20年くらい前、テーナーサックス用のベルグラーセンメタルマッピを
購入した。
ところが、附属のリガチャーがダメダメで、銀座のヤマハでBG社の
ソプラノ用リガチャー(左、当時はブラック)を買った。
後に同型製品でレッドがあるのを知って、赤好きの私は即購入。
しかし、在庫がなくて、到着するまで1年掛かった。
ウ~ン、ゼナ。
ラバー用も買おうとポチると、これも半年くらい待って先日やっと到着。
赤は需要がない?
20年くらい前、テーナーサックス用のベルグラーセンメタルマッピを
購入した。
ところが、附属のリガチャーがダメダメで、銀座のヤマハでBG社の
ソプラノ用リガチャー(左、当時はブラック)を買った。
後に同型製品でレッドがあるのを知って、赤好きの私は即購入。
しかし、在庫がなくて、到着するまで1年掛かった。
ウ~ン、ゼナ。
ラバー用も買おうとポチると、これも半年くらい待って先日やっと到着。
赤は需要がない?
二日も続けて申し訳ない。
バードなんて、本当に久し振りに聴いたもんで嬉しくて。
ヘンリー8世の滅茶苦茶な生き方に翻弄されて、本来カトリックであった
バードは、表面上はイギリス国教会の英語歌詞の音楽(Great Service)を
書きながら、当局に目を付けられてもラテン語のミサも書き続けた。
凄い。
Great Serviceもイイけど、やはりミサやAve verum corpusが最高。
午後には、全部聴き直してみよう。
忙しかったのが一段落して、やっと音楽が聴ける。
先週の古楽の楽しみは『イングランドに響く音楽』、いいねえ。
イギリスは、百年戦争→バラ戦争のおかげで、大陸に比べて音楽の発展が
遅れてしまった。そこがイイんだけどね。
おそらく中世末に纏められたと思われる『オールドホール写本』は
本当に泣ける。
英リコーダー界の碩学ローランド・ジョーンズが、この頃のヨーロッパ
音楽について、ドイツはやや四角ばっていて外交的、イタリアは曲線的
あるいは感情的、イギリスは上品だけど陰気と言っていたのを思い出した
(間違っていたらゴメンナサイ)。
バラ戦争が終わって、チューダー朝の頃に、タヴァナーが登場する頃が
イギリス音楽の頂点の一つだったと思うよね。
当時は深く考えなかったけど、世界史をやらされて本当によかったよ。
ラージコンボは連日で本番。
かつ、今年最後の本番。
夜は市立ビックバンド。
来年の本番まで、残りの練習は3回。
なのに新曲の嵐。
頑張るけど。
ラージコンボで、八街市の『ドギーズアイランド』で演奏。
山の中に、こんな浮世離れした施設があったのかとかなりビックリ。
寒かった。
ゆっくり遊びに行きたいかも。
伝説のマッピ、『ブリルハート』の一部モデルが復刻。
ブリルハートと言えばサンボーン。
私も淡い期待を持って吹いたことがあるけど、当然あんな音は出ない。
?なのが価格。
スタンダード版は、1万5千円強。
ウ~ン、安すぎないか。
まあ、アルトメインだろうし、100%手は出さないけど、気にはなる。
日曜の昼は、ラージコンボ。
ラッパのKさんはフリューゲルを新調して、満面の笑顔。
キレイな楽器。
デザイナーMさんのロゴ候補。
どれも、イイ。
夜は、市立ビッグバンド。
先週購入した『YUKIHANA』マウスピースは絶好調。
これぞジャズの音ってカンジ。
当分、これをメインにします。
買って本当に良かった。
ただ、ピンチも。
はじめて吹く、ゲストヴォーカル、キャロル山崎さんの曲にショートソロ
が3ヶ所出てきて、Ⅱ→Ⅴ→Ⅰ満載のモダンなコードで嬉しいけど、超ハイ
スピードで、苅込さんに若干リズムアウト気味とご指摘頂いた。
御意。
頑張ります。
最近、雑誌やYouTubeで話題のマッピ。
沖縄のメーカーなのにYUKIHANA(雪花)というネーミングで中国製。
怪しさ(失礼)満載だったけど、好評価で極めて安価なのでポチッ。
これは当たりです。
吹き易いのは評判通り。
それより、素晴らしいのが音色。
好みはあるだろうけど、どのリードで吹いても気持のイイ雑味が混ざる。
フツーに吹いてもサブトーンみたい。
チョッピリ付いているバッフルがなければ、もっとシブイ音色がと思うと
実に惜しい。
ただ、メインのV16と比べると若干ピッチが悪い。
でも、どちらをメインに使うか微妙なところで、嬉しい悲鳴が。
中華マッピ恐るべし。
国枝俊太郎さんに誘って頂いて、『笛と弦の邂逅』というお洒落な
タイトルのコンサートへ。
俊太郎君のコンサートへ行けたのは何年振りだろう。
ていうか、久々に古楽の演奏会に行けて妻共々感動。
俊太郎君のフエの素晴らしさは勿論、リュートにぞっこんの私は、お初の
秋山幸生さんのテオルボにドはまり。
大好きなRobert de Viséeの組曲が究極の素晴らしさ。
涙がちょちょぎれたのを、隣の妻にばれなくて良かった。
ヴァイオリンが代表格だと思うけど、撥弦楽器全ては、生で聴かないと
