先週末、東京へ出かけた際、特急車中で雑誌の『コルトレーン』の記事を読んだ。
ジャズ好き、サックス吹きとしては、このヒトへの感情はナカナカ複雑である。
カメラ目線の写真はあまりなくて、見かけだけでなく音を聴いても、あまり幸せ
そうな人には見えないが、読んでて驚いたことがあった。
笑っている写真があるそうで、歯が1本おきに抜け落ちていて、半分しか
なかったそうである。
そりゃ、辛いよ、よく吹けたねえ。
肝臓ガンで早死にしてしまったが、せめてあと10年生きていたら、あのフリーの
先にはどんな音楽があったのだろうか。