィッツウィリアムヴァージナルブック中に名曲を残したこのヒトは、素行が悪く
イングランドに居られなくなって、大陸に逃げてきた。
インノミネの定旋律が沁みる。
朝の番組には平野早矢香が出演。
柔らかい表情で、とてもキレイでなんだかホッとした。
女子は、伊藤、平野が勝ち上がって、午後の決勝は視聴率凄いだろうね。
大ファンの石川佳純が、全く伊藤の相手にならなかったのが悲しい。
さあー、今日は夕方までテレビの前から離れられない。
玉村豊男、久しぶりの新刊『病気自慢』
学生時代からのファンで、おそらく全著作を読んでいると思う。
そうか、玉さんも70過ぎて超健康体でいられる訳ないよな。
一度は行ってみたかった信州のお店に、是非足を運ばなければ。
曲も出揃ってきたので、譜面書きをはじめるのと共に楽器の点検も。
私は歌の伴奏時には、特にリクエストを頂かない限り、基本的にテナーしか
使わない。
なんとなく、声域よりも高い音を出されるのが嫌だというヒトが多いみたい。
また、テナーっていうのはアルトと違ってサブトーンがとても際立つし、同じ
セッティングで色んな音を出せるところが他のサックスより有利。
とは言え、歌伴の時以外は手にしないので、事前点検と最低限のリハビリは
必要になる。
頑張ります。
今週の古楽の楽しみは『12世紀から14世紀の中世フランス音楽』
関根敏子さんが担当かと思ったら今谷和徳さんだった。
昔はよく聴いたこの辺りの音楽も、最近は殆どご無沙汰。
ただ、単旋律だった音楽へ新たな声部を加えてポリフォニーの礎を築いた
オルガヌムやその発展形のモテトゥスを書いたというのは、考えてみれば
物凄いことだよね。
懐かしいアンサンブル・ジル・バンショワやアノニマス4の歌声が沁みまくる。
主催の方から連絡頂いて、サントリーホールでの演奏曲目の一部を確認。
吹いたことない曲もあるけど、まあ大丈夫そう。
問題は楽器で、フエとサックスはともかく、ティンホイッスルがほぼダイア
トニックな楽器だというのをナカナカわかってもらえないのが辛い。
半音は使えません。
はやくキーが知りたい。
録音しておいたジャズトゥナイトは、ドイツのギュータースローで最近
行われるようになったジャズ祭のライブ。
ギュータースローっていうのは昔務めていた会社の本社があるところで
ド田舎だと聞いていたけど、数年前に立派なホールが完成したらしい。
そんなことはどうでもよくて、児山紀芳がリリカルの極致とか言ってた
エンリコ・ピエランヌンツィとかは困るけど、その他の演奏は本当にどれも
素晴らしい。
やはりヨーロッパのベーシストは、みんな超上手い。
ロ〇・カーターみたいに音痴な人は一人もいない。
ゴリゴリのフリーも聴いてみたかった。