御宿を舞台にした小説と言えば、乙川優三郎の『トワイライト・シャッフル』。
10年位前(?)に読んだ、シニカルな部分も多い短編集だった。
今回の『房総グランオテル』は、まるで映画の脚本の様で極軽い内容。
ハッピーエンドで良かった。
ハナシの内容はともかく、風景や食べ物の描写が素敵。
本当にイイ街に引っ越してこられて幸せ。
御宿を舞台にした小説と言えば、乙川優三郎の『トワイライト・シャッフル』。
10年位前(?)に読んだ、シニカルな部分も多い短編集だった。
今回の『房総グランオテル』は、まるで映画の脚本の様で極軽い内容。
ハッピーエンドで良かった。
ハナシの内容はともかく、風景や食べ物の描写が素敵。
本当にイイ街に引っ越してこられて幸せ。
大嫌いなJASRACが、ヤマハ音楽教室へ潜入調査を行っていた事件。
もう三年前なのね。
その『事件』を題材にした小説があるというので、さっそく取り寄せた。
やりきれない内容が続いていく後、ラストは救いがあってホッとした。
死ぬときに後悔したくないと『全日本音楽著作権連盟(!!)』を辞めた
潜入調査をしていた主人公。
でも、現実は違うんだろうなあ。
あの裁判、どうなったのか。
昨日の映画に小道具として使われていた『星の王子さま』
本当の子供の頃は、全く理解できなかった。
ずっと放っておいて、やっと腑に落ちたのは高校生の頃。
昔から涙脆かったのか、泣いてしまったのを今でも覚えている。
もう30年以上(もっと?)読んでいない。
引っ越してからあまり本を読まなくなった。
東京に居た頃は、完全な活字中毒だったのに。
昨年まで一緒に楽器を吹いていたWさんが、この本をSNSで紹介していた。
この表紙の絵、船橋駅じゃね。
何年か前、吉本ばななの『ふなふな船橋』を読んで、あまりに実家の近くが舞台だったので
びっくりしけど、この小説は如何に?
楽しみ。
久方振りに恩田陸。
ちょっと長すぎか。
憂理を死なせてしまったいうことは、もう登場することないのね。
理瀬より好きだったのに残念。
なかなか辛い場面の連続だったけど、悲しいのは4人の内私が誰に最も近いかと
考えると蒔生だな。
土曜までは、テナーの点検と練習。
アンネットさんに迷惑掛けないように頑張らねば。
恩田陸11冊目。
ほとんど全てにオチがある、このヒトにしては珍しい一冊。
理瀬のブラック度がさらに増すのを望みます。
東京では桜が満開かとテレビから流れてくるのに、昨年植えた我家の染井吉野は
蕾の先が僅かピンク色になったくらい。
やっぱ、土の見えない都会にはもう戻れないね。
恩田陸10冊目。
珍しく全てのオチが付く。
どうも、私はハッピーエンドを望む凡庸な読者だということに今頃気が付いた。
でも、ダークなラストは今後の展開が楽しみ。
年少の読者には、人が死に過ぎかな。
恩田陸8冊目。
また解決のないハナシ。
さすがにチョット慣れてきたかも。
でも、ブランコのハナシは無理があるような気が・・・。
久々に聴いたBGMにしていたメンデルスゾーンの弦楽のためのシンフォニアが
名曲揃いで驚いた。
バッハにはまってたのが聴いただけでわかるけど、こんなすごい曲を12、3の
子供が書いたというのが凄い。
久しぶりに恩田陸7冊目。
トリック的にはあまりパッとしてないけど、一応落とし前もついてその点は
ホッとした。
このヒト、女のコを書くのが滅茶苦茶上手い。
それにしても香澄を事故で死なせるって。
遅かれ早かれってことか。
残酷なハナシだけど読めて良かった。
映画化したらそれぞれの役を誰が演じるのかしばし妄想。
男2人は思い浮かぶけど、女のコは難しいねえ。
玉村豊男、久しぶりの新刊『病気自慢』
学生時代からのファンで、おそらく全著作を読んでいると思う。
そうか、玉さんも70過ぎて超健康体でいられる訳ないよな。
一度は行ってみたかった信州のお店に、是非足を運ばなければ。
恩田陸4~6冊目。
3部作、進めば進むほどダメかなあ。
光の帝国はイイ短編集だと思ったし、蒲公英草子もまあ楽しめたけど。
でもでも、エンドゲームは、ラストをもうチョット何とかして欲しかった。
あと3冊手元に未読文庫があるけど、少し間を空けよう。
人間ドックの待ち時間に読もうと買っておいた、恩田陸3冊目。
途中までは滅茶苦茶面白かったけど、謎はナゾのまま終了。
それでも良しとするヒト(≠私)じゃないと奨められませんな。
せめて、野犬と竜巻については説明が欲しかった。
それにしても、とびきりの美人で、犯罪者体質の塊の様な女の子が怖い。
こういう子、いそうだ。
恩田陸、2冊目。
イイトシして、こういう内容にまだ共感出来るんだなとちょっとビックリ。
ラストがとても素敵。
録音しておいたエッシェンバッハのブラームス3番。
3楽章、今にもとまりそうな遅さ。
私の好みとは対極の演奏だけど、ここまでやればそうですかと言うしかない。
エッシェンバッハってピアノはイイと思ったこと一度もないけど、破綻寸前まで
追い込む終楽章共々大変面白かった。
それにしても、N響って上手いねえ。