魅力が伝わらない。
テオルボの様な大型リュートは特にそうで、録音では伝わらない香気が
たまらない。
イイモノ聴けました。
夜は年イチ位で行く、銀座のイタリアンへ。
シェフが変わったらしいけど、相変わらず美味い。
店員さんは外国人で、外の道路を歩いているのもほとんど外人。
気分だけでもヨーロッパ。
東京へは滅多に来ないので、妻はウィークリーマンションを借りて銀座で
豪遊したいと言い出す始末。
一回くらいはイイかも。
通常、レッスンで使っている教則本は、前半がデュエットで後半はソロの
技術的な練習曲になっている。
前半を終了した生徒さんには、好きな曲(主にバロック)をレッスンして
いくのがいつものパターン。
先日、前半をクリアした生徒さんは、後半もやりたいということなので
そうすることに。
後半の中には、ブリュッヘンが出版してくれたおかげでメジャーになった
シックハルトの曲も混じっている。
この楽譜の前書きでは、シックハルトのことを『one of the many minor
composers of the late Baroque(バロック後期に輩出した群小作曲家の
一人)』として、さらに『today,in our varied musical world there is room
for such a composer(今日の多様な音界の世界では、彼の様な作曲家も
1つの席を与えられる)』と若干身も蓋もない記述が。
でも、普段触れることのない、これだけ調号の多い調を演奏出来るのは
妙に自虐的(?)な快感もあって、捨てたモノではない。
頑張ってください。
Youtube視聴は、自主規制しないとキリが無くなってしまうので、日々必要
最小限を心掛けている。
ところが、昨日、宮本文昭が出演している『タモリ倶楽部』の映像を
見つけた。
実演は、一度だけ船橋の市民会館で聞いた(大学1年の頃?)。
モーツァルトの協奏曲だったのに、あまり良く覚えていない(涙)。
印象に残っているのは、その10年後くらいの出来事。
当時、渋谷から六本木を経て新橋までのバス路線があった。
そのバスに乗った特、宮本文昭がすぐ近くに座っていて、連れのヒトと
話していた。
というか、一方的にひとりでマシンガンのようにしゃべっていて、かなり
驚いたのを鮮烈に覚えている。
これまた、内容に付いては微塵の記憶もない。
実家には、彼のケルン時代のライブ録音をエアチェック(死語)した
カセットテープがまだあると思う。
マーラーの9番が絶品だった記憶が(当ってる?)。
心身共に低空飛行の今日この頃。
録音しておいたドメニコ・スカルラッティの『悲しみの聖母』を。
私はキリスト教徒ではないけど、スターバトマーテルは、中世ヨーロッパ
の詩の中でも最もココロに突き刺さる内容で、ペルゴレージをはじめ有名
曲が目白押し。
ドメニコ・スカルラッティは、短い鍵盤曲ばかり有名な中、数少ない宗教
作品はどれもピカイチ。
今回の『ソロモンズ・ノット』の演奏は本当に大変素晴らしい。
あぁ、オレはやっぱ、この頃の音楽が好きなんだなあ。
『らじる☆らじる聞き逃し』でまだ聴けると思うので是非。
参考までにガーディナーの演奏を↓↓。
(2192) スカルラッティ 「スターバト・マーテル」 ガーディナー Scarlatti : Stabat Mater - YouTube
クルマの中で、随分前に録音しておいたNHKFMの『ジャズトゥナイト』を
聴いていると、ルーベン・ウィルソンのオルガンが。
司会の大友良英さんが、放送するのはおそらく初めてと言ってた。
ファンキーなジャズが大好きな妻は大喜び。
私も嫌いじゃないけど、ずっとこればかりでは若干困る。
このヒトも昨年亡くなったのね。
昨日の市立ビッグバンドは残念ながら欠席。
ただ、来年のゲストヴォーカル、キャロル・山崎さんが歌う予定の曲を
練習したようで、情報を送って頂いた。
ウ~ン、さすが一流のプロ。
選ぶ曲が超お洒落。
楽しみ。
ルー・ドナルドソンが亡くなった。
98歳!!
アリゲータ・ブーガルーの脱力感に惹かれなかったヒトはいないと思う。
でも、真似が如何に難しいかを実感したヒト(含私)も多いかも。
ロイ・ヘインズも。
99歳!!!。
長命だけあって、様々なジャズジャイアンツと共演した傑物。
大好きなポール・チェンバースとも気があったのかな。
合掌。
今月はこのヒト。
お兄さん(ハンク・ジョーンズ)、弟(エルビン・ジョーンズ)と共に
超ビックネームで、他にもこんな人いるのか。
理知的で、ソロも考え抜かれたような隅々まで磨かれたプレイが光る。
後のサドメルバンドを聴いて、ジャズの道を諦めたというヒトのハナシも
聞いたことがある。
癌で、三兄弟の中では一番早死にだった。
あと10年生きていてくれればねえ。
べイシー盤とは全く違う『パリの4月』が染みる。